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UIデザイナーの年収は?求められるスキルは?アメリカにおける5つのデータを見て分かること

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UIデザイナーはますます忙しくなっています。UXへの意識が高まり、企業ではUIデザインを専門とする部署まで作られています。ユーザーに満足をもたらす仕事はやりがいがありますが、働く側として気になるのは、やはり給与です。今回は参考として、アメリカで働くUIデザイナーの給与データを5つ見てみましょう。

 

 

1.アメリカで仕事をするUIデザイナーの平均給与額は、年間およそ89,106ドル、日本円で1,000万円ほどです。時給に換算すると41.63ドル、日本円で4,680円です。

このデータは有名デザインコミュニティに集うデザイナーやユーザーからのデータ、Indeedに掲載されている過去12カ月の求人情報などを元に作成されたものです。一般的な比較用に用意されたデータであり、最低賃金などは地域により異なることにご注意ください。

 

 

2.次のデータは、アメリカの有名企業におけるものです。これを見ると企業ごとのUIデザイナーの平均給与額がわかります。AppleOneの場合、給与は1時間ごとに計算され、時給75.07ドル、日本円では8,440円です。

 

 

3.こちらはキャリアによる給与額の違いを示しています。UIデザイナー歴が5年未満の場合、年間の給与額は61,000ドル、日本円で686万円ほどです。しかし5~10年のキャリアを持つデザイナーは平均73,000ドル、日本円で820万円と収入が大きく上がります。10~20年の経験を持つデザイナーでは83,000ドル、日本円で933万円になります。

 

 

4.以下の画像は、地域ごとによる給与データです。サンホセでの給与はアメリカ全体平均を25%も上回り、最高額となっています。他にはシアトル、サンフランシスコ、ボストン、オースティンで平均より給与が高くなっています。一方、中西部では給与額が平均を下回っており、特にカンザス、デトロイト、シカゴで低くなっています。

 

 

5.スキルによっても給与は変わります。次のグラフはこの仕事で最もポピュラーなスキルと、各スキルが給与額に与える影響を示しています。影響の大きなスキルとして、Adobe Photoshop、インタラクションデザイン、CSS、ユーザーリサーチが挙げられます。逆にウェブ開発、Adobe InDesign、グラフィックデザインのスキルはあまり影響力は大きくないようです。

 

 

 

いかがでしたか?これはあくまでアメリカのデータであるため、そのまま日本に当てはめられるとは限りません。地域による差も存在しています。しかし企業やスキル次第では、今よりも給与額が上がる可能性もあることがわかります。実力を身に付ければ、それだけ報われると言えるでしょう。

 

 

 

 

※本記事はUI Designer Salary Research of 2017 in the United Statesを翻訳・再構成したものです。

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