改めまして、「キャラクター・イズ・キング」!
もはやキャラクターは小説・アニメ・映画・マンガなどの二次元の世界から飛び出し、見渡せばそこにキャラクターがいるという状況まで幅広く活躍しています。
ご当地PRの「ゆるキャラ」、企業PRの「お父さん犬」他、そして販促PRでは各種キャラクターとのコラボ商品などなど……例を挙げればキリがありませんね。
さてそんなキャラクターたちですが、今後3DCGアニメーションやVRが一般に普及することによって、さらにその「リアル」が拡張されることは、もはや必然の流れと言ってもいいかもしれません。
そして忘れてはならないのは、こうした魅力的なキャラクターたちの造型には必ずクリエイターの存在があるということ。そして3DアニメーションやVR領域で魅力的なキャラクターを「生成」できるクリエイターの中から、今後世界規模の大きな成功を収める人が輩出されるであろうということ。
そんな中、今月16日に発売される「美術手帳(8月号)」の特集テーマは「キャラクター生成論: 3DCG、VR——私たちの“リアル”はどう変わる?」と新しいキャラクター造型を手がける人にとって必読の内容となっているようです。
特集の「Part1」では、『シドニアの騎士』『亜人』を手がける「ポリゴン・ピクチュアズ」と、『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』『ブブキ・ブランキ』を手がける「サンジゲン」を取材。
ハリウッド映画で主流となってるフル3DCGとは異なる、日本の手描きアニメーションの質感を持った「セルルック」と呼ばれるCGアニメーションの手法についても触れられているそうです。
また「Part2」は、「PlayStation VR」の体験レポートや、開発者インタビューなどから、VRによるキャラクター表現の可能性について。
女子高生キャラクターと間近でコミュニケーションがとれることで話題を呼んだ『サマーレッスン』の開発者であるバンダイナムコの原田勝弘氏、玉置絢氏のインタビューも掲載されているそうです。
そして「Part3」では、キャラクター論をめぐる座談会として、伊藤剛氏、岩下朋世氏、さやわか氏らが登場し、『艦隊これくしょん』、『刀剣乱舞』、『ズートピア』『Fate/Grand Order』、「プリキュア」シリーズ、『仮面ライダーアマゾンズ』、『Ingress』などのキャラクターたちの様相が語られるそうです。
明日から三連休です!
今後も活躍の幅を広げるであろうキャラクターたちの造型について、最新情報をキャッチしておくのはいかがでしょうか?
美術手帖8月号7月16日(土)発売
定価1600円+税
発行元=美術出版社
『美術手帖』公式サイトhttp://www.bijutsu.press/books/magazine/bt/
Amazonサイト http://amzn.to/28XJe1W