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「7.8億人」の大波がやってくる!インドスマホ市場をざっくり理解する5つのTips

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現在人口が最も多い国と言えば「中国」ですが、日本のインバウンド需要を見ても明らかなように、この中国の人々の動向に世界が熱い視線を送っていると言っても過言ではありません。

 

しかしもう一つ世界には忘れてはならない国があります。それが「インド」です。

インドは2022年までに中国の人口を追い抜き、世界1位になると言われていますが、理由はそれだけではありません。

 

インドはいま世界でスマートフォン市場が最も急成長している国であり、人口が13億人に達すると言われる2020年頃には、インターネットユーザーは「7.8億人」となる予想。

さらにその時には「ポストPC時代」にインドも突入しており、モバイル(スマートフォン)への大規模なシフトが完了しているとされています。

 

そこで本稿では、そんなインドのスマホ市場を理解するための5つのTipをご紹介します。

 

【1】インドはほぼ「Androidユーザー」

2016年の第二四半期の時点でインドのスマホユーザーの97%がAndroidユーザーが占めるそうです。しかもこの割合は前回の調査結果である90%からいまだ上昇している途中であるそうです。

 

 

【2】68のスマートフォンメーカーが乱立

現在インド市場には68のスマートフォンブランドが存在しているそうです。さらにすごいのはこのスマホブランドが昨四半期にリリースしたスマホモデルは530モデル。この数はフィーチャーフォンが含まれておらず、また現在も販売しているモデルのみの数です。

 

【3】「Samsung」が1番人気

韓国生まれの「Samsung」は、2016年第二四半期段階でインド市場において25.1%と1/4のマーケットシェアを占めているそう。次いでマーケットシェアを占めているのはインド国内ブランドの「Micromax」で20%ほど、だそうです。

 

【4】LTE対応スマホが注目されている

インドのスマホユーザーはコストパフォーマンスを求める傾向が見られ始めており、例えば6,000ルピー(約1万円)以上の機種なら「4G LTE」をサポートしているモデルが求められているようです。現在スマホセールスの1/3がこの「4G LTE」対応機種となっています。

 

【5】iPhoneモデルの人気は下火

AppleはiPhoneSEからインド市場に進出していますが、ベストセールスを上げることはできていないようです。それはiPhone6sやiPhone6かの問題ではなく、価格意識の強いインドではiPhone5がいまだに市場で売られているそうです。

 

 

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(※本稿は「Inside India’s smartphone market, everything you need to know」を翻訳・再編集したものです)

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