コミュニケーションと情報共有はどのような場面においても重要です。コミュニケーションはソフトウェアのデザインと開発がうまく行くかどうかを左右し、これにはもちろんwebとアプリのデザインや開発が含まれます。
プロトタイピングはコミュニケーションの手段として最近注目されているツールです。プロトタイピングツールはプロジェクトチームを組んでいる人たちやステークホルダーの中で人気があります。しかしながら、完璧な仕事をこなすにはそれなりのクオリティのツールが要求されます。
プロトタイプやワイヤーフレームは製品がどのように機能するのかチェックします。特に、ワイヤーフレームはソフトウェアの機能性や対話性を重要視して確かめます。
プロトタイプはさらに完成時のイメージやソフトウェアソリューションがどのような感じになるのか詳しくチェックします。
これから紹介するプロトタイピングツールは最高峰のもので、目に見えるイメージや忠実さをチェックしてくれます。デザインの正確さや矛盾の無さをチェックする能力も最高のものです。そして開発者にデザインを渡していいのかさえ判断してくれます。
1. Justinmind
このツールはWebやアプリの特徴をデザインしている途中に確かめたいときに最適です。さらには、開発者に手渡してもいい段階かもチェックしてくれます。
4000以上のWeb、Android、iOS用のUIはワイヤーフレームやプロトタイピングには必要ないのです。代わりにチームのメンバーやマネージャー、顧客、とコミュニケーションをとるのに使われたり、意見を求めたり、デザインが完成しているのかどうかチェックしてくれます。
Justinmindはデザインにかける時間を大幅に減らしてくれて、さらには開発段階の方も時間も短縮してくれます。デザインを進めながら、Websiteやアプリの進行具合をチェックしたり、難なくとプロトタイピングを同時並行させることができます。
このツールはどのようなデザインツールやライブラリ、ファイルから自分の独自のUIが作れたり、なおかつ注目できる点は無料なところなのです。
2. Supernova
このツールはMac OS Xベースのものでスケッチをすぐさま制作段階へ進めさせてくれます。コードはiOSやAndroid、Reactnativeデバイスに使われているレベルのクオリティでプロの開発者も使っています。
Supernovaは他のプラットフォームでも使えるように現在開発中なのだそうです!
パッケージに入っているアプリはモバイル機器のチェックをしてくれたり、Supernovaのクラウドに上げることでWebにあげるテストもできます。
開発者は繰り返しやらなければならない大変な作業、たとえばコードやリソースやファイルに名前をつける作業などをこのツールによってオートマ化することができて喜んでいます。
このツールは完全無料で使えます。
3. Savah App
このアプリは従来のプロトタイピングツールとは全くもって違います。たった一つのパッケージにいくつかのセットが入っている仕様です。プロトタイピングプラットフォームにいくつものデザインやプロトタイピング、共同作業、マネジメントが含まれていて、それらをIPhoneXやAndroid、スマートウォッチなどどのような機器でテストできるのです。
デザイン作業をオートマ化できるし、デザインスクリーンにパスコードをかけることもできます。さらにはメンバーやステークホルダーの人たちからのフィードバックをすぐ得やすいのも特徴です。
Savah Appはデザインのスムーズな進行をversionを作ることによって管理し、DropboxやSketch、様々なツールに適応させることもできます。
このツールはフリープランがあり、3種類もの支払い方法があります。
プロトタイピングの利点
プロトタイピングにはデザイナーと開発者、両者に関係するメリットとデメリットがあります。今までにもプロトタイプの有用性に関する質問はあったのですが、プロトタイピングツールの使い方を覚えるまでの時間を指摘する批評家もいました。中には開発者が得られる利点とはなんなのかとずっと疑問に思っている人もいました。
しかし、今では全く違う状況となっています。プロトタイピングツールはもっと速く、そして使いやすくなっているのです。簡単に使え、とても詳細にシミュレーションを行うことができます。デザインがどのように見えたり、感じられたりするのかチェックするのに最適なのです。ここに高いレベルの機能性や対話性が顕在化するのです。
プロトタイプのできること
・システムの曖昧さを排除してくれて、システムの機能を移行する際に起こるエラーを減らしてくれます。
・ソフトウェアがどのようにデザインされているのか、または何ができるのかチェックしてくれます。
・開発者に制作段階の雰囲気を確認させることができ、さらに詳しくデザインを加えることができるようになります。
・問題やエラーを早期発見し、誤植やあいまいな表現をなくしてくれます。
・完成したソフトウェアがどのように動くのか確認をし、デザインテストや開発者に手渡してもいい段階なのかチェックしてくれます。
・協力と情報を共有することで顧客に責任感を持たせることもできます。
・開発者がコストやスケジュールを把握しやすくなり、どれくらいの資源が必要なのかも計算できるようになります。
・バージョンコントロールがしっかり管理されているので、開発段階の点で問題が発生した時に安心です。
最後に
これらのアプリやツールはいつでも手に入れることができます。フリーランスであれ、デザインチームの一員であれ、使う価値は十分にあります!
開発者にも利点があり、プロトタイピングツールがどれだけのことができるのかということを確認できた時に感じることができるでしょう。
これらのプロトタイピングツールはデザインや開発段階にかかる時間をぐんと縮めることができます。そしてエラーも減らしてくれますし、ステークホルダーに責任感を持たせるというのも利点の一つなのです。