データのポータビリティについて、必要になるまで考えないという人が多いのではないでしょうか。しかしながら、Web上の記事や商品の注文情報など、多くのデータはデータベース上に存在しており、それらの情報のインポートやエクスポートが容易ではないことも多々あります。
WordPressの場合、プラグインを使うことが優れた解決法となります。以下、データのインポートやエクスポートに便利なWordPressプラグインをご紹介します。
1.WP All Import
WP All ImportはWordPress向けにつくられていないCSVやXML(顧客が作成したものや、他のCMSからのファイル)をインポートすることができるプラグインです。ファイルの形式が決まっていないため、通常なら時間がかかる作業を簡単に行うことができます。動揺にエクスポート用プラグインもあります。
2.WP Ultimate CSV Importer
配列形式のデータ(投稿、ページ、コメント、ユーザー、カスタムフィールド、SEO情報など)をインポートすることができます。エクスポート用プラグインもあります。また、URLから画像をインポートすることも可能です。
3.Import Users from CSV with Meta
もしインポートしたいユーザーデータ量が多い場合は、このImport Users from CSV with Metaが役に立ちます。新しいユーザーデータのインポートのみでなく、既存ユーザーデータの更新も可能です。
4.Customizer Export/Import
オプションの多いテーマを使用している場合、WordPress Customizerでテーマを再度設定することは骨の折れる作業ですよね。
Customizer Export/Importは他のサイトから設定をエクスポート/インポートすることを可能にするため、作業が簡単になります。
5.Export All URLs
すぐにあなたのWordPressサイトの全タイトル、URL、カテゴリーが必要ですか?Export All URLsを使うと、対象情報をリストアップしたページがウェブサイト上に作られます。データをエクスポート、タイプごとにカテゴライズすることも可能です。
6.Simple CSV/XLS Exporter
Simple CSV/XLS Exporterでは、エクスポートするデータを細かく指定することができます。例えば投稿タイプや指定のフィールド、ユーザーIDなどから指定が可能です。
ご紹介したプラグインを使うことで、WordPressのデータをよりポータブルにすることができます。結果、デザイナーにとってもサイトのオーナーにとっても管理が簡単になるでしょう。
※本記事は、10 WordPress Plugins for Importing and Exporting Dataを翻訳・再構成したものです。