ミレニアルピンクという色が、大流行しています。
しかし一体、どんな色なのでしょう?この色のトレンドに関する記述をいくつか集めてきました。見てみましょう。
- 「ベージュの色合いにピーチやサーモンのタッチを加えたもの」 – NY Mag
- 「ミレニアルピンクは常にピンクという訳ではありません。時々、ベージュやピーチの間の領域に入ることもあります。」 – PopCrush
- 「明るいピンクではありません。フクシア色でもありません。無垢で、邪魔にならず、繊細です。」 – Domain
- 「色ではありません。」 – Apartment Therapy
ここではミレニアルピンクに関する歴史的、文化的なニュアンスについて説明したり、ウェブデザインやロゴの色を変えろとは言いません。その代わりに、Envatoの考える未来のトレンドについて紹介したいと思います。これから紹介する5色が、2017年以降に最もアツイ色になるでしょう。
1.ベビーブーマーベージュ
2.Z世代プリント
グラデーションが新しい色であると語ったライターがいましたが、そこにパターンを入れてはいけない理由はありません。きっとゼブラ柄がミレニアル以後の世代を代表する色になるはずです。
3.X世代グレープ
落ち着いたピンク色を取り入れた世代に似た考え方ですが、安易にその色に染まったりしないベビーブーム世代とミレニアルの間のための色です。
4.100年シアン
名前にこの色を持つ、Envatoの共同創業者に合わせました。
5.沈黙のスカーレット
濃く、明るく、少しレトロで、沈黙の世代そっくりです。
・色のトレンドって本当に重要ですか?
皮肉っぽいですが、考えずにはいられません。色のトレンドってデザイン上そこまで重要でしょうか?
Pantoneが2010年以降に制作した新色がどれだけあるかご存知ですか?なんと112色です。眺めるのは楽しいですし、どんな色が流行しているのかを手っ取り早く知ることができます。
私たちは色のトレンドが好きです。Pantoneが2017年の色としてGreeneryを発表した際には、緑色をベースにしたパターンとデザインについて記事も作っています。しかし自分たちのサイトのロゴをミレニアルピンクに変えたりするでしょうか?
※本記事は、Baby Boomer Beige (and other on-trend colors we just invented right now)を翻訳・再構成したものです。