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アイデアがなにも出てこないあなたへ。「脳」をクリエイティブに保つ6つの習慣

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プロスポーツ選手の大事な仕事のひとつに、試合本番に最高のパフォーマンスを発揮するための「体調管理」があります。これとまったく同じで、プロのクリエイターは「脳をクリエイティブに保つこと」を意識するべきではないしょうか?

 

クリエイティブな仕事において、「インスピレーションを得ること」、「過去に記憶したものにすぐに思い出せること」、「日常の中から気づきを得ること」は不可欠ですが、そうしたものは脳が「いい状態」でないと得難いものでもあります。

 

そんな「脳力」を向上させるために最も大事なことは「心がけること」。ではどんなことを心がけておけば脳は活性化するのでしょうか?

 

以下、6つの習慣を見てみましょう。

 

【習慣1】睡眠時間を最大化する

 

まず睡眠は下の3つのステージを30分おきに進む90分のサイクルで構成されているそうです。

 

1.浅い眠りステージ

2.深い眠りステージ

3.いわゆるレム睡眠

 

2の「深い眠りステージ」ではヒトホルモンが分泌され、体を修復してくれるステージです。また3の「レム睡眠」はご存知のように、脳の疲れを癒してくれるステージです。

 

つまり「体が癒されたあとに脳が癒される」ことになります。専門家は「7.5時間~9時間睡眠」を推奨しますが、それはこの3つのステージが5か6回転する計算になりますね。

 

【習慣2】食事回数を最大化する

 

脳は1回の食事で25グラムのグルコースを摂取したときに、パフォーマンスが最大化するそうです。これはちょうどバナナ1本分なんだそうです。

 

逆にグルコースの摂取量がそれ以下でも以上でも脳はパフォーマンスが落ちてしまうので、1回の食事量を減らし、食事回数を増やすのが脳にとってはいいことになります。

 

【習慣3】「書く」こと

 

これは脳の記憶力を高める方法ですが、紙などに文字を書いたときとPCやスマホにテキストをタイプしたときでは脳は違う動きをします。

 

もちろん紙に書くほうが記憶として接合しやすくなるのですが、「書くこと」を習慣化するためには書き留める内容も必要です。例えば明日のタスクや予定を寝る前にメモすることで、翌日職場に行って「あれ?今日何するんだっけ?」とならずに済むかもしれません。

 

【習慣4】居心地のいい場所から身を離す

 

居心地のいい自宅ではなくなるべく外出するようにし、新しいことを始めたり、新しい環境に身を置くことで脳は活性化します。こうすることで脳は「注意を払っている状態」になるんですね。

 

とは言え、日常生活の中で頻繁に新しいことを始めたり環境を変えるのは困難ですが、一番簡単な方法は、毎日のルーティンを変えることです。例えば会社までの道のりを1本変えてみるとか、いつも乗る電車を5分ずらすだけでもルーティンは簡単に変えられます。

 

【習慣5】体を動かす

 

運動することで脳はエンドルフィンを分泌します。エンドルフィンは快楽物質なので、脳をリラックスさせる効果があります。

 

なにもジムにまで行かなくても運動することは可能です。エレベータではなく階段を使ったり、最寄りではないパーキングにあえて車を停めたり、散歩するだけでも脳は感謝してくれることでしょう。

 

【習慣6】ゆっくりとしタスクをこなす

 

ゆっくりと仕事をこなすことはまるでサボっているかのようですが、忙しい状態や複数のタスクを同時並行でこなしている状態は生産性を下げてしまいます。

 

これは簡単そうに見えて、「速くこなす」ことを訓練している私たちにとって実は難しいことでもあります。しかし意識的にゆっくりとやることで、ミスが減るだけではなくいつもは気づきもしなかったことが見えることがあるものです。

 

 

いかがだったでしょうか?いずれの習慣も「心がけ」がないと続けるのが難しいものかもしれません。しかしプロの世界はこうした小さなことの積み重ねが大きな差となります。

 

来週からGW連休です。生活習慣を見直す絶好の機会ととらえて、脳をよりクリエイティブに保ちましょう!

 

(※本記事は「6 Habits To Largely Improve Your Memory and Brain Power」を、翻訳・編集したものです)

 

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