※本稿は 「Is it a crime to browse design inspiration websites?」を翻訳・再編集したものです。
自分のデザインのインスピレーション源に、他のWebサイトを見るのは、もちろん犯罪ではありません。しかし、そうすることは私たちのデザインの支えとなるのでしょうか?
この記事を読んで再考してみましょう。
途中、便利なインスピレーション源となるサイトもご紹介しますよ。
見るのは悪いこと?
ビジュアルインスピレーションを見るのは何かいけないことのような感じがしていました。真っ暗で完璧に孤立した場所でアイディアを思い浮かべられなければ、自分は”本当のアーティスト”でないかのように。
時々デザインウェブサイトを訪れるとズルをしているような気持ちがするのですが、それはそのサイト自体が自分のためにデザインやアイディアを作り出している、と思うからでしょう。でもそうではないですよね。
インスピレーションを見るのは、良い作品を作り出すこととイコールではありません。自分を助けるツールに過ぎないのです。
ヴィジュアルインスピレーションのフォルダをデスクトップに保存したって構わないのです。これはコピー、盗作、剽窃行為とは同じ行為ではありません。
どこでアイディアを得る?
・Designspirationでは他の人達がどうカラーパレットを使いこなしているかをチェックできます。
・Android Necetiesを閲覧すれば、他のデザイナーがどうAndroid UIに取り組んでるかを見ることができます。
・他にもBehanceを数分間チェックするだけで自分の作品にとって有益なアイディアが生まれるかもしれませんし、Pttrnsで最近のUIトレンドを抑えることもできます。
自分の作品をよくしていこう
サイトを閲覧するのは、そのサイトで見たアイディアを組み合わせて再構成する為ではなく、すでに自分の中にあるコンセプトを良くさせたり、また、アイディアが出ずに煮詰まっている時の助けとして利用するのです。
とは言っても、いくら素晴らしいUIを作り上げたとしても、その下にあるUXがよくなければユーザーは満足しません。この点をお忘れなく。
自分のオリジナルのものを作り、うまく操作させ、素晴らしいデザインにしましょう。
※本稿は 「Is it a crime to browse design inspiration websites?」を翻訳・再編集したものです。