今回はSegrio CruzさんのJavaScriptに関する投稿についてご紹介したいと思います。きっと「あっ!」と驚いてしまうと思います。この記事は前編と後編の2部構成となっております。前編がまだの方はこちら!
11.NPM:フロントエンドディペンデンシーの導入
自分のローカルコードをベースに外部ディペンデンシーを導入するためのさまざまなノウハウが提唱されてきましたが、NPMの台頭で何もかもNPMで済ませるデベロッパが増えてきています。
12.Angular:ひとつのフレームワークですべてを網羅
AngularはGoogleとオープンソースコミュニティの手で運用されているJavaScriptのフレームワークです。
最新版のAngular2はUIだけでなく、モバイル開発などあらゆる可能性を秘めたプラットフォームになっています。
13.React:世界を変えたビューライブラリ
Reactで書かれたアプリはコンポーネントベースのアーキテクチャを持っているため、コンパクトで扱いやすく、問題解決に関数型パラダイムを使うことが多いです。
14.Ember:もしもRuby on RailsがJavaScriptを使ったら?
Webアプリを開発したことのある人ならわかると思いますが、Ruby on Railsはアプリの書き方に縛りがあります。
そこに目を付けたのがEmberで、予測可能なデベロップメントプラクティスを含むJSデベロッパ向けのフレームワークになっています。
15.Redux:マネジメントをやりやすく
ReduxはReactと一緒によく使われており、少しずつAngularコミュニティーに受け容れられつつあります。パフォーマンスが安定するのでユーザが多くなりそうなアプリの開発にもってこいですし、素晴らしいデベロッパエクスペリエンスを提供してくれますよ。
16.PhantomCSSでビジュアルリグレッションテストを
PhantomCSSは変更前と変更後の画面のスクリーンショットを比較し、違いを計算するビジュアルリグレッションテストのパッケージです。
17.Console.logだけではない
Console.log()を使ってデータを表示することはよくありますが、dir()やtable()といった方法で開発中にデータを視覚化できることをご存じでしたか?
オブジェクトならconsole.dir(object)、配列ならconsole.table(array)。カンタンに見やすく表示できます。
18.Debuggerを使う
デベロッパが見過ごしがちなのがdebuggerです。Console.log()の代わりにdebuggerを入れるだけで、Google Chromeなどのブラウザがブレークポイントをつけ加えてくれます。
19.セミコロンはお好みで
JavaScriptでセミコロンはつけなくてもいいんです。JavaScript公式から出ている“automatic semicolon insertion(ASI)”という機能が自動でセミコロンを入れてくれます。使うときはlinterなどでバグに気を付けてくださいね。
20.ストリクトなコードベースも
大規模なJavaScriptアプリはストリクトタイプシステムに欠けるという論争もありましたが、Facebookで開発されたFlowとMicrosoftで開発されたTypeScriptという2つのプログラムで、それが解消されました。
最後に私が言いたいのは、JavaScriptはカンタンで覚えやすいのに使っていない人はもったいない!ということです。
※本稿は20 JavaScript tools to blow your mindを翻訳・再編集したものです。