商品の実物に触れることはできないネットショッッピング。商品画像や商品情報、カスタマーレビューなど様々な情報をもとに購入商品を選ぶことになりますが、中でもカスタマーレビューの重要性は、よく話に出ますよね。その影響度はどれくらいなのでしょうか?
EC業界向けメディア「ECのミカタ」が、「カスタマーレビューの実態に関する調査」を行いました。調査対象者は過去1年以内にネットショップでカスタマーレビューを見て商品を購入したことがある30歳~49歳の全国の男女400人です。公表されたデータの一部をご紹介します。
商品購入時にレビューを参考にする基準とは?
ネットショップで商品を購入する際、どのような時にカスタマーレビューを参考にするか聞いたところ、以下のような結果に…。
「商品によっては参考にする」52.5%、
「毎回参考にする」37.8%
「金額によっては参考にする」2.0%
ネットショップで商品を購入する際には、商品の金額よりも、どのような商品を買うのかによってカスタマーレビューを参考にしている消費者が多いことが明らかになりました。
商品を見ることができない不安を補っている
また、回答理由として、「商品によっては参考にする」と回答した人からは、以下のような意見があがりました。
「実際に購入した人の意見は参考になるから」
「実際に物を見ることができないので」
「悪い口コミを参考にして納得してから買う」
実際の商品を見ることができない不安を、実際に購入して使用した人のカスタマーレビューで補っていると言えそうです。
購入の基準となる点数は?
ネットショップで商品を購入する際に、購入の基準となるレビューの点数を、5.0点を満点として聞いた結果は以下のようになりました。
「4.0点以上」41.5%
「3.5点以上」22.5%
レビューの点数が高ければいいということではなく、3.5点~4.0点くらいが購入の基準になっていることが分かります。
参考となる情報を教えてくれそうな芸能人は?
ちなみに、ネットショッピングで商品を購入する際に、参考となる情報を教えてくれそうな芸能人を聞いたところ、最も多かったのは「マツコ・デラックス」39.5%、次に「池上彰」11.5%という結果だったそうでうす。
この「結果から見ると、良いところだけではなく、悪いところを含めた辛口評価やコメントが求められているのかもしれません。
「カスタマーレビューの実態に関する調査」の詳細は以下からダウンロードできます。
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