「言い訳する人は成長しない」と言いますし、きっとその通りなんだと思います。
でも湯気が立ちそうなほど怒り心頭のクライアントを目の前にした時、「なるほど。それは完全に私のせいですね!」と言うことで、不必要な燃料を再投下してしまうこともあるものです。
そんな時、とっさにナイスな言い訳が出てくる「言い訳力」のある方にこの記事は必要ありません。でもとっさに思いつかないという方は、言い訳の引き出しを作っておいてもいいかもしれませんよ?
「インスピレーション」に関する言い訳
1.アップルならこうします。
2.これはマテリアルデザインのやつです。
3.○○はこうします。彼らには500万のユーザーがいますよ。
4.みんなこうしているから、こうしましょう。
5.みんなこうしているから、やめましょう。
「デザイン」に関する言い訳
6.何か違うことに挑戦したかったんです。
7.あなたが見ているのは古いバージョンだと思います。
8.チームはこのデザインが好きなんです。
9.スターバックスで一緒にソファーに座っていたおじいさんはこのデザインを好きだと言ってくれました。
10.機能か見た目どちらかなら。両方は無理です。
「アニメーション」に関する言い訳
11.自分のスクリーンでは悪くないんですが。
12.これ無しだとつまらなくなると思いませんか?
13.もしPDFにしたら、アニメーションが見れなくなってしまいます…
「フォント」に関する言い訳
14.マイクロソフトはフォント表示が良くないです。でも誰もWindowsは使わないですよね。
15.小さすぎる?どうしたらこれが読めないって言うんですか?
16.テキストがすでに十分暗いから私は#FAFAFA.が好きです。
17.あなたが〇〇(マニアックなフォント名)をインストールしていないからですね。
「カラー」に関する言い訳
18. あなたのデバイスはおそらく検査されていないですね。
19.そのブランドのパレットは少なすぎます。
20.このほうが目に優しいです。
21.とても目立たせたかったんです。パンチの利いた感じに。
22.これが今年のパントン・カラー・オブ・ザ・イヤーなんです!
「デザインツール」に関する言い訳
23.InVisionが正常に動いていないせいです。
24.今見ているのはおそらくキャッシュされたバージョンです。
25.それはSketchのバグに違いありません。
26.アプリをアップデートしたらデザインが壊れました。
27.まだフリーバージョンを使っています。
「開発」に関する言い訳
28.どちらにせよ誰もIEを使わないでしょう。
29.それはChromeのバグに違いありません。
30.これはフレームワークを使えば簡単になると思います。
31.どちらにせよユーザーはその動作はしないでしょう。(そう思っていることをユーザーはするものです)
32.私たちのユーザーはみんなMacBookを持っていてChromeを使っています。
プレゼンテ―ション資料の出来が悪い時の言い訳
33.プロジェクターが4Kじゃないってどういうことでしょうか。
34.スクリーンの明るさがそんなに低かったなんて。
35.自分のパソコンではこんな風に見えなかったんですよね。
メール上で上手くいかなかった時の言い訳
36.多分迷惑メールになってしまったのだと思います。
37.プレビューモードだと良く見えないだけだと思います。
38.あ、ごめんなさい。ファイルが大きすぎて遅れませんでした。来週お見せします。
クライアントが進捗を知りたがっている時の言い訳
39.もうすぐ終わりますが、台無しにしたくないんです。(まだ始めてすらいません)
40.今その件について心配はしていません。
41.思っていたよりも時間がかかっています。(まだ始めてすらいません)
42.今日はパソコンの調子が悪いみたいです。
クライアントが「なぜまだ始めていないのか?」と聞いてきた時の言い訳
43.全ての仕様が揃うまで始められません。
44.調査が終わるまで始められません。
45.色を決めるまで始められません。
46.29人全員が電話会議に参加するまで始められません。
- Apple Keynoteを見ていたんです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
くれぐれも「言い訳」はWebデザイナーとしての成長を阻害させます。言い訳はほどほどに……。
(※本稿は「100 Excuses for Designers」を翻訳・再編集したものです)