データは集めるだけではなく、活用せねばなりません。
2017年はその方法を学び、仕事に生かしていきましょう!
今回は11の有益な手法をご紹介します。
1.マーケティングコンテンツのカスタマイズ
オープンソースを利用して、集積されたユーザーデータを分析し、マーケティングにおける人間関係を抽出しましょう。
マーケティング戦略をユーザーの求める物にカスタマイズできます。時間を節約できるし、良い結果を得られるので、一石二鳥です。
(コルテックス、ブレナン・ホワイト)
2.テキストメッセージリマインダー
日々大量のメールに悩まされるとしても、現代にはスマートフォンという便利なものがあります。
許可さえあればイベント、新製品、企画参加要請などをテキストリマインダーで送信しています。ホームページやウェブを経由せずテキストで気軽に参加できますから。
(ケリー・アゼヴェド シーズガットシステム)
3. 顧客サービス
顧客がデータベースに打ち込んだ内容をまとめて、既存と新規情報の改善に利用します。
サポート部署に渡せば顧客サポートも向上します。
(サイード・バルキ オプティンモンスター)
4. AIボット
人工知能を使うのがお勧めです。フェイスブックなどはメッセンジャー内にボットを取り入れていますし、ボットが顧客のニーズをつかむ能力は画期的なレベルです。
人の琴線に触れる会話言語が、オーダー、配送、飛行機チケット、UberIでさえも潜在部分を引き出します。
(ケビン・ヤマザキ サイドベンチスタジオ)
5. リーダーシップ情報を考える
データ取集や、作り手と受け手の双方を満足させるようなリーディングアイデアを用意するとよいでしょう。
市場の理解・リサーチ実施に有用なマーケティングツールとして使用できます。
(アンジェラ・ルース デュー)
6. 個人の最適化
マーケット担当にしてみれば、データは魑魅魍魎そのものですが、見方を変えれば個人を結びつけるものでもあります。
RAV4の特長をアピールする100人のビデオクリップを活用したトヨタはその成功例と言えるでしょう。
(ライアン・ストーナー フェノメノン)
7. ウェビナーとプレゼンテーション
ユーザーのおかげで、作り手は疑問、関心、共通の問題を用いたウェビナーを設けることができます。
ユーザーの疑問点を集めて、それにこたえるプレゼンテーションができるでしょう。
特定の問題について議論し、ユーザーを結び付け、作り手と受け手で将来の展開を開くことができます。
(マイルズ・ジェニングス リクルータードットコム)
8. 新しいニッチと拠点の発見
誰がウェブサイトに来てブログを読んでいるのか、自分のサービスや製品を有効活用するのかを知ることはできません。
データから利益とサービスを増やせるニッチと中心点を見つけることができるでしょう。
(アンドレ・チャンドラ IプリントNメール)
9. パーソナライゼーション
ウェブサイトのパーソナライゼーションはクリックまかせ。
Monetateや BounceExchangeのように 異なるウェブコンテンツやデータリンク・性別などのユーザー履歴をCTAベースにして使いながらサイト自体をパーソナライズする会社もあります。
ユーザーに一味違うウェブ経験を与えるでしょう。
(ダン・ゴールデン ベー・ファウンド・オンライン)
10. トラッキングエンゲージメント
「鉄は熱いうちに打て」という古い諺がありますが、多くのマーケット担当者は鉄がいつ「熱く」買い時なのかを知りません。
製品の流行が冷え込む時期すら知らないこともあるのです。
システム化されたマーケット戦略はユーザーのエンゲージを追跡し、利益と顧客の購買を刺激するイベントの引き金を自動的に引くことができるでしょう。
(チャールズ・ゴーデ プレディクタブルプロフィット)
11. セールス予想
顧客の購買行動を見ることで、いつ何が売れるのかの見通しを立てることができます。
いつ商品が廃れて他の商品が買われていくのかもわかるでしょう。
釣り道具を売るとすれば、それがいつなくなるか、仕入れ直すべきかわかりますね?
他人が興味を持つものを調べれば売れる物がわかります。
(マーセラ・ド・ヴィーヴォ グリフィン)
※本稿は「11 ways to get more from your user data」を翻訳・再編集したものです。