せっかく思い付いたアイデアでも、実際に仕事につかえるのはほんの一握りです。
メモのまま終わらせずに、活用できる方法をご紹介します。
1.締め切りをつくる
自分で思っている以上に使える時間というのは多いものです。寝かせっぱなしのアイデアがあるのなら、自分の中で期限を決めて、形にできないか検討してみましょう。本当にやるべきことを見直すきっかけにもなりますし、使えなさそうなアイテムはこれを機に手放してみましょう。最終的にそのプロジェクトに時間と手間をかけて、予定の期間内に仕上げるだけの価値があるのか決めるのはあなたです。難しい判断かもしれませんが、自分のスケジュールを見直して吟味してみてください。
2.他のアイデアと組み合わせる
ひとつひとつは大したことのない小さなアイデアというのは1日にいくつも浮かんでくるものですが、そうしたアイデアが思いがけない組み合わせ方や合わせ方で活用できる場合があります。時間がなくても組み合わせて一つのプロジェクトにまとめてしまうことも可能です。こうしたアイデアを組み合わせる手法は良く知られているブレインストーミングのテクニックのひとつで、新しい思考回路をつくるきっかけにもなります。
3.知り合いに譲る
近いうちに活用できる見込みがないアイデアを、知り合いに譲るのも一つの手です。自分より相手の方が必要としている場合もありますし、あなたの力をほんの少し貸すことで新しいつながりが生まれるかもしれません。あなたのアイデアを相手が同じように解釈するとは限らないので、思い切って共有してみてはどうでしょうか。
4.使わずに次に進む
時には使えないものは使えない、と潔く諦めることも必要です。昔のアイデアにしがみついて、今の自分の創造力の足を引っ張るようでは本末転倒です。時間が経ってはじめて、そのアイデアがたいしたものではなかったことに気付く場合もあります。これは実際によくあることですが、見方を変えれば、それだけ自分のセンスや能力が向上している証ともとれるでしょう。
おわりに:何にせよ、行動あるのみ
アイデアは行動に移さなければ意味はありません。組み合わせるにせよ知り合いに譲るにせよ、ため込みすぎずに上手く循環させることが重要です。たとえ最初は使い道が見えなくても、ジグゾーパズルで試行錯誤するように、ピースをあれこれ組み合わせたり混ぜたりアレンジしたりして、創造力を高めていきましょう。
※本記事は、What To Do With All Those Spare Creative Ideasを翻訳・再構成したものです。