1.#Customブランド特化系
イーコマースの父であるAmazonは、Bookerlyという、Kindleのためにデザインされたserif書体を導入しました。また、AppleはSan Francisco書体をAppleウォッチでデビューさせ、MacOS、iOSなどのデバイスに導入しました。
カスタム書体は、ブランドアイデンティティの確立と同じ効果があります。また、他のブランドとは異なるイメージを消費者に持たせることができます。
2.#Responsive全デバイス向け
数々の新しいデバイスが登場している今、デバイスごとに対応できる書体が必要となりました。スマートフォン、タブレット、ラップトップなどのデバイスに合わせて大きくなったり縮んだりするレスポンシブな書体です。
レスポンシブタイポグラフィでは、フォントサイズやスペーシング、レイアウトが一緒になって各デバイスのために美しいテキストを生み出します。
3.#Oversizeサイズで冒険しよう
大きな書体は力強いメッセージを伝えることができる一方、小さな書体はプロダクトに焦点を当てることができます。
現在のトレンドは、ごく小さくするか、大きすぎるくらいにするかのどちらかです。どちらにするかはブランドイメージによって決められます。
4.#Unique個別化するために色を加えよう
芸術的な書体は、ブランドのアイデンティティを確立する革新的で新鮮な方法です。
Watercolor書体は楽しく愛されるようなイメージをウェブページに与えます。
Handwrittenフォントは信頼性と個人的なイメージをブランドに与えます。
Grunge書体は各文字が異なる特徴を持っており、アーティストによって手作りされたという印象を与えます。
5.#Variable未来のタイポグラフィ
これは、将来的に長く使われるであろうスタイルです。Microsoft、Google、Apple、Adobeが2016年9月にOpenTypeフォントプロジェクトを発表しました。これは、一つのフォントファイルが複数のフォントのような動きをするもので、この一つのファイルをダウロードすることでデザイナーは複数フォントの異なる特徴を使用することができるようになります。
6.#Geometricこの形が大好き!
幾何学的なフォントは、エレガントでスムースに見え、そして人々の目に留まり、現代的な印象を残します。2016年に多くの幾何学的フォントが登場しましたが、2017年もこのトレンドは続くでしょう。
※本記事は、Top TYPOGRAPHY Trends You Can’t Afford to Miss in 2017を翻訳・再構成したものです。