Instagramは、創造的で魅力的な方法でブランドの製品やサービスを宣伝する、早くも最もポピュラーなプラットフォームの1つになっています。観客の注目を視覚的に捉えるという点において、Instagramはマーケティングにおいて秀でた特長を持っています。
このブログでは、ブランドや企業がInstagramの顧客基盤を維持すべく、最高にクリエイティブなコンテンツを開発するためのヒントなど、製品やサービスの認知度を高めることができる広告のためのベストプラクティスについて説明します。
フォーマットが重要です
これまでのところ、Instagramでなにかクリエイティブなことをしようとする人々にとって、ブランドのイメージとメッセージを表現する最も効果的な手段は「静止画」です。広告の焦点を「イメージ」だけで表すことができるということに、Instagram広告の最大の意義があるわけです。
そしてInstagram広告が他の広告と少し異なるのは、次の点です。
それは、多くの他の場合では明確なコール・トゥ・アクション(CTA)を付けておくことが推奨されますが(「今すぐ購入する」または「今すぐ申し込む」ボタンのような)、Instagram広告においては、大胆な「広告」をしかけるということよりもむしろ、商品やサービスのイメージを純粋にディスプレイするような、「オーセンティック」で「リアル」な画像集を提供するということに力点をおくべきであるということです。
以下に、3つのポイントを紹介します。
1.オーセンティックであること
CTAを付けてあからさまに広告することより力を入れるべきなのは、伝えたいメッセージがきちんと人々の心をつかめるように、ライフスタイルや、顔の表情、本物さ(オーセンティシティ)を写真できちんと示すことです。そうすることで人々が商品やサービスを、イメージが伝える感情や情感で認知できるようにするのです。
Instagram広告では可能な限り、商品やサービスを、視聴者の個人的な生活のなかで重要な役割を果たすものとして位置づけることを考えてください。そのための良い方法は、自然派のオーガニックな写真をディスプレイするインスタ投稿のような、自然に見えるイメージを投稿することです。完璧な例として、Starbucksがインスタページに掲載した写真をあげておきます。
2.色の効果を考えること
「マーケティングにおける色彩のインパクト」についての調査研究(この研究はここで公開されています)では、製品について人々の判断は、その製品と出会って90秒以内に下され、その判断の62%〜90%程度は色彩から来ているということが明らかにされています。色彩は、ブランドの個性と性格を形作るような影響力を持つのです。
色彩心理学の知見の例をあげます。
– 緑:平和、健康、成長。
– 青:信頼、信頼性、強さ
– 赤:興奮、若々しさ
– グレー:バランス、中立さ、落ち着き
各人が色を違った風に解釈することがありうるため、実際にはブランドが使用すべき色の種類に関する規則やガイドラインはないということは踏まえておくべきです。
しかし、それでも色彩の選択は基本的に、知覚された色の特性や、ブランドとのその相性や適合性にかかっています。ここでは、いくつかのブランドが特定の色を主要に使用することを選択した理由を、以下の図で説明します。
こういう次第で、広告に使用される色は、ブランドの性格およびそれが誘発すべき感情と一致しなければならないと考えられ、次のポイントにつながります。
3.ブランドイメージが一貫していること
芸術的、創造的、独創的であることと同じく、広告デザインはブランドのキャンペーンや全体像に沿って一貫している必要があります。これにより、視聴者や顧客が魅力を感じ、混乱することなくブランドとそれが提供しようとするものの詳細を知ることができ、ブランドにふさわしいメッセージと個性についてイメージを持つことができます。
まとめ
Instagramでクリエイティブな広告をまともに打つには、いくつかの要素が必要です。インスタは主に視覚的なプラットフォームであるため、イメージがオーガニックに見えることが重要です。適切な色とターゲットを使用して、適切なユーザー層にアプローチする必要があります。
一貫したブランドメッセージと組み合わせることで、視聴者がコンテンツをよりポジティブに受け取れるようになります。
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