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webデザインが変わる?WordPressのもたらすコード文化への影響

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Speckyboy is an online magazine for designers with its focus on sharing helpful resources, exploring new techniques, sharing useful tips, and inspiring you to build a better web.

本記事は、Is the Future of WordPress Code-Free?
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約3分55秒

WordPressの独特な点は、デザイナーによって使い方を選べることです。いくつもことができるWebサイトを、様々な方法で作ることができます。

 

例えば、テーマをゼロから作ることや、1000以上ものテンプレートから無料またはプレミアムプランを使いダウンロードすることもできます。グーテンベーグを利用してコンテンツを作成することもできます。

 

このたくさんの選択肢は、プロジェクトの完成形を考える上でとても大切になってきます。サイトは動いて欲しいようにこれは動くのか。自分たちの希望する見た目になるのか。どのくらい後から修正を加えられるのか。あるいは後から変えることはできないのか。

 

これらの選択肢には重要なものがあります。私たちは「カスタムコードを書きたいかどうか」を決めることです。

 

実はこれは大きな選択なのです。そして、WordPressと環境は変化し続けます。それは、もっとコードフリーを選ぶデザイナーが増えることにつながるのでしょうか。もしそうなら、分岐点はどこなのでしょう。

 

サイトの作成者の技術は上がっている

 

開発コミュニティのおかげで、WordPressは少なくともここまで成長しました。ページビルダープラグインに関しては、数年もWordPressに関わっていることになります。当初、WordPressのような製品あまり良い出来ではなく終わる傾向がありました。大抵は少しCSSやPHPの知識を持っていれば達成できるものだったためです。とはいえ、開発陣にもカスタムのレイアウトのページを構成し、多くの人に届けるくらいの能力はありました。

 

ちなみに、専門的なデザイナーはWordPressなツールをあまり好まないことがあります。コードに関しての品質の面では、至る所に問題がありました。また、心のどこかでこのようなサイトを使うのはズルのように思っていた面もありました。

 

しかし、プラグインの作成者たちは製品の開発を続けました。近年のツールは、クリーンで反応の良いコードを使えるほど進化しました。加えて、ページビルダーが活動しないとフォーマットのコンテンツを失うことになりますが、ページが大量の使われていないショートコードに埋め尽くされることは無くなりました。

 

グーテンベーグがもたらした、デフォルトになったカスタムブロック

 

WordPressはもっと視覚的なコンテンツ作成の方向に進んできました。そのひとつ、グーテンベーグブロックはWordPress5.0はもっと一貫したユーザー経験を提供するために導入されました。この技術は、典型的な編集の限界を避けるために開発者が行った対応の一つです。

 

 

カスタムコードを知らなくても、複雑なレイアウトや見た目を作ることができるようになりました。次に、編集者たちは「カスタムブロック」を開発しました。このブロッックは自分で必要な時に自由に足すことができます。

グーテンベーグは他の本格的なページビルターと競争する必要はありません。はるかに手軽な代替品だからです。多くのブロックが使えるようになると、初めてのツールとして使うデザイナーが増え始めました。

 

ブロックエディターは最終的にフルサイトの編集ができるようになりました。これは、コンテンツのみではなく、webサイト全体を視覚のみで作ることができると言うことです。それもすべてがWordPressのデフォルトの設定の中で。この開発のおかげで、コードを書く必要性は少なくなってきました。

 

長所と短所

コードがなくてもサイトを作れるようにすることは、良い点と悪い点があります。

長所

誰でもカスタムされたレイアウトが作れるようになりました。写真のギャラリーや投稿のリストアップ、ナビなど複雑なものがクリックやフリックのみで追加ができます。

 

複数の互換性のあるテーマを使いたい時、完全にカスタムwebサイトを作ることもできます。これは、他のDIYサイトと比べても非常にすぐれた点です。

 

また、一貫した編集と経験を積む機会になります。すでに作られたテーマはこのような場合、自分で問題を解決していかなくてはならず、利用者が混乱することもあるためです。

 

推奨されているWordPress カスタマイザーですら、一部のタスクのために作られており、他のタスクの処理のためのものではありません。これは 様々なUIを切り替えることによって、 サイトを組み立てています。実行可能ですが、あまりやりやすい方法ではありません。

 

グーテンバーグは進化し続けています。そして、この分野の可能性を変える可能性があります。グーテンバーグによってインターフェーズ間のやりとりがなくなりました。これは、全てのデザインやレイアウトのための単一のUIがあるためです。

短所

コードがなくなることによるメリットはたくさんあります。しかし、欠点もあるのです。技術を知らないユーザーがあまりにも自由になりすぎます。

 

カスタムで設計したテーマの便利な点は、クライアントに触って欲しくないものをデザイナーがロックできることです。もし、すべてがビジュアルUIでの操作になると、これは実行するのが難しくなります。

 

 

グーテンバーグを使うことで、クライアントは行きすぎたデザインを実験的にできるようになります。このような問題への対処として、備え付けの何らかの安全装置のようなものができるでしょう。

 

別の大きな問題としては、テーマで様々なことをする機会がなくなることです。時に、小さなカスタムコードがwebサイトをユニークにすることがあります。新しい方法では、小さなコードによって何かが変わることはあるのでしょうか。何でもかんでもブロックでないといけないのでしょうか。

 

最後に、コードについていじる機会が減ります。テーマ開発はPHPやCSS、JavaScriptなどの共通の出発点になっていました。

もちろんカスタムブロックはコードを書く機会にはなります。しかし、全員ではありません。できる精神は消えていくのを見るのはとても残念なことです。

 

進化の背景

 

WordPressの開発が視覚的なデザインの方に進んでいくのは明らかでした。グーテンバーグのブロックを初めて見た時から、またはカスタマイザーを数年前に見た時から、コードに触らずにデザインタスクをこなすことがゴールのように見え得ました。

 

CMSのバックエンドが仕上がっていくにつれ、WordPressでの設計も変わっていきました。コードは未だにプロセスの一部なのです。他の人にとっては、デザインは基本的にインタラクティブなツールに変わっていってはいます。

カスタムブロックいよって多くの人に新たな可能性が芽生えました。しかし、Webの専門家になるとはどのようなことなのでしょうか。物語はこれからも続いていきます。

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