Googleで何か検索してみてください。そしてFacebookをチェックしてください。今度はTwitterにもログインしてみて…。そして、最後にあなたのLinkedInを見てください。
何か同じものにたくさん出会いませんでしたか?「青色」です。
青色はインターネットで最も人気のある色です。しかし、どうしてなのでしょうか。それは議論の対象になっているようです。
1.大気は青色である
一つの理由は、実際の世界と関係しているかもしれません。空がどのくらい青色であるか知っていますか?私たちは毎日青色を目にしています。地球の71%が水で、水が青色であることにも気付いていましたか?それも、私たちが毎日目にする青色です。
したがって、無意識のうちではありますが、青は私たちが自然に慣れ親しんだ色であるのです。そして、インターネットや技術が身近に感じられるようにするためには、青色がデジタルデザインに普及していることは驚くべきことではありません。
2.黒色の次に暗い色は青色
これはGoogleが検索結果ページのリンクに使用している青色です。
青色は長年、リンクを示す定番の色です。しかし、誰もその理由を正確に知らず、誰がそれを始めたのか知らないようです。
インターネットの歴史をまとめたtracesによると、リンクの歴史はインターネットの父親、ティム・バーナーズ・リー氏まで遡ることができるといいます。彼の最も初期の写真のいくつかを見ると青で着色されたリンクが見られるのです。
しかし、バーナーズ・リー氏自身は、自身がリンクを示すために特別に青色を選んだという記憶を持っていません。彼がハイパーリンクの慣習を普及させたとき、まだ時代はグレースケールの画面であったからです。
初期のインターネットブラウザであるMosaicまで遡ってみましょう。白と比べて黒に最も近い色であるため、青色をリンクのデフォルト色にすることにしたのがこのブラウザでした。そうして青色はWebページにおいて読みやすい色となりました。
それ以来、青色は検索結果ページの定番となっています。私たちのほとんどは、おそらく日常的それを見ているでしょう。
3.彼が見ることのできる唯一の色は青色だった
Mark Zuckerbergが大学の寮でFacebookを構築していたとき、青をFacebookのメインカラーにするという選択は実は、特に冴えたものではありませんでした。というのも、それは考え抜いた末の決定などではなかったからです。
Zuckerbergは色盲で、赤や緑を見ることができず、青色は唯一彼が完全に見ることができる色であり、Facebookのメインカラーを青にするということは非常に自然な判断でした。
SNSは世界で最も人気のあるサイトの1つで、私たちの大部分が1日に何度も見ているように、私たちがオンラインで最も頻繁に見る色である色を青にするという傾向が続いています。
4.41色の青
青色と一口に言っても、様々な色調があります。これはあなたの好きな青の色合いでしょう。では、どのようにそう判断したのでしょうか?
かつてGoogleはそのホームページには青色の色調を使用したボタンを使用し、Gmailでは別の色合いの青色を使用したボタンを備えていました。
彼らは使用していた青色の色合いを標準化することに決めましたが、どちらの色を選択するのかが問題でした。
それを調べるために、彼らはほとんど目に見えないほど細かく青の色調を分けてユーザーテストを実行しました。その色調の数は41にもなりました。
5.インターネット上で最も人気のある色
2016年に、デザイナーのPaul Hebertはインターネット上で最も人気のある10のサイトの分析を行い、使用していた色についてのデータを収集しました。彼が見つけたのは、青色が最も人気のある色であるということでした。
6.では、なぜなのでしょうか?
おそらく、それは空と海が青いからです。1人の影響力のある人が青が好きだと決めたからかもしれません。何が本当の起源であるかは分かりませんが、青はインターネットそのものであり、実際に世界中でデザインのデフォルトカラーです。
それは不快感を与えません。
控えめでプロフェッショナルです。
クールで、目新しい感じもします。
結論
青色には多くの色調、エピソードがあります。しかし何よりも、それはインターネット上で最も人気のある色です。
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※本記事はWhy Is Blue the Internet’s Default Color?を翻訳・再構成したものです。