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ブランドをデザインする レターヘッドのデザインをするときに注意したい10項目

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本記事は、Letterhead Design: 10 Things to Keep in Mind
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約4分28秒

会社のロゴと名刺は、通常、潜在顧客が最初に見ることになるブランド要素となります。 よくデザインされたレターヘッドはあなたのブランドにプロらしさを加え、ブランドの訴求に効果があります。

 

名刺とレターヘッドの種類を統一することで、ブランドを顧客の中に印象付けることができます。 名刺とレターヘッドに同じフォントを使用することもできます。

 

従来は、レターヘッドは印刷されるもので、ハードコピーの形式で企業顧客やパートナーに提供されていました。

 

しかし、現在はレターヘッドは請求書や会社の連絡文書をオンラインで送信するためにも使用されています。 印刷とデジタル形式両方で見栄えのするレターヘッドをデザインする必要があります。

 

 

以下はレターヘッドをデザインする際に注意したい10項目です。

 

1.基本から始める

 

レターヘッドはデザインするのが難しい場合があります。 レターヘッドの中心はテキストの内容です。 レターヘッドは、コンテンツに専門的な意味合いを添えることが必要です。 シンプルでさりげないデザインから試してみましょう。

 

レターヘッドには情報をたくさん載せないでください。 ベーシックさを保ってください。 レターヘッドをより構造化するために、重要な順に細かく分けてください。

 

視覚的に、情報があちこちに配置されたり分断されている場合、読み手は重要度で情報をレターヘッドから切り離することができます。

 

 

2.分野によってデザインを使い分ける

オーディエンスのことを考えてレターヘッドをデザインしてください。それによってデザインに引き付けられる人々の数が決まりますので、とても大切なことです。

 

ターゲットにしている人たちが魅力がないと思ったら、興味のないターゲットを顧客に変えることはできないかもしれないでしょうから。

 

たとえば、広告代理店を経営している場合なら、そのレターヘッドにもっとクリエイティブなデザインを用いることができます。

 

しかし、あなたが会社を経営しているなら、専門家らしい上品なレターヘッドデザインを選んだほうがいいです。要は、ターゲットのオーディエンスに合わせてデザインやスタイルを変えた方がいいということなのです。

 

 

3.ブランドを目立たせる

レイアウトは引きつけられるようなデザインにする最強のポイントになります。会社のロゴはレターヘッドの最も重要なエレメントです。

 

手紙を見ている間に目に入り続けるようにロゴは左上または右上に配置します。よく見えるようにレターヘッドにユニークで上品な縁どりをつけましょう。

 

連絡先の詳細は最後にかきます。また、見出しには上品なフォントを、その他の細かな部分はシンプルなフォントを使用して、ブランドロゴが目立つようにします。ブランドが目立ち、覚えられやすくなるでしょう。

 

 

4.必要な情報を含める

 

詳細情報は必要なことだけにしましょう。

 

だれがレターヘッドを使うのかを考えてみてください。 これは、どの部分を含めて、どの部分を削るかを理解するのに役立ちます。 役員秘書用の書面のレターヘッドなら、秘書室の連絡先を含めたほうがいいですよね。

 

さらに他の連絡先情報も含めるなどして、ビジネスチャンスを逃さないようにしてください。 通常レターヘッドに含めなくてはならあい特定の法的詳細情報がありますのでそれらをカバーしているかを確認してください。

 

 

 

5.セットでステーショナリーを作る

 

同じフォーマットのセットを作れば、競合他社と差をつけることができます。

 

レターヘッドに追加するデザインを決定し、これをスタンダードと決めてしまいます。そうすると 仕事まで整っていてプロフェッショナルっぽく見せる効果があり、デザインの一貫性と統一感をだすことができます。 自分のデザインで作成するか、ウェブサイトからデフォルトのテンプレートを使うことができます。

 

また、レターヘッドが魅力的に見えるように光沢のある紙や質感のある紙など、印刷には上質紙を使ってください。 紙の品質は、会社の品質基準と仕事ぶりまでを反映することがあるのです。

 

 

6.効果のあるソフトウェアを選択する

レターヘッドをデザインするとき、一般的にはPhotoshopを選ぶことが多いです。 Photoshopでもレターヘッドをデザインできますが、一歩先を行くものにはなりません。

 

一方、IllustratorとInDesignは、裁ち切りを設定できる機能が組み込まれており、印刷可能なPDFファイル機能もあり、レターヘッドのデザインに最適です。

 

エレメントをデザインし最適に置き換えるトポグラフィーコントロール機能があります。にじみやピクセル化を防ぐため、必ず300 dpiでレターヘッドを印刷してくださいね。

 

 

7.ヘッダーを選ぶ

レターヘッドのデザインを引き出すヘッダーを選びましょう。いろいろなカテゴリ別のヘッダーがありますので適切なヘッダーを選択してください。 会社のビジョンと目標を表すような強くて創造的なヘッダーを作成しましょう。

 

レターヘッドもシンプルに見え、メッセージ用のスペースが広くとりたいので、画像をたくさん使わないでください。 ブランドを印象深いものにしたいなら、ヘッダーはシンプルで魅力的なデザインにしてください。

 

 

8.テーマを決めましょう

レターヘッドの見栄えを良くする方法はデザインの小さな部分(形、色、写真など)のエレメントを洗練することによって改善できます。一つのまとまりがあるように見えるような配色にすればテーマを伝えることができます。

 

まずはテーマを作成し、会社の販促品と商品をそのテーマでデザインすると顧客は魅了され、ブランドをより良く見せることになります。同じテーマの文房具や反則ツールは会社がブランディングの一貫性を保っているというメッセージを伝えられます。

 

 

9.クリエイティブな縁取りに

 

縁取りで文字にスタイルを追加します。縁取りは白黒レイアウトにしないでください。

 

シートの端に印刷できる最新のプリンターでは、スタイリッシュな縁取りを作るのが簡単になりました。色とパターンの組み合わせはレターヘッドにちょっと魅力的なエレメントにすることができます。

 

ただし、色や模様は、控えめで上品にしてください。縁取りによって手紙の内容から意識をそれてしまうようではいけません。テキストコンテンツを生かす縁取りにしましょう。縁取りはフォトフレームのように、フレーム内の写真に集中できるようにすることと同じ効果があります。

 

 

10.特殊効果を使う

 

特殊効果でレターヘッドをデザインしてレターヘッドの外観を向上させましょう。

 

背景に幾何学模様をいれてシンプルで精巧に作られたものすることができます。特殊なプリンタを使用してフォイルブロッキング、ダイカット、エンボス加工などを追加できます。

 

練られて設計されたレターヘッドは、ブランドのメッセージとエッセンスを人々に広めるためのバックボーンとして機能します。

 

じっくり時間をかけて、メッセージを込め、レターヘッドを設計して人々にメッセージを伝えてください。また、細かなエレメントを入れ、効果的なレターヘッドを作りましょう。

 

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