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「ポケスポット」になってるお店ってやっぱり儲かってるの?に暗雲!?ポケモンGOの波及効果調査

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「ポケモンGO」が国内リリースされて以降、「○○で××をGETした!」という情報が全国/ローカル問わず飛び交っていますね!実際にライトユーザーながら筆者もスマホ片手に街を徘徊しているわけで、人々を街へ駆り立てるポケモンGOがもたらす経済的な波及効果が気になるところです。

 

ですがWi-Fiによるリアル店舗の顧客傾向分析サービス「ウォークインサイト(WALK INSIGHTS)」を提供する株式会社モバイルAブリッジから、ちょっと気になる調査レポートが公表されました。

 

この調査は、「ポケストップ」になっているショップAの「店舗前通行量」と「入店者数」をポケモンGOのリリース前/リリース後で比較したものです。つまり「ポケモンGOの公開で、ポケストップになったお店はどれくらい恩恵を受けているのか?」を推測できる調査と言えそうです。

 

ポケモンGOの波及効果は?

 

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まず上図は、リリース前/リリース後でショップAの「通行者(新規)」の増減を比較したグラフです。さすがに「ポケストップ」になっていることもあり、リリース後は「+1,154人(70%)増」となっています。

 

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また「通行者(リピーター)」においても「20%増」が見られることから、「ポケストップ」の存在が近隣の人々の通行路(導線)を変化させている一面も見られます。

 

こうなると、ポケモンGOの多大な恩恵がありそうに思えるのですが、「実際の入店者数」を示したグラフがこちら。

 

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なんと「-7人(-2.2%)減」でほぼ横ばい。

「店舗前の通行量は増えたものの、入店にはほとんど至っていない」ことがわかります。

 

この原因を株式会社モバイルAブリッジは、

 

「ポケストップとなっている店舗や、ポケモンGOのリリース後に通行量が増加しているエリアにある店舗は、店舗の業種・業態によっては何の施策もない場合、通行量の増加による入店の効果がほとんど認められない」

 

とし、

 

「店舗側でポケモンGOに関連するイベントやプロモーションを実施する意義」

 

を指摘しています。

 

確かに冷めた目で見ると、ポケモントレーナー(通行者)の興味はショップAではなくあくまで「ポケストップ」。もちろんそのショップの業態にもよりますが、「ポケストップ=多大な恩恵」とはならないようです。

 

 

ちなみに上はショップAというあくまで1店舗のケースですが、「路面店26店」を時系列によって分析した結果がこちら。

 

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やはり平均して30%ほど店舗前の通行量が増えているようです。

 

やはり路面店の場合、店舗前の通行量が増えることはチャンスであることに間違いありません。今後ショップ側もポケモントレーナーたちを取り込む施策を打ってくるでしょう。

 

各ショップオーナーがどのようなユニークな取り組みを実施してくるのか、我々ポケモントレーナーは楽しみですね!

 

 

 

■調査内容

場所:東京23区内

期間:6月1日(水)から7月24日(日)

 

▼株式会社モバイルAブリッジ「Walk Insight」

https://walkinsights.jp/

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