マーケターの方は書籍や統計集などのプリントアウトされたデータ、広報の方は自社が紹介された新聞記事や雑誌記事など、「Word/Excelデータでおk……」という経験をされたことがあるんじゃないでしょうか?またWebディレクターの方はオリエンテ―ションで渡された資料が会社パンフレットの冊子だった、などなど。
もちろん文字認識機能をもったスキャナ等を使えば、簡単にテキストデータに変換できますが、こうしたスキャナがない環境ではわざわざ書き起こしをしなければならず、結構面倒くさいもの……。
最近だと筆者は苦肉の策でEvernoteのテキスト認識機能を使ってスマホでパシャパシャと写真を撮りテキストデータにするという小技を教えてもらいましたが、テキストに起こす量が膨大になるとこの手ではちょっと厳しいかもしれません。
そんな中パソコン周辺機器の通販サイトである「サンワダイレクト」からこんな便利ツールが発売されました。
USBでパソコンと接続して使えるOCR(文字認識機能)付きペン型スキャナ「400-SCN037」。
操作方法は上図をご覧のとおりで、テキストをなぞるようにスキャンし、Wordなどに直接ペーストできるというもの。
さらにモードは下記三種あり、
・テキストモード
・画像モード(画像形式で取り込み)
・ビジネスモード(バーコードなど数字のみの読み取り)
読み取り可能な言語は、日本語はもちろん英語、中国語など世界約193ヶ国語にも対応しているそうです。
先述のデータや記事を扱う方、ライターで「原稿用紙手書き派」の方も縦読みにも対応とのことなので重宝しそうなツールですね。
ペン型スキャナ「400-SCN037」
販売価格18,333円(税抜)
商品ページ:http://sanwa.jp/pr/400-SCN037
ちなみに余談なんですが……打ち合わせや会議などの場でパパっと走り書きしたメモほど後々大事になるんでしょうね。筆者の字は自身ですら判読しかねる文字なので、この「400-SCN037」でも読み取れるか、そのスペックを検証してみたいところです。