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広告表示までたった「0.5秒」!AMP技術を使ったGoogleの「A4A」はこんなに爆速!【動画あり】

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読了時間 : 約1分46秒

2016年に入って急速に注目を浴びるようになった「ページ表示速度」ですが、Googleも近々「モバイルページの表示速度が検索ランキングの変動要因になる」ことを公表しています。

 

(参考記事)

ついに来た……!?Google「数か月内にモバイルページの表示速度によって順位変動させます」

https://seleqt.net/marketing/mobile-friendly-algorithm/

 

そんな中モバイルページを爆速で表示させる「AMP」に注目が集まっているのは周知の通りですが、この「AMP」の技術を用いて広告の表示も高速に行う「A4A」という技術がGoogleによって開発されているそうです。

 

この「A4A」を用いた広告の表示がどのくらい速いか、を示した動画がありましたのでまずはご覧ください。(A4Aは右側)

 

 

「A4A」を用いていないページで広告表示までの時間が「3.12秒」かかるのに対し、この「A4A」を用いたページではなんと「0.5秒」!コンテンツが表示された次の瞬間には広告が表示されていますね。

 

そもそも配信型広告ではスクリプトを読み込むため、広告枠を設置しているとどうしてもページの読み込みに時間がかかってしまいます。Webサイトにアクセスしてやたら読み込みに時間がかかっているな、と思ったら広告枠の表示が遅延の原因になっていることもありますよね。

 

これに関してGoogleは下記のコメントをブログで発表しています。

 

「AMPを用いる本来の目的は、Webコンテンツを通じて可能な限りUXを引き上げることにあります。これは同時に私たちは理想的なシステムを作ることができないことを意味します。つまり既存のマネタイズ方法(広告)は広範なUXの向上のためにサポートされる必要があるということです。今日のWebでは『AMPは広告をサポートしなければならない』ことになります」

 

そもそもAdsence表示枠はページが表示されるたびに広告主によるリアルタイムな入札が行われます。この処理に時間がかかるのなら、上記を実現するためにGoogleは広告のリクエストをサーバーサイトで分離し、レンダリングの速度を上げる方式を採ることを進めることになります。

 

またこの「A4A」はAMP対応していないページでも利用することができるそうです。

 

ユーザー/広告主双方にメリットがありそうな「A4A」ですが、今後実現と普及に向けGoogleは取り組みを続けていくことを約束しています。「広告うざい!」の原因のひとつが緩和する日も近いかもしれませんね。

 

 

(※本稿は「Google brings AMP technology to ads so they load instantly on any page」を参考にしています)

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