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ハンドレタリング初心者向けデザインガイド!基本を学んであなた独自の魅力的な文字デザインを

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本記事は、Hand Lettering Tutorial & Guide for Beginners
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約6分24秒

ハンドレタリングとは、文字を書く過程のことです。それぞれの文字を描くために、考えることはたくさんあります。たいていのハンドレタリングは、素敵に描かれていますが、これは自然にできた独特のデザインです。どのようにそれぞれの文字を組み合わせて、あなたの求める形のメッセージを作るか、構成が重要となります。

 

 

ハンドレタリングを学んで使う理由

 

ハンドレタリングに関心の少ない多くの人が持つ疑問です。ハンドレタリングでは、多彩なフォントが選べます。私はいつも楽なフォントを選んでしまいます。しかし、これがわざわざハンドレタリングを選ぶ理由なんです。多彩なフォントが選べるということは、独特なデザインが作れることに繋がります。

 

ハンドレタリングが誰かに真似される恐れがあると感じる人もいるでしょう。しかし、それは大したことではありません。あなたが書いたハンドレタリングをダウンロードすることは出来ませんし、誰かが自分のブランドとして使用することもできません。

 

また、ハンドメイドであるからこそ、見た人に暖かみを与えます。テクノロジーに囲まれている現代では、ハンドメイドはお客様に喜ばれます。無限大の可能性を秘めているからこそ、初めての人なら、戸惑ってしましますよね。でも、正しい手順を知ってたら問題ありません。あとは、練習あるのみです。ここからが、初心者のためのハンドレタリングガイドです。

 

 

1、道具の特徴を理解する

 

 

通常は鉛筆と紙があれば始められます。しかし、芸術的なハンドレタリングを学ぶためには、他の様々な道具も必要になります。

 

色々なペンや鉛筆がありますが、素材の違う紙との組み合わせでまた違った印象を与えます。コレといったお決まりのパターンはありません。しかし、目的によってこの素材のほうが適しているかもというのはあります。ただシンプルにA4のコピー用紙やカード用紙を使用してもかまいません。

 

けれども、1番最初に使う紙としては、ロディアのドットパッドがおすすめです。ドット方眼があるため、簡単に構成を作ることができます。また、角度やサイズが手紙サイズなのでちょうどいいです。

 

カンソンのウォーターカラーペーパも文字を際立たせる特有の質感があります。おもしろい方法の1つとしては、黒い用紙に白いペンや蛍光ペンをつかって文字を描き、人目を惹きつけるなどです。

 

 

鉛筆

鉛筆はただの必需品であり、あまり品質に関して深く考えるべきではないと思うかもしれません。しかし、それは違います。ハンドレタリングの道具の中で、鉛筆は欠かせない道具です。鉛筆を選ぶ時、色々な種類の鉛筆があることに気づくでしょう。

 

まず初めに、鉛筆の硬さや柔らかさを選びます。柔らかめだと黒い後が残りやすく、また頻繁に鉛筆を削らなければなりませんです。一方、硬い鉛筆だと、黒い跡も残りづらくて頻繁に削る必要はありません。ハンドレタリングでは、硬い鉛筆のほうが描き跡を消しやすいため、好まれるでしょう。汚れも少なくなるし、頻繁に削る必要がないところも重要です。

 

これらは決められているわけではありません。しかし、ハンドライティングでは硬めの鉛筆のほうが使い心地がいいです。ですが、柔らかい鉛筆が気になったら試してみてください。

 

どの鉛筆が硬くて柔らかいのか知るために、鉛筆のことを詳しく知る必要があります。例えば、Hは硬くて、Bは濃すぎるので、Fがちょうどいい、みたいにです。試しているうちに、自ずとわかります。シャープペンシルも試してみてください。鉛筆と違って、グリップがとてもいいです。

 

 

定規

ハンドレタリングでは、いきなり文字を描き始めたりはしません。ハンドレタリングに精通してる人でも、まず初めに、定規でガイドラインを入れます。定規があれば、ガイドラインの他にも真っすぐな線で枠を描くことができます。普通の定規も使えますが、ローリングルーラーがおすすめです。

 

 

消しゴム

初心者であろうと上手な人であろうと消しゴムを必要とします。ハンドレタリングを微調整する前に、最終的には消すことになるガイドラインや直線を入れる必要があるでしょう。正しい消しゴムを選ぶということは、絵の練習をするうえで重要です。

 

トンボモノは、ペン型の消しゴムで他のラインを消さずに余分なところだけを消せます。薄い鉛筆の跡を消す時が適しています。

 

 

ペン

鉛筆やその他の道具を使ってハンドレタリングの下書きを終えた後、いよいよペンを入れます。しかし、ここが肝心なところです。細部まで気を配ることが要求されます。もし、急いで間違ったりでもしたら今までの努力が水の泡です。

 

ハンドレタリングで使えるペンは無数にあります。サクラクレパスのピグマは、選ぶべきペンの1つです。この他に、ユニのピンファインナーペンやポスカ、Molotow One4Allも適しています。

 

 

2、文字構成のガイドライン

 

 

文字を描くためにガイドラインが必要であることが、理解すべき基礎の1つです。文字が適正な位置にいるということ、それはバランスがいいことを意味します。気を付けるべきことは以下の通りです。

 

アセンダーラインは、エックスハイトよりも上に出た部分の長さを決めるために使うラインです。hやi、bなどエックハイトよりも上に出る線を持つ文字のために使います。

 

ギャップハイト:大文字のHの高さと同じラインです。

 

エックスハイト:小文字のxの高さと同じラインです。

 

べースライン:文字の底を揃えるために使うラインです。

 

ディセンダーライン:ベースラインよりも下に出た部分の長さを決めるために使うラインです。小文字のpやj、gのようにベースラインよりも下に出る線を持つ文字のために使います。

 

綺麗な構成を作るために、これらのガイドラインが必要です。でも、全て描かずとも目で見て整えることができます。ただ、これらの基本があることを知っておくべきでしょう。

 

マザ-ホームと呼ばれる、どの文字にも対応できる形があります。文字は、AやVは三角形のように分類することができます。HやEは長方形、さらにOCは丸型です。同じサイズでガイドラインに当てはめて描くと三角や丸形は長方形より小さく見えることに気づくでしょう。これは長方形は、上はギャップハイト下はベースラインの両方いっぱいに描かれるからです。三角や丸形は1部分だけラインに接触します。

 

したがって、同じサイズでに見えても、同じサイズで描かれているわけではないのです。

 

 

3、文字の基本用語

 

 

ハンドレタリングの世界では、文字の様々な部分が分かれて定義されており、それぞれに一般的に使用される用語があります。それらを理解することで、ハンドレタリングが描きやすくなります。ここでは基本中の基本を紹介します。

 

足:下に伸びている線で片方はベースラインについていて、もう片方の線は自由な文字です。例えばKなどです。

 

腕:上や外側に伸びている直線や曲線のことです。片側の線は自由な文字です。例えばVなどです。

 

耳:外側に向かって線が伸びている文字です。小文字のgです。

 

肩:下に向かって曲がった線が伸びている文字です。小文字のnです。

 

尻尾:足から曲がった線が尻尾のように生えている文字です。大文字のQやR、小文字のk、j、p、g、qそしてyです。

 

背骨:背骨のようにカーブしている線です。大文字と小文字のSです。。

 

これらを自在に使いこなせるようになったら、他の専門的なことも学びましょう。

 

 

4、サンセリフ体が初心者にお勧め

 

 

ハンドレタリングの練習を始めると、多様な文字の種類が出てきます。どのような文字の種類でもハンドレタリングに使えますが、初心者にはセリフ体やサンセリフ体がおすすめです。そのため、この2種類について紹介します。

 

サンセリフ体

サンセリフ体とは、初心者向きのフォントです。他の文字との関係性と文字固有の形に焦点を当てたフォントだからです。「サン」が「無い」を表すフランス語からきました。サンセリフ体は、正確に文字の形を表しています。

 

通常、コンピューターのフォントやウェブサイトのフォントは、読みやすいためサンセリフ体が使われています。他の文字と組み合わせるなら、サンセリフ体がいいでしょう。全ての線が均一になるように気を配り、高さ間隔も揃えます。

 

サンセリフ体のハンドライティングを学ぶために、木版技術が最も効率的な方法の1つです。木版では、文字を基本の形に分けないといけないからです。そして基本の形に分けた文字を一緒にして、最後にはインクをつけます。

 

 

セリフ体は文字の先端に装飾のように見える細い線がある文字です。セリフ体はサンセリフ体と3種類の共通する文体を有しますが、サンセリフ体とは違います。セリフ体は、共通する文体でも、文字の先端に装飾のように見える線があるのが特徴です。セリフ体は、線の太さが異なるため、線の太さを均一にしようとこだわる必要はありません。どこにおしゃれなセリフ体を加えるかが重要です。

 

 

5、独自のデザイン性を加える

 

 

さて、私たちはハンドレタリングの基本的なことを学んできました。4番目までの手順をこなしていけば、ほぼ完成間近の姿になるでしょう。しかし、努力をしたからには、もっと洗練された姿に仕上げたいと思いますよね。そのために、さらにデザイン性を高めて人目を惹くような作品にする工夫を紹介していきます。

 

まず、文字に空間と影を加える方法です。空間を加えるには、ドロップライン、ドロップシェード、ドロップシャドウの3種類のシェーディング技術を使用できます。文字の後ろに影を描くことによって空間ができ、美しく見えるテクニックです。練習することで、このテクニックは磨かれます。これにより表現力が豊かになります。

 

空間を加える他の方法としては、光と影の概念を使うことです。文字に光が当たっていることを想像して、光が強く当たっているところを明るくし、他を暗くします。いつでも空間た影を加えてて、デザインを強調することができます。

 

ハンドレタリングを描くには、今学んできた通りペンと紙を使って描く従来の方法とタブレットなどの機械を使う方法の2種類があります。しかし、多くのデザインナーやレタリングの専門家は、従来通りペンと紙を使って描く方法のほうが、より本格的でインパクトのあるハンドライティングになると感じています。イラストレーターやソフトウェアを使って、いつでも洗練されたハンドレタリングを作ることはできます。

 

ご紹介した5つのステップが、初心者のためのハンドレタリングガイドになります。

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