マーケター/サイト運用者の方はすでにお気づきかもしれませんが、先週こんなニュースがありました。
先月29日にGoogleはサーチコンソールから、初期からあった機能の一つである「コンテンツキーワード」を排除しました。
Googleは本件について以下のように述べています。
「まだサーチコンソールがWebマスターツールと呼ばれていたころは、コンテンツキーワードのレポートが唯一の”Webサイト上のどのワードがGooglebotに認識されているか”を知る方法でした。
しかしながら今は、Fetch as GoogleでどのようにGooglebotがクロールするかを簡単に見ることができますし、アナリティクスによりどのキーワードでWebサイトが検索されているのかを見ることもできます。また、コンテンツキーワードでリストアップされるキーワードがユーザーを混乱させることが度々ありました。コンテンツキーワード機能をサーチコンソールから排除する時が来たのです。
しかしながらWebサイト上の言葉やキーワードは、未だにGoogleが(そしてユーザーが)そのWebサイトを理解するために重要です。我々のシステムは改善されていっていますが、Webサイトオーナーであるあなたの頭の中を読むことはできません。Webサイトが何についてなのか、そして何のためにあるのかを明確にしてください。サイト訪問者に、Webサイトの特徴や製品、サービス、スペシャルな事を伝えてください」
(原文「Saying goodbye to Content Keywords 」)
コンテンツキーワードを排除した動きは驚くべきことではなく、Googleは5月にこのことについて言及しています。
なおGoogleは10月に「このサイトリンクURLの順位を下げる」リクエスト機能もサーチコンソールから除外しています。
(※本稿は「Google drops the Content Keywords feature from Google Search Console」を翻訳・再編集したものです)