画像処理ツールの定番と言えばPhotoshopです。
写真のレタッチからデザインまで、多彩な用途に対応した万能ツールです。しかし弱点がないわけではなく、特に曲線に関しては、思うような線が描けずに苦労した方は多いでしょう。
今度新しく加わる曲線ペンツールがその問題を一挙に解決してくれる見込みです。どんな機能なのか、早速見てみましょう。
Photoshopで曲線のパスを描くのは、もはや悪夢です。ペンツールを使ってアンカーを一つひとつ設定しなくてはなりません。しかしAdobeが公開した動画によれば、Photoshopに新しく曲線ペンツールが搭載されるようです。このツールは自動的に曲線を生成し、アンカーを調節する必要がありません。
動画で確認しましょう。
新しいツールではクリックごとに曲線が描かれます。ダブルクリックで角を作ることもでき、線の調整も非常にスムーズです。もちろん、引き続きキーボードショートカットを利用することも可能です。
Adobeがブログで新機能を紹介してから2カ月以上がたち、そろそろ大きな変化がやってくるはずです。
競合ツールであるAffinity Photoや他のツールが注目度を増す中、Photoshopにも大きなアップデートが必要になっています。前回の大型アップデートは期待外れに終わり、ユーザーもしびれを切らしています。次のアップデートで、Photoshopがより便利で使いやすくなることを期待しましょう。
※本記事はAdobe’s Photoshop Has New Tool for Drawing Curvesを翻訳・再構成したものです。