マーケティング

マーケティング

PR

【AIからデータウェアハウスまで】今年取り入れるべき5つのマーケティングオートメーション!【2018年】

ClickZ

Founded in 1997, ClickZ has grown to be one of the largest digital marketing communities in the world today.

本記事は、5 marketing automation innovations worth leveraging in 2018
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

1,888 views

読了時間 : 約6分40秒

今日、マーケティングオートメーションは急速に進化しており、マーケティング担当者がメッセージングを個人向けにカスタマイズし、顧客ライフサイクルのあらゆる段階にいるバイヤーにもアプローチする方法がかつてなく増えています。今年マーケティングオートメーションの分野に現れた重要な革新のいくつかを見て、それらを組織に統合する方法についてもっと学びましょう。

 

 

マーケティングの自動化は、近年マーケティング分野で大々的に売り込まれてきました。そして、それは理にかなったことだったのです。 MarketoやEloquaのようなイノベーションは、かつてないほどにマーケティング活動を拡大し、真に予測可能なマルチチャネルキャンペーンを運営する能力を企業に与えました。つまり、この業界は急速に拡大しつつあり、そして今や、全く新しいものがマーケティング技術に取り込まれ、マーケティング担当者のマーケティングオートメーションに対する概念を変えつつあるのです。

 

 

今年、マーケティング担当者のキャンペーンの自動化に対する考え方にが真の変化が起きています。セールスファネルを通して見込み客を商品の購入まで導くことを目的としたキャンペーンを設計するのではなく、今や見込み客の獲得を目的とするだけでなく、顧客ライフサイクル上のあらゆる人を対象とする総合的なマーケティングキャンペーンを企画するようになってきています。多くのツールが、顧客ライフサイクルの自動化を可能にするより多くの機能が提供し始めています。これは、見込み顧客およびクライアントマーケティングチーム両方にとって大きなプラス要素です。

ここ数ヶ月の間に、AIや機械学習によるマーケティングオートメーションソリューションが市場に進出していることにも私たちは気がつきました。これらのアプリケーションは、ルールベースのシンプルなシステムを超越したマーケティングオートメーションを行い、以前には見られなかったレベルでコンテンツを個人向けにカスタマイズする機能をキャンペーンに提供してくれます。マーケティング担当者にとってこれは何を意味するのでしょうか。まあ、メッセージで唯一個人向けに変更できる部分が見込み客のファーストネームであるならば、それ以上パーソナライズされた電子メールというのはありえないのですが、しかし、AIベースのソリューションでは、顧客に、カスタマージャーニーのどこにいてもアプローチができるようになり、これは非常に重要です。

 

 

これらのイノベーションはマーケティング担当者にとって重要な発達ではあるのですが、効果的な使い方を学ばなければ何の価値もありません。 GetResponseによる最近の調査によると、電子メールマーケティング担当者のうち、自分を独自のマーケティング自動化ツールを使用する専門家と考えている人の割合は5%未満でした。今日の市場において、会社が提供するものを顧客にとって魅力的なものにするには、マーケティング担当者が、手に入るあらゆるマーケティングオートメーションツールを活用することが大切です。電子メールマーケティングからディスプレイ広告まで、おそらく他の人たちはまだ聞いたこともないような新しいイノベーションがたくさんありますよ。

 

 

 

ここ数ヶ月に登場した、私たちが気に入っているマーケティングオートメーションのイノベーションを紹介します。あなたのマーケティング活動とコンテンツチームの役に立つはずです。

 

 

 

 

 

1.AIを使用してプログラムによるマーケティング活動を推進する

以前より多くのマーケティングデータが生成されている世界では、AIによって動作するツールが、ノイズをカットし、生成されるすべてのデータから本質を効率的に発見する最良の方法でしょう。最新のツール(MediaMathのマーケティングプラットフォームなど)は、マーケティング担当者に、AI主導の予測分析を使用してメディアの消費、顧客とのやりとりなどを最適化するマーケティングキャンペーンを作成する機能を提供します。そういったツールを活用することで、マーケティングチームは、関連商品やよりランクの高い商品を購入するチャンスを顧客に提示し、より効果的に見込み客とやり取りすることができるようになるのです。

 

 

 

 

 

2.行動トリガーを活用して見込み客を見直す

行動トリガーを使用してターゲットの再設定の手順を慎重に作成することは時間がかかる仕事ですが、それは信じられないほど有意義です。 HootsuiteのAdEspressoのようなサービスはこの作業これまで以上に簡単にし、マーケティング担当者が行うターゲットの再設定後のキャンペーンのタイプをきわめて明確にすることを可能にしてくれます。行動トリガーを使用することで、あなたのウェブサイトであなたの見込み顧客が取っている特定のアクションに合わせて広告を仕立てることができ、さらにこれによってコンバージョンが劇的に増加することが証明されています。

 

 

行動トリガーを効果的に活用するには、最初に、見込み顧客のライフサイクル全体をチームと詳細に調査することをおすすめします。次に、見込み客のターゲット再設定のトリガーとなるアクションを定義し、その再設定に関わる顧客とのやりとりをどのように見せたいかを大まかに決めます。この計画段階は長くかかる可能性がありますが、よく考えてターゲット再設定戦略を立てることは不可欠な手順です。

 

 

 

 

 

3.ソーシャルメディアを通してありったけの見込み客をチャットボットで獲得する

インターネットユーザーは現在、メッセージングプラットフォームでとてつもなく長い時間を費やしており、その時間は常に増加しています。 Facebook MessengerやWhatsAppのようなチャンネルは、世界で最も急速に成長しているアプリケーションの1つで、Messengerだけで13億人のユーザーを有しています。これは、マーケティング担当者が見込み顧客や顧客とより有意義な方法で関わり、コンバージョン率を上昇させる大きなチャンスを意味します。さらに、メッセージングアプリは他のオンラインプラットフォームのほとんどよりも高いエンゲージメント率を誇っています。多くの企業にとって、チャットボットは電子メールマーケティングよりも効率的であることが証明されており、また、見込み客は個々人向けられたアプローチを高く評価しています。

 

 

チャットボットを新しく始める場合には、ManyChatのようなソリューションを使用することをおすすめします。ManyChatを使用すると、マーケティング担当者はコーディングをせずに短時間でボットを作成できます。ほとんどのチャットボットソリューションは、オーディエンス分析に加えて、マーケティング担当者がマーケティング活動を完全に自動化し、途中でコンバージョンを最適化するのに役立つツール群を提供します。マーケティングオートメーションにチャットボックスを使用することがこれまでよりも簡単になりましたが、他のツールと同様に、ボットを基盤とするソリューションを導入する前に、カスタマージャー二―がどのようなものになるのかをあらかじめ計画しておくことをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

4.コンテンツを個人向けにカスタマイズするためにデータウェアハウスを最適化する

今日のマーケティングの世界では、コンテンツのパーソナライゼーションは見込み顧客の信頼を勝ち取るための要件ですが、マーケティングデータベースが見込み客の行動パターンをオンラインで追跡するようにセットアップされていない限り、これを効果的に行うことは困難です。 Soliticsのようなサービスは、マーケティング担当者にすべてのマーケティングデータソースをマージして、役に立つ本質的情報を提供し、個人向けマーケティングコンテンツを生成する中央管理型のデータウェアハウスに簡単に統合できるようにすることで、この問題を解決してくれます。

 

 

マーケティングチームはこれまで以上に多くのデータを生成し、これは望ましいことです。しかし、データはさまざまな情報源から得られることが多く、組織が実用的な情報を抽出し、それに応じてマーケティング戦略を変更することは困難です。最適化されたデータウェアハウスを使用することで、マーケティングデータの高度な分析を行い、必要に応じて効果的なコンテンツを提供することができます。

 

 

 

 

 

 

5.すべての自動ワークフローを1つの図にまとめる

ActiveCampaignのAutomaces Mapなどのツールを使用すると、さまざまなマーケティングワークフローの相互作用の仕組みを理解し、必要に応じて簡単に変更することができます。こういったタイプの視覚化は、マーケティングオートメーションの世界ではかなり新しいものですが、マーケティング担当者にとっては非常に便利です。

 

 

1つの図にすべてのオートメーションをまとめて視覚化することは、カスタマージャーニーを徹底的に考えなければならなくなるため有益です。マーケティング担当者の目標の1つがコンバージョンであっても、顧客は各々異なる経路をたどることを頭に入れておきましょう。あなたのオートメーションを図にまとめることは、潜在的なカスタマージャーニーのすべてを考慮に入れ、行動パターンに合わせてマーケティング活動を調整するのに役立つ強制的な機能を持っているのです。

 

 

 

 

 

要約すると・・・

今年のマーケティングオートメーションの最前線で見られた技術革新から、消費者のニーズと購買行動を満たすためにマーケティングの現場が進化し続けていることは明らかです。 消費者はこれまで以上に限られたプラットフォーム上でより多くの時間を費やすようになっています。それらのプラットフォームは、マーケティング担当者が見込み顧客と有意義な関係を築くための重要な機会となり、消費者が時間を費やしている場所であればどこでも彼らに会うことができるのです。 上に挙げたイノベーションンはすべて、これまで以上に強力なマーケティングオートメーションを実現しましたが、見込み客とのエンゲージメントに関して戦略的アプローチを取ることは依然として重要です。 組織内でこれらのツールの1つを使い始める前に、念入りに計画を立てることは時間がかかる作業ですが、これによって成功のチャンスは劇的に増加するのです。

 

 

 

※本記事は、5 marketing automation innovations worth leveraging in 2018を翻訳・再構成したものです。

 

 

 

▼こちらの記事もおすすめです!

 

 

おすすめ新着記事

おすすめタグ