現在グラフィックデザイナーとして活躍の皆さんにとって1980年代後半から1990年代初頭の「バブル時代」は様々なカルチャーの影響を受けたきらめいた時代だったと思います。まさにそんな時代に広告クリエイションの黄金期をパルコとともに築いたイラストレーター、山口はるみの“HARUMI GALS”が新作とともにパルコミュージアムに還ってきます。
デザイナーなら触れておきたい、山口はるみのイラスト世界
今年8月に建替えのため、43年の営業を終え、現店舗を閉館する渋谷PARCO。その最後の晴れ舞台としてパルコミュージアム(渋谷パルコ PART1・3F)で2016年7月8日(金)~7月25日(月) の18日間開催されるのが、イラストレーター山口はるみの個展「Hyper! HARUMI GALS!!」です。
今回の見所は3つ。
●1970年代の女性像を揺さぶったスーパーリアルな “HARUMI GALS” の原画展示
●1988~1997年にかけて多様な技法で実在の女性たちに迫った「のように」シリーズ
のポスター展示
●3人の気鋭クリエーターとのコラボレーションによる2016年の最新 “HARUMI GAL”
- 古田泰子:トーガ(TOGA)のデザイナー
- カミーユ・ヴィヴィエ:エルメス(HERMES)やメゾン マルジェラ(Maison Margiela)、 ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)などとのコラボレーションで知ら れるフランスの写真家で映像作家
- テセウス・チャン:“シンガポールの国宝”と呼ばれるアートディレクター
山口はるみへの深い敬意を共有する3人のクリエーターによるコラボレーションがどれほどのパワーで見るものを魅了してくれるのか。彼女の活躍をリアルで知る世代にとっても、また今回初めてその世界に触れるという人にとっても、クリエイターにとっては絶対注目の展示会となりそうです。
【イベント概要】
山口はるみ展「Hyper! HARUMI GALS!!」
会期:2016年7/8(金)~7/25(月)
時間:10:00~21:00(最終日は18:00閉場、入場は閉場の30分前まで)
会場:パルコミュージアム(渋谷パルコPART1・3F)
東京都渋谷区宇田川町15-1
料金:一般500円、学生400円(税込み)、小学生以下無料
問合せ:パルコミュージアム tel_03-3477-5873 web_www.parco-art.com