リコー製全天球カメラ「RICOH THETA」を活用したアプリケーションやガジェットを募集した『RICOH THETA x IoT デベロッパーズコンテスト』にて「IoT時代にふさわしいイノベーティブな作品と評価」され、最優秀賞を受賞したのがこちら。
音声の方向を検知し、話者を特定して連動した画面の中央に映し出すシステムで、テレビ会議の際などに会議テーブルの中央に置けば、離れた場所でモニターしている人たちは、話をしている人の顔を見ることができます。複数人が同時に発言している場合は、発話者がコマ割で映し出されます。
また、操作する人が任意で会議室内をぐるりとモニターすることも可能です。
うっかりあくびをしたり内職したりもできませんね。
「聖徳玉子(しょうとくたまご)」と、おおよそIoTっぽくない名前ですが、名前の意味する機能はよく現していますよね。
昨今は国内や海外の支社から集まったメンバーがWEB上だけでつながり、ひとつのプロジェクトを顔を合わせないまま進めていくことも少くないだけに、“顔を見ながら会議できる”という需要はけっこう多いのではないでしょうか。
こちらの作品は、いまのところ製品化はされないようで、システム自体は無償で提供されており、活用可能とのことです。詳細は以下のURLからどうぞ。
インフォコム株式会社 聖徳玉子:https://lab.infocom.co.jp/2016/08/theta.html#more