昨年は「コンテンツマーケティング」が一大ムーブメントとなり、企業でさえもオウンドメディアを開設しコンテンツを発信するようになりました。
しかし実務レベルに目を移すと、毎日記事がアップできるほど話題が豊富な企業のほうが珍しいと言ってよく、慢性的な「ネタ切れ」に悩まれている担当者もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では「ネタ切れ」に使える4つのツールをご紹介していきます。
1.Googleキーワードプランナー
もはやオウンドメディアやブログに携わる方なら説明不要と言っていいのではないでしょうか。軸となるミドルワードにくっつくテールワードで意外な見落としに気付かせてくれます。
また同時に検索ボリュームを調べられることで、どのキーワードからコンテンツを作っていけばいいのかの優先順位をつけることもできますね。
2.Hub Spot「blog Topic Generator」
インバウンドマーケティングを提唱している「Hub Spot」が提供している無料ツールです。残念ながら日本語対応はしていないようですが、名詞を1~3つ入力すると記事のアイデアを自動生成してくれます。
上図は「クラウドセキュリティ」という語でタイトルを作った結果ですが、
・競合が教えてくれるクラウドセキュリティに関する10のこと
・どうしてクラウドセキュリティがこんなに大切なのか?(そしてあなたもそう思うべきなのか?)
・クラウドセキュリティの歴史
・クラウドセキュリティの重大な問題の解決方法
・クラウドセキュリティ業界の人なら使っている5つのツール
などなんともいい感じのアイデアを出してくれますね。
http://www.hubspot.com/blog-topic-generator
3.Buzz Sumo
例えば、先述のキーワードプランナーで仕入れたキーワードを【Buzz Sumo】の入力欄に入れてみると、そのキーワードでソーシャルシェアを獲得している記事がランキング形式で表示されます。
「この切り口ならバズるんだ!」というヒントにもなれば、あえてその切り口をやめて重複を避けることもできますね。
こちらの【Buzz Sumo】は日本語記事にも対応しているので、キーワードは日本語でどうぞ。
4.Moz Content
【Moz Content】の利用にはアカウント登録が必要ですが、フリーアドレスでも登録できました。ただ無料アカウントだと1日1回しか利用できないので、緊急で調査したい場合はご注意ください。
この【Moz Content】でできることは、自サイトにあるコンテンツの強みやさらなる改善点を指摘してくれることです。そうした強みをさらに補強するコンテンツ作りのヒントになりますよ。
https://moz.com/content/dashboard
いかがだったでしょうか?
コンテンツマーケティングに関してはその「正しい」概念や方法論について色々と言われています。ですがコンテンツ産業を端的に言ってしまえば、そのブログやオウンドメディアに設定されたKGI・KPIに沿った「結果を出したもの勝ち」。
他人の方法論をとやかく言う人ほど戦っていない気がしますが、とにかく「ネタ切れ」に悩んでいる時間が一番もったいないものです。
コンテンツもバッターボックスに立たないとヒットは絶対に生まれませんからね!
(※この記事は「Four Tools for Endless Content Ideas」を引用・編集したものです)