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Googleの将来性と機能は?生誕20週年のウェブ検索の王者がこれまでもたらしたものとこれからの課題

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Speckyboy is an online magazine for designers with its focus on sharing helpful resources, exploring new techniques, sharing useful tips, and inspiring you to build a better web.

本記事は、Google’s Dominance on the Web, 20 Years In
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約3分2秒

なんとGoogleが生誕20周年を迎えました。すごいですね。
この巨大IT企業が生まれる前の検索エンジンの少しゴチャゴチャしていたような感じを今でも覚えています。

 

この頃は、Yahoo!, Alta Vista, Lycosなどあらゆる検索エンジンに頼っていました。検索上で自分が求める情報を探し出す事は当時は難しかったかもしれませんね。中には技術的に時間制限のあるものもありました。その頃は、よりまたwebページがかなり小さいものでしたが。

 

そのような中、Googleが誕生したときは、まるで砂漠の中でオアシスを見つけたような感覚でした。こんな小さなページがスピーディーに検索結果を出してくれたんです。少なくとも、自分が入力した検索キーワードとの関連性がより高まったように思えました。

 

これこそ本当に斬新でワクワクさせてくれる検索ツールだと胸が高まっていました。ちょっとの間は、イケてる子供だけが知る秘密兵器のようなものだったように思います。

 

当初からこの会社(現在、Googleを子会社として傘下にもつAlphabet社)は、私たちが想像もつかないほどどんどん拡大していきました。今でもGoogleは私たちの生活に必要不可欠な存在となっていますよね。人に聞く前にググる。これが当たり前のようになってきています。

 

絶え間ないサービスの向上

私はWebデザイナーとして、いつもGoogleを上手く使いこなせているわけではありません。
これは使える!というものもあれば、あまり使えないかな…というものも時々あったりします。

 

一方でGoogleは革新的なwebサービスをいろいろと提供しています。
書体から分析まで、あらゆる分野で個人起業家や大企業を支えてきました。
Googleのサービスをベースにしていないサービスを見つけるなんて難しいくらいですよね。

 

他社がGoogleと競合しようとしている間にも、Googleは限界に挑み続けていました。検索エンジンから始まりましたが、それ以外にも、迅速により多くのサービスをどんどん生み出しました。このようにしてGoogleはWebを前進させてきました。たった一か所でこんなにもたくさんのイノベーションを起こしてきたなんてさすがですよね。

 

Googleのサービスの利点と問題点

同時にGoogleはwebの行き先をなんとか支配しようとしていました。
膨大なデータを取り巻くものといえば、Googleの右に出るものはいないでしょう。
以下はちょっとしたGoogleの機能の例です。

 

検索

Google以外のSEOの話を誰かが最後に話したのは一体いつのことでしょう?
検索エンジンにおいて、Googleが占める市場シェアは92%を上回っています。

Googleのアルゴリズムが変わる度に、SEO専門家の需要はぐんと上がりますよね。
Googleのルールに従うしかありません。やっと理解できたと思ったら、またルールが変わってしまう。これは悪循環のように思えますけどね。

 

検索結果ページとマイクロデータ

より便利になるため、関連性のある*マイクロデータがwebサイトから読み込まれ、Googleの検索結果に表示されます。ここには評価、レビュー、や参照情報が含まれています。

検索する上で大きな助けになりますよね。しかし、これは検索トラフィックの減少にもつながります。このような情報を検索結果に載せることで、ユーザーはそこの一連のサイトにクリックしアクセスしながら探そうとしなくなるでしょう。

 

AMP

GoogleのAMPプロジェクトはモバイルページをより高速に表示させることを目的としています。素晴らしいことのように思えますが、技術的に物議を醸すもいくつかあるようです。

 

例えば、AMPを導入した新しいサイトはGoogleで優遇されるようになっています。
情報検索に関する適合性というよりも、Googleのプラットフォームに適合することが強いられているのです。すなわち、Googleの言う通りにできないものは待遇を受けられないということですね。

 

 

Webを支配するGoogle

Googleのトップへの上昇は、あの有名なシリコンバレーのサクセスストーリーと似ています。ハイテクな解決策をもつシンプルなアイデアが世界を覆しているのです。
AppleやMicrosoftがPCの、GoogleはWebのパイオニアとなりました。

 

両者の違いといえば、Web業界で生き残りたければGoogleの言うことに従うしかないという点ではないでしょうか。PC業界ではMicrosoftが全盛期だったときも、まだ選択肢としてMacが残っていましたから。

 

将来、Googleのルールにおける大きな問題が出てくることもあるでしょう。
一つの会社で保ち続けてきた影響力をどれくらい持ち堪えることができるのでしょうか。
Web自体は消費製品ではありません。コミュニケーション、情報共有、商取引を行うためのオープンな媒体です。

 

この問題は難解で、私が答えらえれるほどの問題ではありません。Web業界に携わる我々にとっても、解くのにまだまだ時間がかかりそうな問題かもしれませんね。

 

*マイクロデータ…コンピューターがウェブサイトのデータを読み込むための記述方法

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