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【モバイルデザインの落とし穴?!】デザイナーが知らぬ間に囚われている3つの迷信とその真実

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モバイルデザインには、一見本当であるかのように信じられていても、実際はそうではない迷信がいくつもあります。これからモバイルデザインに関わる方のために、そうした迷信の真実の姿を解説していきます。

 

 

迷信1:ガイドラインはデザイナーの聖書である

アップルやGoogleがリリースしているデザインガイドラインは絶対に守るべきという意見が時々聞かれます。それが本当かどうか実際の例を見て確かめてみましょう。アップルは毎年最も優れたアプリを表彰していますが、その中にも見た目がAndroidアプリにそっくりなものがたくさんあります。

mobile①

Googleも同じような表彰を行っており、Airbnbアプリには両プラットフォームのコントロールが混在しています。

mobile②

 

 

ガイドラインはもちろん参考にするべきです。しかしそれはあくまで推奨されるデザイン方法であって、聖書のように絶対厳守すべきものではないのです。

 

 

 

迷信2:複雑なものは不便であり、シンプルなものは便利である

UIは限りなくゼロに近ければならず、最小限のクリックでゴールにたどり着けるようにしなくてはならない、と考える人は少なくありません。しかしこれが成り立たないこともあります。

  • ・デザイナーは既存の機能に慣れ親しんだユーザーのために今ある構造を維持しなければなりません。
  • ・クリックの回数を数えても無意味です。それぞれのクリックがユーザーにとって意味のあるものかどうかを考えてください。
  • ・デザインが全てをダメにしてしまう可能性があることを忘れてはいけません。たったひとつのボタンが全体を壊してしまうこともあります。

 

モバイルアプリはウェブサイトの簡易バージョンではありません。既にウェブで提供している機能はそのまま使えるようにすべきです。

 

 

 

迷信3:文脈のない美しさはユーザーを幸福にする

プロジェクトデザインにおいて、見た目は最も大切なものではありません。構造こそが大切なのです。それを忘れて見た目だけに注力していては、ユーザーの支持は得られないでしょう。

Facebookアプリはその代表例と言えます。デザインは美しいですが内容はごちゃごちゃしていて、ユーザーが戸惑う構造になってしまっています。

mobile③

車輪の再発明をしてはいけません。どんなアプリにも、達成すべきゴールがあります。開発の後半部分で、そのゴールに沿っている場合にのみ、見た目の改良を行うべきです。

 

 

 

※本記事は、8 myths about mobile interfacesを翻訳・再構成したものです。

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