「コンテンツこそが王様」という原則は、ビジネス目的のWebサイトの構成を考える場合にも当てはまります。 つまり、訪問者を惹きつけ、関与させること、行動を促す呼びかけに応じるよう促すことが目的になる場合には、この原則は蔑ろにできません。
けれども、魅力的でクールなコンテンツを装備しているというだけでは、実は十分ではありません。 最近のオンラインでの買い物客の大半は、モバイルデバイスに依存しています。 ということは、レスポンシブでないWebサイトは相当数のユーザーを失う危険があるということです。
この観点から言って、本記事でご紹介する10のテーマは、その高性能さとレスポンシブさにおいて、数あるテーマのなかでも最上のものと言えると思います。 いずれも、ビジネス目的のサイトを作るさいには大変役に立つはずですし、いずれを選ぶにしても、少なくとも選択ミスの心配をする必要はないはずです。
1.Be Theme
適切なサイトを構築するためにちょうどよいテーマを探す作業は、デザイン作業そのものと同じくらい時間がかかることがあります。特に、サイトを必要としている当のビジネスが高度に専門化されたニッチな分野のものである場合や、クライアントがいわゆる「独創的な」タイプの場合には、テーマも難しくなるでしょう。
最大のWordPressテーマでもあるBe Themeは、どんな場合もカバーしてくれます。30以上の様々なニッチカテゴリーをカバーする300以上のプレ・ビルトされたWebサイトを提供してくれるのです。これらはそれぞれカスタマイズ可能であるため、ビジネスやクライアントの要件に完全に合致するサイト・デザインをすぐに開始することができます。
デザインを構築するためのテンプレートを見つけるだけなら数分で可能で、しかもワンクリックでインストールできるため、時間を大幅に節約できます。 楽しくなるぐらいに直感的で使いやすいのも特徴です。 Muffin Builderとオプションパネルは、多くの面倒な作業を行ってくれます。デザイン要素やショートコードの選択は膨大な選択肢から行うことができ、わざわざコーディングする必要もないほどです。
2.Kalium – Creative Theme for Professionals
Kaliumは、プロデザイナーによるプロデザイナー向けのテーマです。レイアウト、ショートコード、デザイン要素など、必要となる全てを備えています。
Webデザインの新人は、Kaliumのプロフェッショナリズムに多少「びびる」かもしれませんね。あまりにも使い勝手が良いので、実際、以前にWebサイトをデザインしたことがない人でも、プロ仕様のWebサイト、ブログ、ポートフォリオを数分で作成できます。
開店準備が整ったオンラインストアがあるなら、Kaliumのショップレイアウトですぐに稼動させることができます。また、複数ページWebサイトが対象の場合も、ホームページとランディングページのデモが時間を節約してくれるでしょう。
3.Pro
「想像を現実にする」と謳うこのテーマは、訓練されたアプローチに従うことができるWebサイトビルダー向けに設計されています。 Proが提供するのは、Web構築のための、従い易くモジュラーな、或るアプローチです。この「ビルディングブロック」アプローチは、それ自体が高度に洗練されているもので、たとえば、Proのヘッダービルダーは、最も単純なヘッダー形式から、頭痛を起こさせるような複雑ヘッダーまで、何でも作成することを可能にしてくれます。フッタービルダでも同じことが言えます。コンテンツビルダーの最適化されたワークフロー機能は、使用者の生産力を最大限に引き出してくれます。
2018年、デザインのゲームチェンジャーをツールキットに追加したくなったら、ぜひProを使ってみてください。
4.TheGem – Creative Multi-Purpose High-Performance WordPress Theme
TheGemは創造的でビジネス的な用途のために慎重に作られています。豊富なデザイン要素、スタイル、機能のために、「究極のWeb構築ツールボックス」と呼ばれています。
この多目的WordPressテーマは、ワンページ複数ページ問わずすべてのサイト、ポートフォリオ、ブログに最適です。デザイン要素、レイアウト、スタイルを中心的コンテンツに自由に組み合わせることができます。時間を無駄になくて済みます。
5.Newspaper
Newspaperは専門的なテーマです。マガジンやニュースペーパー形式のサイト、情報志向のサイトやブログを作ろうとしている人にとってはたいへん優れた選択肢でしょう。
このテーマのレスポンシブなレイアウトと約50のカスタマイズ可能なデモでは、食べ物、旅行、ライフスタイル、フィットネス、ビューティーなどの人気のある雑誌のトピックがカバーされています。
6.Uncode – Creative Multiuse WordPress Theme
このピクセル・パーフェクトなテーマは、ブランド構築的な志向を満たすポートフォリオを作る必要がある場合に理想的です。 Uncodeには、アーティスト、ブロガー、または創造的なWebデザイナーが必要とするすべてが満載されています。
Visual Composerのカスタマイズされたバージョンはポピュラーな機能で、中心のモバイルメニューと同様ほとんどのレスポンシブテーマに欠けている機能です。 Uncodeが提供するすべての機能を最大限に活用する場合でも、コーディングの必要はありません。
7.The Core
コアには、Webデザインツールがきわめて豊富に用意されています。また、それらを使用するの手助けしてくれる、豊富な素材と24/7プレミアムサポートを活用することができます。この多目的WPテーマは、多種多様なプレメイドのレイアウト、20種類以上のプレメイド・サイト(レスポンシブです)、高度なSEOオプションを備えた高画素密度ディスプレイとWooCommerceを提供してくれます。
8.Houzez
この専門的テーマは、その名前が示すように、不動産分野に特化しています。 Houzezには、不動産会社が期待する機能、オプション、機能があるだけでなく、好きなようにサイトをカスタマイズできます。
業界標準のプラグイン、支払いシステム、メンバーシップパッケージが含まれています。
9.XStore – Responsive WooCommerce Theme
成功するオンラインストアを立ち上げることが目的なら、XStoreは理想的なソリューションを提供します。レスポンシブでミニマルなデザイン、カスタマイズされた70以上のお店をフィーチャーしています。
Visual Composersは、ページビルダー/エディタの選択肢です。また、ページレイアウトやeコマース指向のプラグインも用意されています。
10.ListingPro Directory WordPress Theme
ListingProは、市場で最も優れたWordPressオールインワンのエンドツーエンドディレクトリソリューションです。その種のテーマでは最も完全なものでしょう。
その真値は、有償のプラグインが必要ないという点にあります。パワフルなディレクトリを構築するためのすべてがパッケージ内に含まれています。
※本記事は、10 of the Best WordPress Themes for 2018を翻訳・再構成したものです。
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