目立つロゴをデザインするのはなかなか骨の折れる作業ですよね。
今回は、人間の知覚方法「ゲシュタルト心理学」をベースに、目立つロゴに必要な要素をまとめたインフォグラフィックがありましたので、ご紹介します。
「近接」「類似性」「補完」「連続性」「空白との関連性」がキーワードです。
▼ 近接
一つ一つのオブジェクトが遠すぎると、人は別々のものだと認識するので、インパクトがありません。オブジェクトは接近して配置し、一つのグループとして視覚されるようにしましょう。
▼ 類似性
人はオブジェクトの一つ一つの要素を無意識に関連付けようとします。オブジェクト同士が似たものであるほど、一つのグループとして視覚されやすくなり、インパクトは大きくなります。
▼ 補完
目が線を追うという意味で「連続性」と似ていますが、人は重要な線さえ見えていれば、脳が勝手に空白を補完するようになっています。この特徴を利用することでシンプルかつ印象的なロゴになります。
参考
画像引用元: Trixel Media
▼ 連続性
人は一度目でオブジェクトを捉えると、別のオブジェクトにぶつかるまでそのオブジェクトを目でなぞります。連続性のあるオブジェクトを作ることで、目が離せないオブジェクトになるでしょう。
▼ 空白との関連性
ロゴ制作において、オブジェクトとその周りの空間の関連性を考えることは重要です。空白に意味を持たせ、違和感を持たせることで面白いデザインになることもあります。
参考
画像引用元: Wikipedia
以上になります。
決して全ての要素を詰め込んだものがいいというわけではなく、自分のデザインに取り入れられそうなら試してみてはいかがでしょう。
この記事は「Gestalt Principles in Logo Design – Infographic」を参考にしたものです。