現在ダウンロード数200万件、80万点を超えるファッションアイテムを閲覧、購入することができる人気コーディネイトアプリのiQON。
気に入ったアイテムを組み合わせてコーディネートを作ったり、好みのアイテムを探して「LIKE」をしたりといった“アイテム探し”がメインの動きとなってきますが、アイテムが増えていくにしたがって、自分の好みに合うものを探し出すのが難しくなっていくのがシステム上の課題でした。
この課題を解決するために2016年6月から提供を開始したコンテンツが、機械学習を活用してユーザーに好みのアイテムを推薦する「for You※1」と、好みに類似するアイテムの同時比較が可能な「類似アイテムレコメンド※2」です。
これらの機能導入から1ヶ月、導入前に比べユーザーのアイテム閲覧数が約4倍に向上。これは、ユーザーが目当てのアイテムに接触できる確率が上がり、アイテム探しの負荷が軽減されたからと考えられます。
アイテムがユーザーの目に触れる機会が増えたことで、提携しているECサイトが販売しているアイテムの購買促進にも繋がり、購入率が約2倍に向上しています。
今後はさらなる機能向上と、その先の人工知能の開発にも取り組んでいくとのこと。
スマホはおろか、パーソナルコンピュータさえも知らなかった時代にアニメや映画で見た、コンピュータが自分の好みの料理やコーディネートがされた洋服一式を自動で差し出してくれる暮らしも、そう遠くは無いのかもしれません。
iQON:http://www.iqon.jp
※1「for You」について
for Youは、ユーザーが閲覧したアイテムや“LIKE”したアイテム、購入したアイテムなどのデータの傾向から、個人の好みをiQONが学習し把握、一人ひとりの好みに合ったアイテムを「1日1回10アイテム(有料会員は1日1回100アイテム)」を提案する機能です。
(for Youについてのプレスリリースはこちら:http://press.vasily.jp/1868/)
※2「類似アイテムレコメンド」による類似画像表示について類似画像表示は、機械学習の一種であるディープラーニング(深層学習)を活用して、今見ているアイテムと形や色が似たアイテムを提案します。アイテム詳細ページで、「似ているアイテム」として表示され、「1アイテムに対して4アイテム(有料会員は1アイテムにつき20アイテム)」を紹介しています。