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Webデザインにおけるコンテンツの並べ方【視線の動き、F型パターンを学ぶ】

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Fパターンとは

Fパターンは、ユーザーがウェブコンテンツを読む際の目線の動きのパターンを表したものです。数秒の間にユーザーの目線はウェブサイトを驚くべき速度で移動します。

 

FパターンはNNGroupによる目線の動きの研究(リンク:https://www.nngroup.com/topic/eyetracking/)によって世に知られることになりました。コンテンツを読む際の視線の動きがFのように見えることと以下3つの特徴があります。

 

  1. 1.ユーザーは、最初コンテンツの上部を水平方向に読み始めます。この最初の動きがFの上のバーにあたります。
  2. 2.次に、パラグラフの最初の文の面白い部分を探してスクリーンの左側を垂直方向に目線を動かし、面白そうな部分を見つけたら水平方向に読みます。この動きがFの下のバーにあたります。
  3. 3.最後に、ユーザーはコンテンツの左側を垂直方向に読みます。

f①

f②

 
 
 

いつ使うべきか

Fシェイプパターンは、ブログやニュースサイトなどテキストが多いレイアウトに適しています。

f③

 

 

Fシェイプパターンの使い方

コンテンツに優先順位を付ける

あなたのサイトのコンテンツの配置を考える前に、コンテンツに優先順位をつけてください。ユーザーに最も読んでもらいたいものが決まれば、それをパターンのホットな部分にそのコンテンツを配置するだけです。

 

 

最初の期待を設定する

最初の2パラグラフが最も重要です。最も重要なコンテンツをページのトップに配置し、ユーザーにサイトの目的を理解してもらいましょう。ユーザーは通常ヘッダーを水平方向に読み進めるので、ここにナビゲーションバーを配置することをおすすめします。

f④

 

スキャン用のデザインにする

パターンを適用する際、ユーザーがスキャンした際に興味を持つようにコンテンツを配置します。

 

  • ・新しいパラグラフを魅力的なキーワードで開始します。
  • ・ ユーザーは視覚的に重要だと感じる部分を最初に見るので、見てもらいたいコンテンツに視覚的重要性を持たせます。
  • ・パラグラフ毎に1つのアイディアのみ、ブレットポイントをできる限り使います。
  • ・最も重要なコンテンツを、ユーザーが垂直方向のスキャンを開始・終了する左側および右側に配置します。

 
 

サイドバーを利用する

ユーザーをサイトに引き込むためにサイドバーが有効です。

 

  • ・ユーザーに見てもらいたいもの(関連記事、広告、ソーシャルメディアなど)を掲載します。
  • ・ ユーザーが特集コンテンツを見つけるためのツールとして活用します。

f⑤

 

たいくつなレイアウトを避ける

Fシェイプレイアウトの欠点は、単調になる傾向があることです。ユーザーを飽きさせないために、スキャンエリアの中に魅力的なコンテンツを用意してユーザーを引き込ませましょう。

f⑥

 

 

最後に

Fシェイプパターンは人間の目の動きに従ったデザインなので、あなたのサイトのレイアウト構造を考えるのに役に立つでしょう。しかし、これはガイドラインなので厳密に従う必要はありません。

 

 

 

 

※本記事は、F-Shaped Pattern for Reading Contentを翻訳・再構成したものです。

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