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Googleアナリティクスで個別ページのデータを分析する方法 分析結果からSEO最適化につなげる

Yoast

The mission of Yoast is SEO for Everyone. We want to give everyone the opportunity to rank in the search engines. Our SEO plugin, blog posts, and online courses should enable both large companies as well as small websites to attract the traffic they desire.

本記事は、How to do a one-page analysis in Google Analytics
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約4分16秒

ブログチームからページについて頻繁にリクエストをもらいます。 時々ページがどれくらいページビューを獲得したかどうかを知りたい、または妙な点があったときに何が起こっているのかを知りたいからなどなど。

 

今回は、ある特定のページのパフォーマンスについて客観的に検討したいとのことでした。 ブログのホームページのパフォーマンスをチェックするようにリクエストがありました。 そのページを最適化して、オーディエンスのニーズに合うようにするとのこと。

このリクエストにどのように対処したかをお伝えしたいと思います。

 

ページレベルの分析

最初に見たのは、ページの「人気」と、そのページで時間とリソースを費やすだけの価値があるかどうかでした。 Googleアナリティクスの「すべてのページ」レポートにアクセスしました。

 

このレポートは、「行動」→「サイトコンテンツ」で確認でき、https://yoast.com/seo-blog/ページでcmd + F(ctrl + F)で検索しました。

 

ページが見つからない場合は、 おそらく最初の10件の結果内にないためで、表を展開しましょう。 表の右下でこれを行うことができます。

 

 

ページビュー数を見ると、32位にあり、これはかなり高い位置であり、さらなる調査に値するものです。 また、6,327件が入り口のページであることに気付きました。

 

これは、ケースの35,3%がセッションの最初のページ(6,327 / 17,931 * 100)であるということです。

 

検索バーで特定の投稿を検索して、そのページのメトリックのみを表示することもできますが、他のページも表示される場合があります。

 

 

ページが青文字の場合は、リンクであるため、クリックするとさらに表示できることを意味します。

 

または、正規表現を使えます。 Lunametrics社は、Googleアナリティクスで正規表現を使用する際の正規表現ガイドを作成しました。

 

億劫かもしれませんが、一度基本を知ってしまえば、かなり使えるし、Googleアナリティクスがずっと楽になります。 今回のブログページの場合、正規表現は次のようになります。

^ yoast \ .com \ / seo-blog \ / $

 

 

ただし、この場合、ページをクリックすると、そのページのメトリックのみが表示されます。 メトリックが表示している内容とサイトの平均との比較を理解してください。

 

関心のあるブログの投稿にユーザーを誘導するために構築されたページで50.48%の直帰率といのはかなり高くなり、半分はそのページで何もしなかったということになります。そんなつもりでデザインされてはいないはずなのですが。

 

また、このページがモバイルトラフィックを獲得しているかどうかが知りたくなり、Deviceカテゴリにセカンダリディメンションを追加し、確認しました。

 

 

 

ページビューの約10%はモバイルデバイスからのものでした。 直帰率が高いことがわかるので、モバイルエクスペリエンスが本当に良いものかを確認した方がよいでしょう。

 

 

トレンド分析

また、ページが時間の経過とともにどのように展開されるかを知りたかったので、何かおかしなところがないかと思い、より長い時間枠で確認しました。

 

表示されているグラフは調整できます。直帰率が低下したかどうかを知るならそのメトリックを選択すると、そのページの直帰率の傾向が表示されます。

 

 

 

 

セッションレベル分析

次に、ページレベルで調べました。 さらなる疑問は、 ユーザーがこのページからサイトにアクセスしている際、どこから来ているのでしょうか?

 

そこで、セッションレベルの観点から見てみました。 ランディングページに移動し、「すべてのページ」レポートと同じ検索を行いました。

 

 

オレンジ部分に6,327セッションがあります。

もう一度メトリックを見て、セッションあたりのページ数、直帰率、「新規」ユーザーの数。次にコンバージョンを確認しました。

 

次にページをクリックし、セカンダリディメンションに「メディア」を追加しました。トラフィックの発信元をすばやく確認できます。

 

するとソースがわからないトラフィックが大量にあることに気付きました。これはさらに探っていく必要があるようです。

 

2番目はプラグインで、3番目はオーガニック検索トラフィックでした。

 

人々がそのページにどのようなキーワードでやってきて、そのキーワードキーフレーズで自分たちが適切な位置にランク付けされているのかどうかが知りたくなりました。 その情報を使えば、ページのSEOをさらに改善できるでしょう。

 

 

 

もう一度、直帰率、セッションあたりのページ数、新規ユーザーの数、潜在的コンバージョン数を確認しました。 ページが意図したとおりに機能しているかどうかを検討します。

 

 

Google Search Consoleの分析

Google Search Consoleにアクセスして、ブログページがランク付けされているキーワードやキーフレーズに関する情報を見つけなくてはなりませんでした。

 

Google Search Consoleアカウントにアクセスして、検索結果をクリックします。

 

次に、ページのURL(この場合はhttps://yoast.com/seo-blog/)と完全に一致するフィルターを設定します。

 

 

そのページのクエリと順位が表示されます。 メトリックを見て何が起こっているでしょうか。 表示回数は多いのにクリック率(CTR)が低い場合は特に注意が必要です。

 

 

 

 

結論

この分析から何を学ぶことができるでしょうか?

 

1つは、ブログページの作成には時間と労力とを費やす価値が十分にあるいうことです。そのページのSEOをさらに最適化できることと、キーワードSEOブログのランキングにもっと努力できる余地があるとわかりました。

 

また、ページが非常に人気があることは分かりましたが、直帰率は意図に反して高すぎました。このページの目的は関心のある他のブログ記事に人々を誘導していくことなのです。そこでこのページでもっとインタラクティブになろうと考えました。

 

人々がページに何を期待しているのかを知ってさらなる情報を入れなくてはなりません。そこでHotjarを使用してこのページに簡単なアンケートを挿入しました。また、このツールからヒートマップを作成し、ページ上での人々の行動をよりよく理解できるようにしました。

 

ブログページをさらに最適化するためにデータを組み合わせることにより、包括的に分析ができ、信頼性の高い結論を導き出すことができます。完璧なデータセットは存在しませんが、可能な限り完璧に近づけることはできるのです。

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