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スマホでも見やすいステッププログレスバーの表示方法を考える 可読性と視認性を高める工夫

UX movement

UX Movement is a user experience blog that publishes articles showing how good and bad design practices affect user behavior.

本記事は、How to Display Steppers on Mobile Forms
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約1分18秒

フォームに複数のページがある場合、ステップは無くてはならないものです。ステップは自分がいる段階や残りのステップ数を示して、進行状況をユーザーに知らせます。

 

モバイルフォーム上にステップを表示するのは、画面スペースが限られているので難しいでしょう。モバイルフォームにデスクトップフォームと同じステップを使うと、読みにくくなったり、見にくくなったりしてしまいます。

 

直線型ステップ Vs 放射状ステップ

 

直線型ステップはデスクトップフォームには適しているのですが、モバイルフォームには適していません。モバイルフォームで直線型ステップを使用すると、ステップのタイトルが読みにくくなり、進行状況をたどるのが難しくなります。

 

ステップ項目を狭いスペースに無理やり収めると、テキストサイズが小さくなり、ユーザーが読みにくくなります。それだけでなく、多くのステップ名と番号を一斉に表示するため、進行状況が見えづらくなるのです。このため、ごちゃごちゃしてユーザーが現在のステップを見分けるのが難しくなります。

 

モバイルフォームに放射状ステップを使用すると、ユーザーにとって進捗追跡が分かりやすくなり、読みやすくなります。放射状ステップは十分なスペースが取れるためステップ項目が大きく、ユーザーは自分がどの段階にいるのかが一目でわかるのです。一度に1つのステップが表示され、現在のステップに集中できます。またスペースに余裕があるので、次のステップも表示できます。

 

放射状ステップだと見る時間が少なくなるため、ユーザーは自分の進捗状況をより速く確認できます。放射状ステップを見るとき、視点は1回動かすだけで済みますが、直線型ステップを見る場合は、視点を4回動かさなければなりません。視点の移動が少ない分、進捗状況を早く把握できるため、フォームの完成が速くなるのです。

 

見やすさと読みやすさが鍵

複数ページのフォームに記入するとき、ユーザーは自分がどの段階にいるのか、進歩はどれくらいかを知る必要があります。ステップの見やすさと読みやすさは、この鍵となるのです。ステップ項目が明確で、進捗状況がたどりやすくなると、フォームを完成できる可能性が高まります。処理が難しい場合は、フォームの完成をあきらめる可能性が高くなるのです。

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