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今までのApple風Webデザインと違う「ブルタリズム」とは?その特徴と使用例を紹介解説

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以前、当サイトでも紹介したUXの最新トレンド「ブルタリズム」。じょじょに支持を集めているようでしたが、ついにAppleの公式イベントWWDC2016でも登場したのではないかと話題になっています。

Webデザインにおけるブルタリズムとは、手作り感満載で、荒削りで、洗練されていないデザインのWebサイトを指します。シンプルで美しいデザインこそ良いとされる最近のスタンダードからは大きく外れていて、「醜いデザイン」とも称されています。

ウェブデザインのトレンドという人もいれば、アンチデザインであるという人もいて、賛否両論のデザインですが「brutalistwebsites.com」にはたくさんのサンプルが載っています。

WS000002

 

そんななか、ついにAppleがブルタリズムデザインを採用したのではないかと話題になっています。

 

そのウェブサイトとは、毎年Appleが開催するデベロッパーのカンファレンス「2016 WWDC」のサイトです。

 

apple

 

決して醜いとは言えないものの、他のAppleのWebサイトは全く毛色の違うデザインになっています。

写真を多用して印象的な一言を添える、いつもの鉄板のパターンとは違うようです。

 

このサイトには以下のような特徴があります。

 

・これまでのリアリティを過剰に追求したデザインからは大きくかけ離れている

・余白が多い

・コード(プログラム)を真似たインターフェース

・エレメントの数が少ない(文字だけ)

・文字色に統一性がない

 

これをブルタリズムと断言するのはブルタリズム定義が明確ではないので難しいですが、Appleの新しいデザインとして注目しておく価値はありそうです。

 

 

ちなみに、Brutalistwebsite.comで紹介されていたサイトの中には同じようなデザインのものがいくつかあります。

 

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http://pedrothe.ninja/

 

こちらはPedro Cardosoさんの個人サイトなのですが、一目見ただけでは何がどこに書かれているのかよく分かりません。よく見るとインスタのアカウント情報や、職場情報などが書かれています。

 

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http://jva.io/

 

こちらはフリーランスのウェブデザイナーであるJohannさんのポートフォリオになります。右半分はこのサイトのソースらしきものが貼りつけられていて、左半分はおそらく彼のスキルを分かりやすく示したもの。説明が少ない典型的なブルタリズムデザインとなっています。

 

Appleがブルタリズムを意識しているのかどうかは定かではありませんが、2016WWDCのWebサイトはブルタリズムWebデザインとしてbrutalistwebsite.comでも紹介されていることから、これからブルタリズムの躍進に一躍買うことになるかもしれません。

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