ソーシャルメディアの効果的な使い方はいろいろあります。いろいろなプラットフォームと戦略を試してみると、自分にあったものを見つけることができます。
2019 Sprout Social Indexによると、ソーシャルマーケッターにとって一番必要なことは、目標達成するための戦略を立てることです。 47%のマーケッターが戦略を考える事は難しいと感じています。
時々、他のソーシャルメディアを見ることが、マーケティングの直観力をきたえるのに役立ちます。これから紹介する6つのソーシャルメディアは、あなたの直観力をきたえるのに役立つはずです。
1. User-Generated Content – Cupshe, TheEverygirl, Lush and Essie
User-generated contentは、あなたの顧客が作った画像を共有することができます。自分のコンテンツを簡単に作ることができ、ソーシャルメディア戦略をたてることができます。
なので、これを使えば、自分のコミュニティを作ることができます。人々は、あなたのビジネスが分かってシェアすることができれば、喜んで商品の写真をシェアしてくれます。
これが、あなたのマーケティング戦略の幅を広げてくれます。まず、たくさん写真を撮ったり、コンテンツを作ったりする必要がありません。次に、あなたの写真をシェアしてくれた人と個人的にコンタクトを取ることができます。
最後に、あなたの顧客が写真をシェアしたりタグ付けしたりすることで、多くの人に見てもらうことができます。いわゆるウインウインの関係ができます。
このuser-generated contentをうまく利用している会社のひとつがCupsheです。Cupsheは水着のメーカーで、インスタグラムでの戦略の中にこれを取り入れています。
一番重要な点は、彼らの写真を@cupsheでタグ付けすることで、フォロワーが何に注目しているか知ることができるということです。
この手法は自分自身のブランドでも使うことができます。タグ付けをすることと、ハッシュタグを作ることを真似すればいいのです。
The Everygirlも、ソーシャルメディアマーケティングのいい例です。 ユーザーが求めているものを知るのに、ハッシュタグを使っています。この会社は自社製品を持っていません。生活に関する情報を集めることで、ひとつのコンテンツを作っています。
Lush Cosmeticsは、ハッシュタグをキャンペーンに利用しています。インスタグラムでは、「#LushLife をシェアしてください」と呼びかけています。こうすることで、商品を使っている人が、ハッシュタグをつけて商品を紹介してくれます。
ユーザーが#LushLifeのハッシュタグを付けて投稿すると、会社はユーザーがどの商品を使っているか一目でわかるようになります。
Essieも、ソーシャルメディアをうまく利用しています。インスタグラムのフォロワーにタグ付けをしてくれるよう呼びかけています。この方法は使えます。簡単にユーザーの好みを知ることができ、フォロワーはあなたのプロフィールページでタグ付けされた写真を見ることができます。
もし、あなたの商品をビジュアルで宣伝したい、もしくは人気商品を持っている場合、このソーシャルメディアマーケティングの手法を使ってください。そうすると、あなたの周りにコミュニティが出来、顧客が増えます。
2. ユーモア – MoonPie
みんなユーモアセンスのある企業が好きです。それは、Twitterで見つけることができます。多くの企業が、つぶやきサイトでおもしろい事を書いています。MoonPieは、ファンのお気に入りを集めたサイトです。
Twitterでビジネスを展開していきたいのであれば、あなたの人柄がわかるようなツイートをすることが必要です。1回につき280文字しか入らないので、その中にあなたの魅力を伝えなければいけません。
MoonPieのユーモアセンスは、マーケティング戦略に芸術性をもたらしています。
Twitterでのマーケティング戦略を考える時、自分自身に「何をツイートすればみんながフォローしたくなるだろうか」と問いかけてください。顧客の事を考えると、自分の強みを伝えることができ、フォロワーが増えます。
もしあなたがTwitterでのソーシャルメディア戦略を立てているのなら、ユーモアを取り入れるのが最も効果的です。Sprout Social Index の調べでは、67%の顧客がおもしろいコンテンツを求めていて、55%の顧客がおもしろいコンテンツをシェアすると回答しています。MoonPieのツイートを参考にしてください。彼らのツイートは一貫性があり、量は多くありませんが質が高いです。連休になると、MoonPieのサイトはもっとアクセスが増えます。最新情報やシェアされている情報を見ると、人々は月のことが気になったり、MoonPieを食べたくなります。
あなたがユーモアを入れてツイートしているか、それを仕事に関連されているかどうかに関わらず、重要なのはあなたの個性とプランドイメージを仕事用のTwitterアカウントに反映させることです。MoonPieは、おもしろいツイートをし続けることで、どのような効果があるか検証しています。この戦略は、社会的に影響を与え、MoonPieにユーモアというイメージがつく事になります。
3. クロスマーケティング – Casper
クロスチャンネルマーケティングやマルチチャンネルマーケティングは、顧客の動向を調べるのに使います。なぜなら全員が同じ所にいるわけではないからです。複数のネットワークを持って、内容を共有するというのもいいやり方です。
Casperはこれをうまくやっています。一番注目してほしいのは、プラットフォームの選び方です。
もちろん、Facebook、Instagram 、Twitterのような一般的なものも使っています。それ以外に、Spotify、YouTube、IGTVなどで自社のチャンネルを作っています。
目立つ為にユニークな方法を見つけるのは、マーケティング戦略を成功させるカギです。例えば、Casper Sleep Channelは、見た人が穏やかな眠りにつくような音楽がずっと流れています。もちろんCasper製のマットレスで眠っています。
会社は、新しいSleep Channelの動画を、他のソーシャルメディアに投稿するように、Spotify、YouTube、IGTVに投稿します。これが、自分のチャンネルが話題になり、他のプラットフォームのフォロワーも増え、クロスプロモーションを成功させる方法です。
クロスプロモーションは、時間管理が大変なように見えるかも知れませんが、ツールを利用すれば簡単になります。
Sprout Social’s publishingを使えば、ソーシャルメディアへの投稿が計画的にやる事ができます。詳しくはこちらをご覧下さい。
4. 見た目 – Square Sayings
百聞は一見にしかずということわざがあります。見た目はマーケティング戦略において重要です。あなたは自分の商品について一日中語れます。しかし、実際に商品を見せるとさらに効果的です。
Square Sayingsは、視覚的に商品を紹介するツールです。携帯電話のケース、帽子、Tシャツなどを、画像を見せながらプレゼンする事ができます。
彼らのインスタグラムは、四角で色々な色が組み合わされています。そして、それぞれのメッセージと色が合っています。それぞれのボックスに違うリンクが入っています。
力強いビジュアルは、見た人の購買意欲を高めます。Square Sayingsは、ビジュアルを強調することで、宣伝効果を高める事に成功しています。
5. インスタグラムのショッピング機能 – See Jane Work
年々、ソーシャルメディアのプラットフォームはだんだん広告の一部になってきています。もちろんそれらはビジネスに有効です。簡単に宣伝できて、収入増につながります。
インスタグラムのショッピング機能を使うと、顧客は簡単にあなたの商品をかう事ができます。インスタグラムのショッピング機能を使う前に、あなたのアカウントをビジネス用にして、Facebookページと連携させてください。一度設定してしまえば、後は商品の写真をタグ付けしていけばいいのです。
これはSee Jane Workのやり方です。購入可能な商品には、スミにショッピングバックのアイコンがあり、商品の説明が下にあります。こうすれば、商品が購入可能かどうか一目でわかります。
商品の写真をシェアすることで、直接タグ付けができるようになります。顧客は、インスタグラムで欲しい物を見つけるだけです。これで、簡単に商品ページに誘導できます。
顧客は、写真を見て欲しい商品をクリックすれば、商品ページにアクセスできます。
6. フェイスブックマーケティング – TechCrunch
Facebook社がメッセンジャーボットを開発するとニュースが流れ、デジタルマーケティング業界に衝撃が走りました。
はじめは、手動の簡単なチャットしかありませんでした。しかし今では、いろいろな種類のチャットボットがあり、必要に応じて使い分けることができます。
情報サイトを運営しているTechCrunchは、情報を得る手段の一つとして使っています。
彼らのフェイスブックページのカバー写真の下にある、Send Messageという所をクリックすると、メッセジャーボットにつながります。
フェイスブックのユーザーはメッセンジャーボットに投稿することで、企業に直接、要望を伝えることができます。これは、ユーザーの声を取り入れた商品を作りたい時に大変有効です。同時に、フェイスブック内の影響力も強くなります。
この例では、TechCrunchはメッセンジャーボットを読者を増やす為に活用しています。メッセンジャーボットで、サイトのリンクを送り、ユーザーはそれをみてリンクをクリックします。
TechCrunchの読者数は毎月徐々に増えています。このやり方は、デジタルのうまい使い方です。
他にもフェイスブックのメッセンジャーボットを利用している人はたくさんいます。ビジネスでは、商品を紹介したり、顧客からの質問に答えたり、予約を受けたりするのに利用する事ができます。
これらの例から学べる事
これらは、ソーシャルメディアの活用例の一部にすぎません。あなたのビジネスが向上する事を願っています。ソーシャルメディアマーケティングのいい所は、色々な所からアクセスできるという事です。
小規模の会社であれば、Square Sayingsがどのようにインスタグラムに投稿しているかメモを取ることから始めればいいです。大企業であれば、See Jane Workのやり方をまねて、新しいソーシャルメディアの使い方を実験してみてください。これらのソーシャルメディアマーケティングの例を使って次のキャペーンを行ったり、ビジネスがうまくいくように活用してください。
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