オンライン記事で、写真や画像は最後に張り付けることが多いですよね。
時には記事内のキーワードを検索して画像を探したほうが速い場合もありますが、それをやってしまうとパッとしない写真ばかりになってしまうことも少なくありません。
本記事ではそんな残念な事態を避けるヒントをご紹介します。
参考記事
・写真素材を探すならこのサイト!すべて無料のストックフォトサイト8選
・【Webサイトのデザインのカギは写真にあり】今すぐ取り入れたいWebサイトの写真トレンド6選
1.旅行ブログを更新したいときのNG:夜景
Google search: ‘city night’
上の画像、どこの夜景か分かりますか?どれも同じに見えてしまいますよね。
もし自分が旅行先の街に行ったらどんな写真を撮るのか、というのを想像して写真を選んでみてください。
Image: Paris by Jacques_Palut.
2.会社のキャリアページを作るときのNG例:オフィスでハイタッチする人の画像
Google search: ‘high five stock photo’
ハイタッチという動作を切り取った写真は、向かい合った人たちがお互いに手を上げているようにしか見えません。不自然で変な感じがしませんか?
代わりに、人が一緒に仕事を進めている様子や話し合っている場面を写した、自然体のものを探してみましょう。
Creative team brainstorming new solutions by bialasiewicz.
3.好きなポッドキャストを紹介したいときのNG例:マイクのみのアップ写真
Google search: ‘podcast microphone’
なぜマイクの写真を選ぶ人がこんなにたくさんいるのか不思議です。Julia Barton氏も言うように、人の話を聴くのに一番機械的でハイテクな手段であるポッドキャストの象徴が、アナログなマイクというのはおかしくありませんか?
ヘッドホンや、何かを聴く人の写真を探してみましょう。
Image: man with earphones and smartphone listening music by dolgachov
4.フリーランシングを画像で表現したいときのNG例:浜辺でノートパソコンを広げる人の写真
Google search: laptop beach
「パソコンに砂がかかるのでは?日差しがまぶしすぎて画面が見えないのでは?パソコンが電池切れになったら?」と思ってしまうほど非現実的です。おしゃれなコワーキングスペースや、広場の日陰のベンチなど、もう少し現実味のあるシチュエーションを選んでみましょう。
Image: Freelancer in cafe by bialasiewicz.
5.企業内ページでハッキングについて書く時のNG例:ぼやけたコーディングの画像
Search: ‘code’
あなたがどんな仕事をしているのか、コーディングの画面を見せられても伝わってきませんし、そもそも直接関係ありませんよね。ウェブデザインのモックアップの画像や、ウェブデベロッパのイラストを探してみると良いでしょう。
Image: Macbook mockup
6.クリエイティブを画像で表現したい時のNG例:水彩、絵筆、クレヨン
Google search: creativity
私もそうなのですが、ついつい「クリエイティブ」で検索して適当なクレヨンの画像を使ってしまう…という人も少なくありません。見た目は悪くないのですが、どうしても陳腐に見えてしまいます。
代わりに、あなたの仕事に直接関係のあるもの(写真家なら写真、など)を選んでみましょう。画像編集の得意な人は、陳腐な画像でもひと手間加えてみると良いかもしれません。
7.バーチャルリアリティについて書く時のNG例:VRヘッドセットをつけた人物の写真
Search: virtual reality
VRがどんなものかを正確に描写した写真ではありますが、どうしても面白おかしく見えてしまいます。VRの普及や発展を目的とした記事を書くときは合いません。
VRのユーザがどんなものを見ることができるのかや、もう少しリアリティのある写真を選ぶのがおすすめです。
8.その他の注意したいNG例:
・若者:コーヒーを飲みながらスマートフォンでメールする様子の写真
・カンファレンス:ステージ上にあがってパネルを見せる人の写真
・ビジネス:握手の写真
・成功:グレーのスーツを着た男性
・お金:お札のアップ写真
・健康:サラダを食べて笑う女性
・政治:ホワイトハウス
・植物:手のひらに植物を載せた画像
※本記事は、Are You Guilty of Using These Stock Photo Cliches?を翻訳・再構成したものです。