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【調査結果】6000人のフリーランサーに聞いた、お金・魅力・将来についてのこと。

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アメリカでは、フリーランサーは今や三分の一の労働力を占めるほど社会にとって欠かせない存在になっています。

今回の記事では、ウェブ開発のフリーランサーとして長年働いてきたQuincy Larsonさんが、米国の6000人以上のフリーランサーにアンケート調査を行った結果をご紹介します。この調査はフリーランス協会とUpwork(海外の優秀な人材に直接依頼することができるクラウドサービス)が行ったものです。

以下、Quincyさんの記事を翻訳・再編集したものです。
 

 

同じフリーランサーでも様々な働き方がある

まずは、過去12ヶ月間の中でフリーランスの職を得た5500万の人々をいくつかのグループに分類してみます。

35%の方々は個人プレーヤーのフリーランサーです。普通の会社員と同じように会社(契約)のために働きますがサラリーマンと違うところは契約量によって働く量が左右されます。

28%はサイドビジネス感覚でされている方々です。彼らはフルタイムで働き、ポケットマネーを得る為にフリーランスの仕事をしています。例えばよく結婚式場にいるカメラマンはサイドビジネスの方が多いです。

25%はアルバイトとして活動されている方々です。彼らはサラリーマンとして働き、さらにフルタイムに活かしているスキルをアルバイトとしても活かしています。あるデザイナーは正社員として自身の勤務する会社で働き、週末は友人のためにお手伝いをしているそうです。

7%の方々は一時的に活動されているフリーランサーです。多くの方々は人材派遣会社を介して短期作業しています。

7%はフリーランスを本業とする個人経営者です。営業スキル、評判、専門知識のレベルに応じて中にはフルタイムの従業員より多くのお金を得ている方もいます。

 

おおよそ半数のフリーランサーは今活動しているフリーランスを辞める気はないそうです。常勤しているフリーランサーの勤務時間は週36時間程度で、アメリカ人サラリーマンの平均労働時間(週47時間)をはるかに下回ります。そして79% のフリーランサーはサラリーマンよりもフリーランスの方が働きやすいと言っています。63% (2年前は53%でした)のフリーランサーは自身が取り組んでいる業務が魅力的だといいます。

また、半分以上のフリーランサーは以前より収入が増えたという調査結果があります。
 

 

フリーランサーが仕事を見つける方法とは?

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多くのフリーランサーは、自身の人脈を通じて仕事を見つけています。上のグラフは、フリーランスがどのように仕事を見つけているのかをグラフにまとめたものです。

 

(上から)

友人や家族から

専門分野の人脈から

ソーシャルメディアから

インターネット広告

インターネット求人サイト

フリーランス求人サイト

過去のフリーランス経由

新聞紙から

前職から

専門分野のフリーランス求人サイト

雇用機関から

経済に関するサイトやアプリから

その他

 

半数のフリーランサーはここ1年で需要の増加に恵まれ、わずか9%のフリーランサーは縮小しました。

その結果、半数のフリーランサーが賃金の引き上げをし、そのほとんどのフリーランサーは次年度にはもう一度賃金を引き上げる予定だそうです。

 

 

クライアントが仕事を頼みたくなるフリーランサーとは?

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クライアントがフリーランスを採用する理由についての調査をご紹介します。

 

(左から)

他ではなかなかみつけることができない特別な技術を持っている

競合と比較すると料金がお手頃

豊富な経験があり複数のクライアントがいる

長年の仕事の実績から、揺るがないスキルを持っている

ある分野での専門家で、自宅内で出来る作業を行う

自社従業員よりその技術に優れている

 

フリーランサーは、自身の将来をプラス志向に考えています。というのもほとんどの方は、フリーランスとして働くことによって自身のキャリアを向上させていると信じているからです。
 

 

フリーランサーにとって必要な営業スキル

私はフリーランサーとしてウェブ開発の業務に携わってきました。単純に実務をこなすのは簡単なことです。

フリーランスにとって本当の挑戦というのは、合理的なクライアントをいかに自身のペースに持っていき契約を締結できるかというプロセスだと思っています。あなたがフリーランサーとして成功をしたいのなら、実務に功績を残すだけではなく、顧客から見て実に良いフリーランサーであることが求められます。

そのためには、営業スキルは誰もが学ぶべき必要があると思います。いかにクライアントを説得するか、というスキルはフリーランサーにとって特に求められるスキルです。

私はこれまで営業のスキル開発に関する本をこれまでたくさん読みましたが、ほとんどの本が実用的なものよりメンタル面にフォーカスしたものでした。今まで読んだ本の中でもとてもよく研究されていて実践的な本だったのが「To Sell is Human」著者ダニエル・ピンクです。ぜひご一読ください。

 
 

この記事は「6,000 freelancers talk about money, happiness, and their hopes for the future」を翻訳・再編集しています。

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