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誰にでも使いやすいデザインとは?障害を乗り越えるためのアクセシブルデザイン(AD)6つの原則

本記事は、6Principles of Accessible Design
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約1分31秒

〈the Spire Digital Accessible Designシリーズ〉の第2部へようこそ。このシリーズは、しばしばデザインにおいて考慮から外されてしまう人々について考えていきます。第1部では、高齢者を念頭においたデザインの方法を扱いました。この記事では、視覚障害、身体障害、認識障害、そして神経障害のある人々ためのデザインについて述べていきます。

 

わかりやすいデザインとは、難しくないものです。しかしデザインがやさしいものになっているかどうか、デザイナーが完璧に理解できるわけではありません。

 

私は最近、障害のある人々に適した雇用機会を見つけるプロジェクトを行いました。これには様々な人々との十分なテストと個人個人の直接の経験が必要でした。これらのユーザーテストとオンラインのリソースから、以下に要点をまとめました。

 

1.メディア

・ハイパーリンク、アイコン、画像、ビデオなどへALTタグをつける
・ビデオの字幕と書き起こしの準備(YouTubeがとても役立ちます)
・扱いづらい内容への画像やイラストの利用。ただしユーザーを驚かせないように、フォーマットをある程度を統一すること
・注意を分散させるような不必要なメディアの省略

 

2.テキスト

・ページタイトルは解説的で明快にする
・略語を使用する際にはピリオドを使用(CIAではなくC.I.Aと書くなど)
・白い背景に黒い文字、あるいはその逆が最も一般的
・能動態の使用(「マイクはウェブサイトを開発しました」など)
・可能であれば、大量のテキストを小さな段落か箇条書きにする
・テキストサイズにはremかemを使用
・テキストサイズは14〜16px以下を避ける

 

3.ナビゲーションとリンク

・クリックについて正確に説明したテキストリンクを書くこと。単に「ここをクリック」としない
・リンクにアンダーラインをつける
・色をつけて、リンクと通常のテキストとを差異化すること
・クリックできる箇所を広くするデザイン
・パンくずリストの使用

 

4.色

・目立つ色や強烈な色は避ける
・色覚異常の原因となる色の組み合わせを避ける

 

5.アセスティブテクノロジー

・Apple assistive touch
・スクリーンリーダー
・トラックボードでのオンスクリーンキーボード
・音声認識
・指標追跡ソフトウェア

 

6.開発

・アセスティブテクノロジーに問題を起こす可能性のあるハードコードによるレイアウトを避ける
・テキストサイズの変更や修正が容易な、柔軟なサイトの作成
・スクリーンリーダーが機能するように、意味的にコード化されたフロントエンドを実装

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