2016年のグッドデザイン賞が決定し、各業界で受賞のニュースが見られる今日この頃。WEBサービス分野でも、電力比較サイト「エネチェンジ」が情報提供方法の創意工夫を評価され、2016年度の「グッドデザイン賞」を受賞しました。
2016年4月から電力小売の全面自由化がスタート。消費者が自分に合ったプランを選べるようになりました。そこで、「でんきの選び方」を提供するウェブサービスとして誕生したのが「エネチェンジ」です。
郵便番号と1ヶ月分の電気代などを入力するだけで高精度の料金シミュレーションを行ってくれる「エネチェンジ電力比較」機能を中心に、電気・節電に関する情報提供や、電力会社への取り次ぎまでのすべてをカバー。消費者が電気を自分で選んで買うための、すべてをサポートするサイトになっています。
審査委員による評価ポイントは…
電力自由化に伴って出て来た社会のニーズを素早くとらえてデザインソリューションを提供したというタイミング性はもちろんですが、それ以上に、例えば以下のような、情報提供方法の創意工夫が良いと評価されたようです。
・ウェブページの画面レイアウトが分かりやすく操作しやすい。
・共通の申し込みフォームで、各電力会社の見せ方に優劣がなく、ユーザーはフラットに判断できる。
デザイナーの受賞コメント
エネチェンジ社リードデザイナーの草間翔太さんは、以下のように話しています。
「消費者の皆様にとって、でんき選びは初めてのこと。このため、複雑なプラン選びをいかにわかりやすくし、その人にあったプランを選んでもらえるようにするかが課題でした。
エネチェンジの比較サービスは、消費者の皆様に様々な特徴をもったプランがあるという「発見」をしていただき、そのうえでプランを選んでいただけるように設計されています。今回の受賞では、サイトのデザインソリューションを評価されただけでなく、こだわりの1つでもあった「共通の申し込みフォーム」も評価のポイントとなったことを嬉しく思うとともに、エネチェンジ社一同、消費者にとってより選びやすいサイトにしていくよう努めていきたいと思います。 」
デザイナーのこだわりと審査員の評価ポイントが一致しての受賞のようです。WEBデザイナーのみなさん、あらためてエネチェンジのサイトを見てみてはいかがでしょう?
エネチェンジ公式サイト
グッドデザイン賞「エネチェンジ」受賞ページ
http://www.g-mark.org/award/describe/44484
エネチェンジグッドデザイン賞特設ページ