マーケティング

マーケティング

PR

複数のSNSを効率よく運用するために ソーシャルメディア一括管理ツール10選 マーケティングデータの解析に

Sprout Social

本記事は、10 Social Media Management Tools You Have to Try First
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

2,790 views

読了時間 : 約8分16秒

  あなたがソーシャルマーケティングを担当しているのなら、世の中にあるソーシャルメディア管理ツールの多さに困ったことはないでしょうか?最近のマーケティング担当者はたくさんの仕事を抱えているため、使えるものは何でも活用したいはずです。

 

 

しかし、とりわけソーシャルメディアの扱いに関しては適切なツールを選ぶのに手こずることがあります。

 

 

ソーシャルメディアを使う目的は結局のところ人や企業それぞれだし、割ける予算も同様だからです。これではソーシャルメディア管理ツールをあれこれ使おうとしてみて、「結局何から始めればいいんだ!」と途方に暮れてもおかしくないでしょう。

 

 

そんなあなたに朗報です。このガイドでは、ソーシャルメディアマーケティングに役立つ10の管理ツールをご紹介します。これまで無駄にしてしまった時間を節約し、この上ないほどROI(Return On Investment:投資利益率、費用対効果)を上げられることでしょう。

 

 

インスタを制覇したい?とりあえずフォロワーを集めたい?お任せください、このリストを読み終わる頃には、どのツールがあなたの目的に適しているかがきっと分かります。

 

 

ではいってみましょう!

 

 

1. Sprout Social

ソーシャルメディアのマネジメントツールと言えば、まず我々の提供するSprout Socialが定番です。……いえいえ、自画自賛ではありませんよ。

 

 

Sproutのダッシュボードは一体型なので、担当者はプラットフォームを移動する時間を短縮し、顧客と接する時間を増やすことができます。投稿をキューに登録する機能もあるので、タグとキャプションをプラットフォームごとに調整することもできます。

 

つまり、あなたは投稿するのに最も効果的な時間帯をリサーチし、かつ狙ったネットワークで成果を挙げられているかを確認できるのです。

 

 

それだけではありません。Sproutで最も優れているのは、実用的な分析機能とレポート機能です。最も注目されているコンテンツからおすすめのハッシュタグまで、投稿戦略を常にチューニングすることで可能な限り多くのエンゲージメントを集めることができます。

 

 

このツールでFacebookやInstagram、Twitter、LinkedIn そして近年台頭してきているPinterestを統合しておけば、個々のプラットフォーム内を一つに扱えるので合理的です。 Sproutは統計に基づいた効率の良いソーシャルメディア戦略と、マーケティング担当者が時間を有効活用してさらなる顧客を獲得することを可能にします。

 

 

2. Bambu

我々はソーシャルコンテンツができるだけ多くの人に届くことを願っている、それは考えるまでもないことです。

 

だからこそ、ソーシャルアカウントを一つに絞る必要はないのです!

 

 

複数のアカウントを使ってファンを集めることはコンテンツを届けられる範囲を広げるだけでなく、より本質的・本格的なやり方で自社ブランドをアピールする道につながります。

 

 

Bambuはそんな複数アカウントでのプロモーションをするときに中心となる場所を提供してくれるツールです。あなたのコンテンツが人目に触れる機会を増やすだけでなく、無計画で当てずっぽうな投稿を防ぐこともできるのです。

 

この考え方は、コンテンツの特定の一部の寿命を延ばし、望ましい形で届けるのに効果的です。それだけでなく、関連する顧客や業界関係者と繋がる可能性も高めます。

 

 

企業間取引をする際、購入側の実に91%が取引前に事前調査を行っているといいます。これは、取引相手があなたの企業の存在をまだ知らない可能性がある、ということを意味します。Bambuを使えばLinkedInやTwitterのフォロワーの助けを借りて、あなたと取引を結ぶことになるかもしれない業界トップ陣の前に躍り出ることもあり得るのです。

 

 

どれくらいの人々があなたのコンテンツを見ているかを知ることは、ソーシャルプロモーションにおけるROIを文書化するのに役立ちます。Bambuによる分析で、あなたのチームが何をキュレーションしているか、そしてそれがどこで成果を上げているかについての俯瞰図を得ることができます。

 

3. Sprout Advanced Analytics

このツールは、ソーシャルメディアにおける自社ブランドの注目度を把握するのに役立つ分析機能を備えています。

 

 

その一つであるセンチメント分析は、人々があなたのブランドに対して肯定的か否定的、または中立的であるかを確認する鍵となるでしょう。 さらに、あなたの発信したコンテンツがどこで人気なのかも特定できます。

 

Simply Measuredの最も注目すべき機能はおそらく、キーワードクラウドでしょう。 トップのハッシュタグとキーワードを場所ごとに分類しているので、フォロワーとの関連性が高いタグ(またはキーワード)や、今後の投稿で注意を払うべき点がよく分かります。

 

 

このような綿密な分析は、個々のブランドを区別し境界線を引くものです。 この後もモニタリングツールの紹介が続きますが、それぞれで得られるデータや分析結果はどれも、市場競争で優位に立つのに有用なものなのです。

 

 

4. Hubspot

今日の企業は、一歩リードした状態でソーシャルメディアと関わることが何らか価値をもたらす、ということ理解しています。

 

 

ではそれについて具体的に考えてみましょう。 発信したコンテンツがシェアされたり話題になるといったソーシャルメディア上の「タッチポイント」は、長期的な顧客を獲得することに繋がります。

 

 

だから、これらのタッチポイントを徹底して追跡するべきなのです。

 

 

Hubspotのソーシャル受信トレイは、こうしたタッチポイントやソーシャル上の繋がりを確実に追跡するのに役立ちます。このツールが永年無料で提供するCRM (Customer Relationship Management:顧客関係管理) と統合して、あなたは新規見込み客を獲得したり、彼らがどんなコンテンツに関心を示すか、といった全体図を描くことができます。

 

 

アカウントベースのマーケティングキャンペーンを行う企業にとって、ソーシャルデータを活用することは大きな変革をもたらすことになります。Hubspotを使えば、ソーシャルメディアを活用したROIを上げることに疑問の余地はありません。

 

 

 

5. Buzzsumo

ソーシャルコンテンツを発信して成果を上げたいのなら、人々の強い関心を惹くトピックを把握しておかなければなりません。そして同様に、誰のコンテンツが今現在注目されているのかを知る必要があります。

 

 

Buzzsumoはその2つを可能にするツールです。

 

 

Buzzsumoのキーワード検索は、現在ソーシャル上でシェアされているコンテンツを発信元と共にランク付けします。これは競合分析をする上でも、また、人々が本当に見たいもの——いわば「バズりそうな」コンテンツのアイディアを出す上で素晴らしい役目を果たします。

 

さらに、このツールはあなたの業界におけるインフルエンサーを探す強力な味方でもあります。 彼らはあなたがフォローし、シェアし、タグ付けするべき重要な人々です。

 

 

Buzzsumo自身、現在のコンテンツマーケティングは 食うか食われるか の世界だと述べています。ソーシャルメディア上の「人名年鑑」のようなもの —— つまり現在誰が影響力を持っているのか、そしてどんなトピックが共感されやすいのかを把握することは、「他者に食われない」ようにするための鍵となるのです。

 

 

6.Likealyzer

こちらはFacebookに特化したツールです。昨年Facebookのアルゴリズムが変更された影響で、一般ユーザーに情報を伝えるために企業はこれまで以上の骨を折る必要が出てきました。 そのため、投稿頻度からフォロワーとの交流まで、あらゆるエンゲージメントが重要となってきます。

 

 

このLikealyzerは、あなたのFacebook上での存在感を素早くかつ総合的に数値化・評価するものです。 さらに、この記事にリストされている他の9つのツールとは違い、調べ方は至って簡単。あなたのFacebookページのURLをコピー&ペーストするだけで済みます。

 

 

レポートでは、あなたのページのコンテンツのデータを分析し、スコアを表示します。 これはあくまで絶対的な評価ではなく基準の一つにすぎません。しかし、これまでFacebookページの評価をしたことがないのであれば、一度試してみる価値はあるはずです。

 

 

コンテンツ戦略の切り替えからフォロワーとの繋がりを強固なものにするまで、これらの情報はFacebookのアルゴリズム変更を乗り越える鍵となりうるでしょう。

 

 

7. CoSchedule

ソーシャルメディアとコンテンツマーケティングは密接に関係しています。CoScheduleはその名のとおり、マーケティングチームが「共同の予定表」を元に協力して仕事する手助けをします。

 

 

このツールはWordPressのようなプラットフォームと統合されていて、チームは自社ブログとソーシャルメディアを同時に管理できます。CoScheduleの全体カレンダーがあれば、長いメールやGoogleスプレッドシートを無限に書く必要がなくなるのです。

 

 

また、CoScheduleはソーシャルメディアでコンテンツが発信された後、そのライフサイクルがどのように変化するか追跡するのにも役立ちます。 プラットフォームで行う分析を通じて、マーケティング担当者はどんなコンテンツが最も成果を上げるのか、そして時間が経ってもシェアされ続けるのかを見ることができます。

 

 

 

8. Iconosquare

こちらはInstagram向けのツールです。

 

 

ついにユーザー10億人超えを達成したこのソーシャルメディアは、マーケティングに特化した機能を次々と展開しています。ストーリー広告やインフルエンサーマーケティングの成功を見れば、Instagramがここ1年でどれほど強力になったかが分かります。

 

 

IconosquareはそんなInstagramの中で、どこにスポットライトがあたっているのかを描き出すことができるツールです。その機能の一つであるストーリーアナリティクスは、単なる写真やビデオの分析にとどまるような他のソーシャルメディア管理ツールよりも優れていることを示します。

 

 

Instagramが成長を続けるにつれて、人気のハッシュタグや発信されたコンテンツが届くリーチ、投稿に最適なタイミングを知るInstagramアナリティクスがますます重要になっています。 競争が激化するソーシャルメディアの世界で目立つには、これらの指標を注意深く監視しておくべきでしょう。

 

 

9. Zapier

正直なところ、ソーシャルメディアにおけるToDoリストは、放っておけば手に負えない状態になりがちです。 特に、大量のコンテンツを配信している場合はその傾向が強いでしょう。企業は、そんな中でも一番退屈なプロセスを少しでも自動化しようと躍起になっています。

 

 

そこで登場するのがZapierです。

 

 

Zapierは他のツールやプラットフォームと連携しながら、コンテンツの自動投稿などが可能です。このツールの活躍する範囲は非常に広く、ブログやメール、そしてその他にまで及びます。以下に例をご紹介しましょう。

Zapierは、ソーシャルリスニングに特化したツールでもあります。 たとえば、ソーシャル上でブランドに関する発言や動きがあった場合それを自動的に通知したり、それらをGoogleスプレッドシートにエクスポートすることが可能です。

 

 

すでに他のどんなソーシャルメディア管理ツールを使っていようとも、そこへZapierを組み込むことが可能なはずです。 たとえば、 2番目に紹介したBambuと組み合わせれば、ファンの力を利用したコンテンツマーケティングを自動化できるということになります。

 

 

Zapierそれ自体はソーシャルツールではありませんが、ソーシャルメディア上で日々行われる取り組みを合理化する強力な味方と言えるでしょう。

 

 

10. Tweetdeck

ここまで来て、どのソーシャルメディア管理ツールも取っつきづらそうと感じるのであれば、Tweetdeckから始めてみましょう。

 

今ではTwitter公式の一部となったTweetdeckのダッシュボードは、いわばTwitter活動における司令塔です。ここでは最新のツイートや通知、リアルタイムのコンテンツをひと目で見ることができるため、メニュー間を移動する手間が省けます。

 

 

Tweetdeckは、簡単なスケジューリングも可能です。 リアルタイムでのツイートにこだわらないのであれば、予約投稿でツイートのタイミングを最適化することができます。

 

 

他の強力なスケジューラに比べTweetdeckにはこれと言ったオプションはないものの、無料で利用できるため、ソーシャルメディア管理ツールの導入を考えている単独企業にはおすすめのツールです。

 

さて、ご紹介するリストは以上です。

 

 

まとめ

いかがでしたか?ツールはたくさん、だけど時間はほんの少ししかありません。

 

でも、心配はいりません。ここで重要なのは、目標や予算の制約を抜きにしても、マーケティング担当者に用意された選択肢がたくさんあるということです。今回ご紹介したリストが、あなたに最も合ったソーシャルメディア管理ツールを選ぶ手助けとなることを願っています。

おすすめ新着記事

おすすめタグ