日々、急激なスピードで変わっていく現代において、スマートフォンのカメラ機能への期待は高まる一方。カメラを持ち歩かずに、スマートフォンで写真を撮る人は増えています。スマートフォンを製造しているメーカーも、カメラ機能を向上させることが売り上げアップにつながると気づいているようです。では、スマートフォンのカメラアプリについては、どう考えられているのでしょうか。
多くの人は、スマートフォンを買ったときに入っていたカメラアプリを使っています。では、もしそのアプリでは満足できなくなってしまった場合、どうすればよいのでしょうか?実は、最初から内蔵されているカメラアプリ以外にも、様々なアプリが提供されています。その中には、オールマイティーなものも、特定の機能に特化したものもあります。
今年人気のAndroid向けカメラアプリをランキング形式でご紹介します。
※無料アプリ、有料アプリどちらもあります。
第12位 Motion Stills
価格:無料
Motion Stillsは動画に特化したカメラアプリ。ショートムービーを撮ることができます。また、GIF動画に変換したり、タップするだけで複数の動画を1本にまとめる機能もあります。このアプリを使って、友達や家族に動画を送ることもできます。
このアプリは、無料アプリの中ではかなり使いやすいものとなっています。しかし、画質や修正機能はいまいちです。さらに、このアプリには互換性の問題もあります。そのため、メインのカメラアプリとしては使いづらいかもしれません。興味あれば、一度試してみてください。
第11位 Vignette
価格:290円
Vignetteは画像を編集するとき便利なアプリです。このアプリは標準的な機能だけでなく、付加機能も充実しており、セルフタイマー、構図調整、固定撮影モード、10倍デジタルズームなどが使えます。このアプリでは、音量ボタンで自由に、ズーム、露出調整、シャッターを操作することができます。
画面横のアイコンの編集も簡単にでき、ソフトフォーカス、傾斜モード、オートンエフェクトなど多彩なフィルターや効果も装備。さらには、写真1枚1枚に、日時や位置情報をつけることもできます。
第10位 ProCapture
価格:440円
ProCaptureは今人気が出てきているアプリですが、Androidユーザーにはまだあまり知られていません。このアプリのインターフェイスはわかりやすく、使い方はとても簡単です。パノラマ、ノイズキャンセル、ワイド撮影などの複数の撮影モードも搭載されています。画面には、光の量がリアルタイムにグラフで表示されます。
このアプリには、使える機能をしぼった無料版もあります。カラーエフェクトやホワイトバランスなどの機能はついていません。
第9位 Cymera Camera
価格:無料(アプリ内課金あり)
Cymeraは無料で使える、自撮りに特化したアプリです。スタンプ、メイク、文字などで自撮りした写真を編集・加工することができます。コラージュも作れます。また、このアプリには150以上ものフィルターがあります(一部有料)。
このアプリには、明るさやコントラストなどのベーシックな機能のほか、手ぶれ補正、オートフォーカス、タッチ撮影などの機能も搭載されています。
Googleフォトから直接画像をインポートすることもできます。アプリのダウンロードは無料ですが、一部の機能は課金が必要です。
第8位 Googleカメラ
価格:無料
GoogleカメラはHDR+、ぼかし、連写など、一連の機能がついた使いやすいアプリです。スローモーションの動画も撮影できます。
天体モードという機能があり、美しい星空を撮影することもできます。このアプリの唯一の欠点は互換性かもしれません。最新版は、Android7.1.1以降でないと使用できないので注意が必要です。
第7位 Camera MX
価格:無料
Camera MXはスマートフォンでの撮影や画像編集において、人気アプリになること間違いなしです。オートフォーカスやHDR機能を搭載しており、高レベルな写真を撮ることができます。設定から、JPEGの画質も選べます。明るさ、コントラスト、温かみも簡単に変更できます。
このアプリには、万華鏡モード、鏡モード、スケッチモードなど幅広いエフェクト機能があります。また、動画については、撮影だけでなく編集も可能です。動画の編集の仕方は簡単で、スローモーションや早送りにすることもできます。全体的によくできたアプリとなっているため、試してみる価値はあるはずです。
第6位 Footej Camera
価格:無料(アプリ内課金あり)
Footej Cameraは、わかりやすいインターフェイスと写真や動画の画質という点で、人気があり、使いやすいアプリです。Androidユーザーに人気のアプリで、ベーシックな機能と、プロ向けのより高度な機能をあわせ持っています。
このアプリでは動画を撮影しGIFを作ったり、連写撮影したりできます。主な機能は、シャッタースピードの変更、ISOの手動設定、タイムラプス撮影、パノラマ撮影で、RAW画像も作れます。
有料アップグレードをすれば、より高画質での撮影・連写も可能です。
第5位 VSCO
価格:無料(アプリ内課金あり)
VSCO(Visual Supply Company製)は非常に人気のアプリで、効果的な撮影・編集機能を搭載しており、特に編集に特化しています。このアプリは、ホワイトバランス、ISO感度、グリッド、RAWモードなど、本格的な撮影に使う高度な機能を搭載しています。
上記の写真はVSCOで加工したものです。便利なアプリの1つだと言えます。たくさんのフィルターやエフェクトを選べます。
このアプリはダウンロードは無料ですが、より魅力的な機能を使おうとすると有料版にしなければなりません。お金はかかりますが、今回紹介しているアプリの中ではおそらく最安値です。
第4位 Candy Camera
価格:無料
Candy Cameraは自撮りに特化したアプリです。たくさんのかわいいフィルターやスタンプなどがあります。ビューティ機能もついており、チーク、アイライナー、マスカラ、コンシーラーを追加できます。痩せ見え効果や美白機能もあります。
様々なフィルター、モード、グリッドを使いコラージュも作れます。大きさを変えられるスタンプを使って、画像をかわいくすることもできます。このアプリは本格的な写真撮影には向いていませんが、自撮りにはもってこいです。完全無料のアプリであることも特徴です(広告あり)。
第3位 Camera FV-5
価格:無料 or 320円
もう少し本格的なカメラアプリがよいという方もいるでしょう。そんな方におすすめなのがCamera FV-5です。このアプリは一般的なデジタル一眼レフカメラのように、ISO感度、シャッタースピード、ホワイトバランス、フォーカス、露出などの設定を行えます。本格的な撮影を楽しみたい方にぴったりなアプリです。
このアプリの特徴は、タイムラプス撮影用にインターバロメーターが内蔵されていることです。RAW(DNG)データや可逆のPNGファイルも作れます。また、音量ボタンを操作するだけでISO感度や色温度を調整できる仕様となっています。加えて、PNG、JPEG、DNGファイルにすることができ、30以上の言語に対応したアプリです。
このアプリには、ライトとプロという2種類のバージョンがあります。ライト版はプロ版に比べて機能は少ないですが、無料アプリです。このアプリは実力のあるアプリの1つといえるでしょう。
第2位 Open Camera
価格:無料
Open Cameraは完全無料のアプリの中で最も人気なアプリの1つです。このアプリは容量が軽く、すっきりとしたインターフェイスの上、カメラの標準的な機能を備えています。オートモード、露出制限、顔検出、位置情報付加(動画・静止画ともに可能)、設定可能なGUI、音量ボタンなどの機能があります。
さらに、HDR、外部マイク、複数シーン/焦点モードもあります。ノイズ低減モードも搭載しています。一方、残念な点は動作が遅いことです。ですが、総合的には実用的なアプリといえます。
第1位 Camera Zoom FX
価格:無料 or 490円
Camera Zoom FXも人気のアプリです。タイムラプスのRAWデータの保存(対応デバイスのみ)、コラージュ作成、HDRモードなど多くの便利な機能を搭載しています。このアプリはAndroidアプリの中で最も動作の速いアプリと宣伝されており、実際その通りです。
このアプリは1秒間に50コマ撮影でき、動きの多い撮影に最適です。また、手ぶれ防止機能がついており、ぼやけた写真となってしまうことを防ぎます。代表的な機能は、HDRモード、ISO感度、シャッタースピード、無音カメラ、音声起動、スピード連写などが挙げられます。他のアプリと同様、無料版と有料版があります。