2015年にスマホの普及率がガラケーの普及率を上回りました。それに伴って、スマホでネットショッピングを楽しむ人が増えていますが、閲覧方法や文字入力の方法など様々な違いがあるスマホとPCでは、ネットショップの利用方法にも違いがあるのでしょうか?
これを調べるため、EC業界特化型メディア「ECのミカタ」を運営するECのミカタが「ネットショッピングの利用端末・アプリ」に関する調査を実施。その結果を発表しました。
調査概要
・機関:2016年11月4日(金)~2016年11月6日(日)の3日間
・対象者:20歳~39歳の全国の男女400人
(年に1回以上スマホもしくはPCを使用してネットショッピングをする人)
・調査方法:インターネットリサーチ
「ショッピングアプリの利用」や「商品の検索/購入のタイミング」などについて質問した結果が以下のように発表されています。
ショッピングアプリのダウンロードによって利用頻度は変わる?
ショッピングアプリについては、「ダウンロードしていない」という人は13.5%となり、86.5%の人がショッピングアプリをダウンロードしていることが分かりました。
ショッピングアプリをダウンロードした前後で、ネットショッピングの利用頻度に変化があったか聞いたところ、最も多かったのは「変わらない」42.0%。次いで「利用頻度が上がった」37.0%となりました。性別で見ると「利用頻度が下がった」という回答で男性11.0%、女性4.0%と差が出る結果になりました。
よく利用するショッピングサイトは?
よく利用するショッピングサイトを聞いたところ、以下のような結果に…。男女ともにAmazon、楽天市場の2大オンラインモールの根強い人気が伺える結果となりました。
第1位「Amazon」75.3%
第2位「楽天市場」67.0%
第3位「Yahoo!ショッピング」29.0%
ネットショッピングで商品を検索するタイミングは?
ネットショッピングで商品を検索するタイミングを聞いたところ、最も多かったのは「就寝前」。次いで、「休日(午後)」「休日(夕方)」となりました。
第1位「就寝前」51.8%
第2位「休日(午後)」45.0%
第3位「休日(夕方)」44.8%
また、商品を購入するタイミングでは、最も多かったのは「就寝前」46.5%、次いで「休日(夕方)」38.8%となりました。
スマホで寝る前に検索している!?
就寝前に商品を検索すると回答した人を利用端末別・性年代別に見ると、最も多かったのは、以下のようになり、スマホの利用が目立ちます。
第1位「スマホ・30代女性」70.0%
第2位「スマホ・20代男性」64.0%
ネットショッピングでスマホを利用する理由として30代の女性は「場所を問わずにほしいものを調べられるから」「ベッドに横になった状態や移動中にも使えるから」などと回答しており、就寝前のべッドの中などでネットショッピングを楽しむ消費者が多いという実態が浮かんできました。
その他、調査の詳細情報は以下のページからダウンロードできます。
「ネットショッピングの利用端末・アプリに関する調査」
https://www.ecnomikata.com/knowhow/detail.php?id=12278