Instagramでは、ショッピング機能の強化を図っており、販売ブランドはその変更を受け入れる準備ができています。 2500万人以上の企業が興味を示しており、アプリの新機能を試してみたいという人が沢山います。Instagramショッピングは、間違いなく販売ブランドのための強力なツールになるでしょう。
私たちがプラットフォームを使う時間が長くなればなるほど、ブランドがその存在を示し、有効な結果を生み出すチャンスが増えます。Instagramはプラットフォームがもたらす可能性を理解しているため、この新しい機能をテストすることにしたのです。
Instagramの[Explore]タブに[Shopping]チャネルが導入され、ショッピングタグをストーリーに表示することもできるようになりました。
ショッピングはさらに個人化へ
「探索」セクションにアクセスし、新製品を見つけるのが簡単になりました。 Instagramでは、ユーザーそれぞれの興味に基づいてショッピング体験をしてもらうため、各ユーザーに個別の商品選択を提示しています。 このセクションは、以前は関連する投稿やアカウントを提示するために使用されていたため、現在は既存の機能にshopping要素が追加される形になっています。
このアイデアは、興味深くそして気になる新製品を見つけたいユーザーにとって、とても役立つでしょう。 そして、ブランドにとっても、正しいターゲットに製品の宣伝ができるので、売上げ向上において有益です。
個人化されたショッピングチャンネルに表示される投稿は、ユーザーが既にフォローしているブランドからのものか、興味を持っていると思われるさまざまなアカウントからのものです。
ユーザーの関連性は、ブランドの顧客との関係性とコンバージョンの両方を高めることができ良い結果につながります。
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ショッピングタグがストーリーに追加
Instagramからさらにエキサイティングな発表がありました。「Shopping in Stories」が現在世界規模で展開中だということです。 テストは6月に始まりましたが、今46カ国の企業は彼らのストーリーにショッピング機能を追加することができるようになるそうです。
このニュースでわくわくすることは何でしょう? Instagram ストーリーは、毎日4億人以上のアクティブユーザーがいるとても魅力的なものです。 最も多く見られているストーリーの3分の1は企業からのもので、ブランドが繋がりから利益を得て、売上をさらに伸ばす大きなチャンスがあるということを示しています。
Instagramは、ショッピング機能を強化することを決定したようです。プレスリリースによると、「Stories in Storiesで製品の裏側にあるもののより深いストーリーを伝えることができてうれしい」と述べた。
テスト機能の開始以来、毎月9000万を超えるアカウントがStories in Storiesに参加しています。
今後は、世界中の人々が自分の好きなブランドの魅力的なストーリーを見たり、商品をクリックして直接購入したりできます。 プロセスが自然なものであればあるほど、ブランドがこの機能を利用するのが大きなチャンスになります。
Instagramショッピングアプリは登場しますか?
Instagramが新しいショッピング機能を発表する直前に、The VergeはInstagramが新しい独自ショッピングアプリを開発していると噂していました。
アプリへの移行の発表は、人気のあるプラットフォームの方向性の変化を意味するかもしれません。 しかし、IGTVがより長いビデオとインフルエンサーを望んでいると噂されるように、新しいアプリでさらに良いショッピング体験が得られるという噂はまだありません。
Instagramは、eコマース機能を大幅拡を決定しています。新しい機能はほんの始まりに過ぎないのです。
この変化はマーケティング担当者にとって何を意味するのでしょう?
Instagramは現在、ユーザーにとって最も魅力的なソーシャルプラットフォームの1つです。 ブランドはその人気を無視することはできずにいます。面白いショッピング機能の開始は、さらに魅力なものになっています。
Instagramには現在2500万以上の企業が存在していますが、意思決定プロセスのひとつとしてソーシャルメディアを使用している人も増えています。 Salmonによると、英国と米国のミレニアル世代の29%が製品購入のために、積極的にソーシャルメディアを使用しています。 これは、アプリでまたは新しいショッピングアプリの開始時のいずれかでのショッピング機能への注目が、ブランドが若いユーザーを惹きつける絶好の機会であり、Instagramをさらに興味深いプラットフォームにしていることを示しています。
Salmonのグローバル販売責任者のパトリック・マンデン氏は次のように述べています。
「Instagramは幸運なことに、特に16歳以上の若いターゲット層を保有しています。これは、プラットフォームにあるブランドの主なターゲット層です。 アプリがどのように個別展開されるのか、今年の初めのIGTVのようにInstagramのメインアプリに統合されるのか、興味深く見ています。いずれにせよ、ブランドが新しい観客を獲得するチャンスであり、市場、小売業者、そしてブランドのウェブサイトに広がるべきバランスの取れたアプローチツールとなるでしょう。ソーシャルメディアが、コミュニケーション、インスピレーション、そしてショッピングといったあらゆる場面に姿を表すにつれ、重要度が増えているこの若い消費者層獲得のための競争に、置き去りにされたくはないと思うことでしょう。
Instagramショッピング機能を使うと決めたら、次のことを考慮する必要があります。
- コンテンツをより面白くするために、さまざまな形式を試すこと
- ショッピング体験をInstagramのプレゼンスの一部にすること
- 新製品を強調したいがため宣伝しすぎないこと
- ストーリーにショッピングタグを含めること
- ストーリーを使うこと