SNS、ウェブサイト、DMなどオンラインコミュニケーションチャネルを使ったブランド戦略では、統合型マーケティングコミュニケーションが注目されています。
そして、すべてのチャネルで統一したトーン・オブ・ボイスを使うことも重要視され始めています。Eメールの題名、ブログのヘッディング、SNS投稿などは全てブランドのコンセプトを伝える手段です。
トーン・オブ・ボイスやブランドボイスはマーケティング用語としてよく使われますが、実際はどういう意味なのでしょうか?Acrolinxではこう説明しています。
トーン・オブ・ボイスとは、話し言葉や書き言葉などの言葉を通してビジネスの特徴を伝えること手段です。言葉の内容ではなく、むしろ読んだ人や聞いた人全ての印象に残る話し方のことです。
つまり、良いトーン・オブ・ボイスは合理的で楽しいマーケティングを実現する方法なのです。ポテンシャルな客に対して情報を伝えるだけでなく、興味を引き続きもってもらうための手段です。
SNSでのコミュニケーションを統一するために、トーン・オブ・ボイスを統一してブランドイメージを強化しましょう。そのための秘訣をご紹介します。
1.トーンは一つに絞る
ボイスは会社のロゴを更に対話型にしたものだと考えてください。会社のビジネスやブランドに特色を与え、商品をもっと魅力的に見せる手段なのです。
「もしこのブランドが人間だったら、どんなヒトだろう?」と問いかけてみてください。例えば、もっと熱意のある人に見せたければ、説得力をもった言い方がいいでしょう。受け身はシャイに見えるので避けた方がいいでしょう。
トーンを変えることは、SNS上でカスタマーを失うことだと考えましょう。これは、ただ一人しかSNSに投稿できないという意味ではありません。
会社のチームでよく話し合い、どんなボイスが会社のカラーやブランドに合っているか決めるのです。決まったら、SNSやブログでどうやってメッセージを伝えるのがベストなのか話し合いましょう。
2. 信条を伝える
読み手に伝えたいことが正確に伝わっているか確認しましょう。
まず、トーンを決めます。もし、まじめに見せたい時は、どのブラウザー上でもそのようにします。返信するときは、きちんと情報を伝えるようにし、常に相手をリスペクトします。
面白く見せたい時は、ツイッターなどにジョークを投稿したり、面白いコメントを書いたりしましょう。家庭的に見せたいなら、子供をもつ親へのアピールを念頭に置き、家族的な職場であることを強調しましょう。
カスタマーは、バラバラの信条に不信感を持ちます。ボイスを統一し、SNSでは信条に一貫性があることを確かめましょう。そうすれば、客も安心して商品を買おうという気持ちになります。そして、重要なのはトーンを会社の信条に合わせることです。そして、どの媒体でも同じトーンを使いましょう。
3. 整理する
SNS上で同じボイスを使うためには、事前準備することが重要です。例えば、イベントカレンダーを作り、どんなイベントや祝日があるのか把握しておきましょう。投稿するときは、決まったガイドラインに従います。読み手に伝えたいことやイメージは何か紙に書いておくと説明しやすくなります。
ボイスは定期的にチェックします。そして、必要に応じて調整しましょう。常に、SNSやブログを見るようにして、コミュニケーションを円滑にとることを心がけます。もし、SNSアカウントがうまく整理されていれば、更に効果的なマーケティングが期待できます。
4. コンテンツを利用する
SNSマーケティングではコンテンツ作りが大切です。コンテンツがなければ読み手は何も読むことができないのですから。
読み手が探していた答えを得るだけでなく、何かインスピレーションをもらえるコンテンツにしましょう。スポンサーの動画や興味を引くようなアイデアを投稿します。もっている知識を使って面白いコンテンツを作り上げるのです。
持っている知識全てをすぐに出せるようにしましょう。適切な知的財産管理はSNSマーケティングを効率的に行うために大切です。会社によっては、知的財産とあまり関係のない商品もあると思いますが、重要なことには変わりません。ライバル会社は、持っている知的財産を使って、興味をそそるような投稿をしているかもしれませんよ。
5. カスタマーと対話する
SNSでのカスタマーとのやり取りはオープンにしましょう。カスタマーはブランドについての情報を聞いてくるはずです。それにはわかりやすく答えるようにします。
もし、意見や質問があったときは、相手は答えを求めているので、無視をしてはいけません。対話することでブランドが魂を持ち、カスタマーとの信頼関係が生まれます。迅速で役に立つ返信をして、カスタマーを大切にしていると示すのです。彼らは間違いなく喜びます。
インターネットによりカスタマーとの対話は格段に取りやすくなりました。ウェブ上のたった一つの会話があらゆる媒体に広がり、多くの人の目に触れるのです。ただ一方的に投稿するのではなく、いい質問でも悪い質問でも答えることでカスタマーを大切にしていると示しましょう。
まとめ
あらゆるチャネルを使ってカスタマーとコミュニケーションをはかることは、彼らと常に密接に関わっているということです。そのためには、会社内で高レベルに整理され組織化されたチームが常に協力して仕事をし、クリエイティブなコンテンツを考える必要があります。
ブランドのガイドラインを社員に配布し、統一した価値観や信条を持つことが、一貫性のあるトーン・オブ・ボイスには欠かせません。
正しいブランドボイスを持つことは終わりではありません。統一されたトーン・オブ・ボイスを保つには、絶え間ない努力が必要です。特に、新しいSNSを立ち上げたり、新しいターゲットに向けて発信するときにはとても重要になります。