キーワードメタタグはあまり良くないと言われます。
もっともよく使われるものではありますが、メタタグにはディスクリプションやキーワードだけがあるのではありません。
本記事では、よく使用されるメタタグを良いもの、悪いもの、無難なものに分別しました。
メタタグを使用する際のチェックリストとして参考にしてみてください。
良いメタタグ
コンテンツタイプ
そのコンテンツの特徴や投稿者がどのような人物かを示します。
タイトル
SEOにとってメタタグはヘッダーのようなもので非常に重要です。タイトルをタグにすることで、ユーザーにそのページや投稿を知らせます。
メタディスクリプション
メタディスクリプションとは、検索した際のページの説明文です。情報が多くあるようなコンテンツはメタディスクリプションを設定すると良いでしょう。
ビューポート
モバイルアクセスが多くのトラフィックを占める今、小さいモバイル画面にコンテンツを最適化させることが重要です。レスポンシブルデザイン向けにビューポートを設定しましょう。
無難なメタタグ
ソーシャルメタタグ
OpenGraphやTwitterのデータをシェアすることは重要ですが、Mustというわけではありません。
ロボット
特別にメタロボットを設定しなければ、IndexやFollowといったように解釈されてしまいます。なので、それらを変更したいのであれば、タグの設定を行います。
特定のボット(Googleボット)
このタグは特定のボットに対しての指示を与えます。現代の検索エンジンであれば特に必要ないケースが多いです。
言語
多言語、グローバル向けサイトを構築することはメインランゲージなどを設定する必要があります。
ジオ
地域を指すメタタグですが、Bingのサーチンエンジンではサポートされていて、Googleのサーチエンジンではあまり意味をなさないようです。
キーワード
GoogleはSEOに関してキーワードタグを設定することを推奨していません。
リフレッシュ
特に使うことが必要でなければ避けるべきです。
サイト承認
通常であれば、検索エンジンにサイトを認識されているので特別に設定する局面は少ないです。
悪いメタタグ
著者
特に必要ないので設定すると邪魔な要素になる可能性があります。
再訪問
再訪問をトラックするタグですが、大手検索エンジンでは重要視されていません。
期限切れ
ページが期限切れした状態のときに必用になりますが、通常そのような状態にはならないので不要です。
コピーライト
表示はFooterにされているので、特別に設定する必要はありません。
アブストラクト
教育的抜粋などをする時に活用されます。
ディストリビューション
誰でもアクセスできるドキュメントなどであれば設定する必要はありません。
ジェネレーター
ページを作った際のメモ的な役割を果たし、実際に特に意味はありません。
キャッシュコントロール
キャッシュの読み込み頻度を指定するもので、ヘッダーなどに設置します。
リソースタイプ
ドキュメントなどのようにそのリソースのタイプを指定するものです。
まとめ
注意すべきは、もっとも重要な最小限に限るということです。
不要なメタタグをどんどん付け足すようなことをしてはいけません(それらはコード・スペースをとるだけで、役に立ちません)。
SEO対策として、ぜひ参考にしてみてください。
(※本記事は、The Wonderful World of SEO Meta Tags [Refreshed for 2017]を翻訳・再構成したものです)