今日では、ソーシャルメディア上で目立つためのマーケティングツールがたくさん提供されています。あなたのビジネスに向いているのはどれでしょうか?
ソーシャルメディア・マーケティングは、あなたの会社のブランドの認知度やフォロワーとの関わりを高めたり、将来的な顧客やビジネスチャンスを掴むのにも役立ちます。 しかし、適切なツールなしに全てのソーシャルメディアを管理することは、簡単ではありません。ソーシャルメディアマーケティングの効果をより高めるため、世の中には実にたくさんのソーシャルメディア管理ツールが存在します。
選択肢がたくさんありすぎると、どのツールが最も適しているか判断するが難しくなるかもしれません。そこで今回は、あなたにとってベストなツールを選ぶのに役立つガイドと16のリストをまとめました。
すでに何かのツールを使っている場合も、別のものに乗り替えようとしている場合も、きっと助けになることでしょう。
1. Hootsuite(フートスイート)
Hootsuiteを使うことで、すべてのソーシャルアカウントを1か所で管理することが可能となります。これはおそらく、ソーシャルメディア管理とモニタリングツールの中でも最もポピュラーなものの一つです。
このツールは投稿のスケジューリングと投稿後のモニタリング、追跡したいキーワード追跡を行うものです。あなたが新しいアイデアを見つけ、それを公開し、その後どれくらい反響があったかを測るまで、コンテンツのすべての段階で役立ってくれることでしょう。また、数百ものappが追加される有料プランに切り替えればさらなる効果が期待できます。
ソーシャルメディアマーケティングを始めてまだ日が浅く慣れていないマーケティング担当者にとって、最も人気で良い選択肢と言えるでしょう。
気をつける点
気軽に試せる無料版がありますが、スケジュールできる投稿数と分析できるデータに制限があります。無料プランでスケジューリング可能な投稿は最大30件、ソーシャルプロフィールにリンクできるのは最大3件です。
料金プランは、追加する機能とプロファイル数、ユーザー数によって異なります。 チームが大きくなればなるほど、価格は高くなります。 利用者の中にはHootsuiteのUXがあまり好みではないという声もありますが、1つのプラットフォームで持つことができるという機能については好評なようです。
月額19ドルのプロフェッショナルプランでは、1人のユーザーに対して10のソーシャルプロファイルが追加でき、投稿のスケジューリングにも制限がありません。3人のユーザーを追加する場合は月額99ドルで、チームメッセージの割り当て、カスタムレポート、エクスポート可能な解析機能と、最大20件のプロファイルが利用できます。
このほか、Hootsuite利用者からの不満として、利用開始から何年にも渡って、インターフェースが一度も変わっていない(しかも、今後も変わりそうもない)ことが挙がります。しかし、必要な機能が一か所で揃うという点は決して悪いことではないはずなので、このツールを採用するかどうかはあなた次第です!
2. Buffer(バッファー)
先ほどご紹介したHootsuiteと並んで、世界的に人気の高いソーシャルメディア管理プラットフォームです。
Bufferは投稿とスケジューリングに焦点を当てたツールであり、これはサービス開始以来ずっと主要な機能となっています。UXは、投稿を快適にスケジューリングするためのシンプルなものになっています。
「Queue(キュー)」に投稿をロードする機能では、時間を手動で設定する必要がありません。設定から一度だけ時間を選択すると、あとは自動で投稿することができるのです。
過去の投稿から、再びキューにロードする投稿を選択し、再投稿をスケジューリングすることもできます。 Buffer Chrome拡張機能はコンテンツのキュレーションのアイデアを練るのに役立つでしょう。また、無料のツール「Pablo」を使えば投稿用のクイックイメージを作成することもできます。
リプライをモニタリングしたい場合は、追加サービスである「Buffer Reply」にサインアップします。これとは別に、今後の新サービスである「Buffer Analyze」にサインアップすれば、分析に重点を置いた機能を先行利用することが可能です。
気をつける点
ツールの使い方を知るには、まず無料プランを試すとよいでしょう。 ただし無料版は非常に制限が多いため、本格的に利用したいなら有料プランを検討することをお勧めします。 無料プランでは現在、最大3件のソーシャルプロフィールに接続でき、最大10件の投稿がスケジューリング可能です。制限はHootsuiteの無料プランと同じくらいですが、スケジュールできる投稿数はより制限されていると言えます(Hootsuite:30件、Buffer:10件)。 また、無料版は投稿のパフォーマンスを測る解析機能も利用できません。
有料版で最も安いプランは月15ドルで、接続できるソーシャルアカウントが最大8件、スケジューリング可能な投稿は最大100件です。もちろん、投稿の解析機能も利用できます。
「Pro」プランは、ソーシャルメディア投稿にかかる時間を節約したい小企業にとって非常に優れた選択肢となるでしょう。近年台頭しているPinterestを含め、最大100件の投稿をキューに追加することができます。また、受信トレイでは最大15のRSSフィードをフォローすることも可能です。
ただし、ソーシャルメディアチームに複数人の担当者がいる場合は、「Business」プランを検討した方が良いかもしれません。このプランでは25以上のプロフィールを接続し、5人のユーザー(または10人、15人が選択可能)をダッシュボードに招待することができます。 さらに、このプランでは最大2000件の投稿をスケジュールすることができ、解析機能とレポートも強化されています。「Small Business」プランは月額99ドル、25のプロファイルと6人のユーザーが利用可能です。あとはあなたのチームのニーズに応じてアップグレードすると良いでしょう。
Buffer最大の強みはそのシンプルさと、ソーシャルメディア管理者が本当に必要としているものを理解して作られたUXです。
リプライ機能を利用したい場合、月額50ドルの追加料金を毎月支払わなければならない点には注意が必要です。
3. Sprout Social(スプラウトソーシャル)
こちらもマーケティング担当者の間で人気の高いソーシャルメディア管理ツールです。
Sprout Socialのモットーは『あなたのブランドを愛する人々とのつながりを真に深める』ことです。 このツールのメッセージング機能は、チーム内だけでなくファンやサポーターとの間でも、効率性とコミュニケーションを高めてくれるでしょう。
これは完全なソーシャルメディア管理プラットフォームです。「all-in-one social inbox」では、ソーシャルメディアにおける顧客との関係管理し、全てのメッセージをモニタリングすることができます。 チームとしてのビジネスで、ソーシャルメディアを介したサービスを提供したいとき、このツールはとても心強い味方になります。
投稿記事を下書きし、公開をスケジューリングする一方で、あなたのビジネスにとって重要なキーワードを追跡・分析することもできます。
このツールを使えば、利用中のプラットフォームを最大限に活用することができる上、ニーズ(ブランド、代理店、フリーランスなど)に答えるには何をすればよいか考えるのに役立ちます。
気をつける点
Sprout Social利用者の満足度は高いようです。 チームの一員として仕事をしているなら、コラボレーション、スマート受信箱、スケジューリングとモニタリングなど豊富な機能に助けられることは多いはずです。
プランは月額99ドル~と、他のツールに比べ少々高めの価格設定です。最も安いプランは5つのソーシャルプロファイルに限定されています。さらにプロファイルを追加して分析を最大限に活用したいなら、月額149ドルの「Professional」プランが良いでしょう。「Standard」除くそれより上のプランでは、エンゲージメントとトレンドのレポート、キャンペーンの計画とレポート、そしてチームの生産性を評価するレポートが利用可能となります。
さらに、「 Amplification」や「Social Selling」など追加アドオンを購入すれば、よりソーシャルメディア上で成功することができるでしょう。
全体的に見て、Sprout Socialは単なるソーシャルメディアのスケジュール管理にとどまらず、CRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)をより効率的・合理的に行うことができるツールです。他のツールよりも少し高価ですが、それはあなたがソーシャルメディアマーケティングで必要とする機能とタスク次第と言えるでしょう。
4. AgoraPulse(アゴラパルス)
AgoraPulseはソーシャルメディア上で存在感を強めたいときのための、ソーシャルメディア管理・CRMツールです。
このツールを使うことによって、ソーシャルメディアの公開、モニタリング、エンゲージメントとチームでの共同作業が簡単になるでしょう。AgoraPulseはソーシャルメディアへの投稿作業を簡単にして、コンテンツを充実させることに特化しています。
また、Facebook、Twitter、InstagramのほかLinkedInやYoutubeのコメントとメッセージを一つの受信箱で管理できるので、フォロワーとのつながりを管理する便利なCRMツールにもなるでしょう。
さらに、FacebookやInstagramに出した広告へのコメントまでもが同じ場所で管理・モニタリングできるのです。これらから集めたコメントを見ていくことで、新たなファンやアンバサダーとのつながりを築くチャンスも期待できます。
気をつける点
無料で試せるトライアル版、月44ドルの「Small」プランがあります。3つのプロファイルと1人のユーザーを接続でき、レポート作成、投稿、メンタリングが制限なく利用できます。このプランは中小企業向けと言えるでしょう。
より大規模なマーケティングを行いたい場合は、受信トレイの同期と広告へのコメントモニタリング機能を強化した上のグレードのプランがオススメです。それぞれ「Medhium」が89ドル/月、「Large」が180ドル/月となっています。「Medium」プランでは10のソーシャルプロファイルと3人のユーザを接続でき、「Large」では25人のプロファイルと6人のユーザを接続できます。投稿の下書き作成から承認までのプロセスを自由にできることから、中規模なマーケティングチームの間で特にポピュラーなプランとなっています。
多くのソーシャルメディアの管理を1つのダッシュボードに集約できるAgoraPulseですが、Pinterestには対応していない点にはご注意ください。
5. ContentCal(コンテント キャル)
ContentCalは、ソーシャルメディア投稿を視覚的に管理するカレンダー型ツールです。 使い方はシンプルかつ直感的なので、初心者からベテランまであらゆるマーケティング担当者にとって魅力的と言えるでしょう。
Facebook、Twitter、LinkedIn、Instagramなど複数のソーシャルメディアにわたる投稿をひと目で確認することができます。
また、投稿の下書きを作成するオプションがあり、「pinboard」機能では、アイディアを計画して準備ができ次第、カレンダーにドラッグすることもできます。
こうして投稿を自動化することで、チームによる共同作業がよりスムーズになるでしょう。
気をつける点
ContentCalには、あらゆるニーズに向けた様々な料金プランがあります。ソーシャルメディア愛好家向けの無料プランでは、毎50件までの投稿が予約可能であり、最大4つのソーシャルプロフィールに対応しています。
有料プランでは、より多くの機能を手ごろな価格で利用できるフリーランス向けの「Pro」プランがあります。こちらは1つのカレンダーと最大4つのソーシャルプロフィールに対応し、月額12ドルとなっています。予約できる投稿数には制限がなくなり、毎月のカレンダービューには検索機能が付きます。さらに、PDF形式でエクスポート可能な解析機能(Analytics)も付属します。
ソーシャルメディアを管理する担当者が2人である場合は、「Company」プランがお勧めです。 利用料金は月額39ドル、2つのカレンダーと2つユーザーが利用可能となります。追加料金を支払えばカレンダーやユーザーを増やすこともできます。 「Pro」プランとの違いは、承認ワークフローを管理し、コメント機能によってチーム内の共同作業を改善し、ビデオアップローダが使用できるようになる点です。 月額80ドルの「Premium」プランでは、マルチカレンダー投稿、Facebookへの下書き保存、Analyticsのトレーニングとフィルタリング機能が加わります。
ソーシャルメディア管理にかかる時間をさらに短縮したいなら、月額399ドルの「AutoPilot」プランがお勧めです。顧客のニーズや好みに種類に基づいたコンテンツ投稿が可能となるでしょう。コンテンツのアイディアを検索することなく、ツールから提案を受け取るだけで済むというのは魅力的なオプションです。
6. Zoho Social(ゾーホー ソーシャル)
Zoho Socialは、スケジューリング、モニタリング、成果の測定といった一連の機能を通じて、ソーシャルメディアでのPRをよりスマートに行えるツールです。
「SmartQ」に投稿を登録することで、投稿が最も見られやすい時間帯を狙った投稿をスケジューリングできます。タイムゾーンや特定の場所に住むユーザーに向けた投稿を作成することもでき、さらにそのコンテンツを選択した時間に再スケジュールし直すことも可能です。「zShare Browser Extension」を使えばカレンダー上でスケジューリングをより手早く行えます。
リスニングに関しては、必要に応じてリスニングコラム整理し、専用のモニタリングボードを作ることができます。また、更新をリアルタイムでフォローしたり、連絡先に詳細を追加してそこへフォロワーを誘導することだって可能です。 このツールをZohoの提供するCRMを併用すれば、より効果的にCRMが可能でしょう。
また、どんなコンテンツが人気で重要なのかを知るため、リアルタイム分析で投稿を追跡することもでき、レポートは任意の頻度で自動的に作成されます。 「Collaboration」でチーム内の統計を共有すれば、次のステップを計画するためのフィードバックになります。
気をつける点
Zoho Socialは投稿、モニタリング、共同作業の補助を融合させた便利なソーシャルメディア管理ツールです。 「Zoho CRM」や「Zoho desk」と連携させればより広範囲に対応できる強力なツールセットとなります。チーム内の動きが見やすくなり、マーケティングや顧客管理業務をスリム化できるでしょう。
このツールの無料プランは1メンバー1ブランドのみと制限が大きいものの、コンテンツを公開したり「zShare Browser Extension」を使用したりすることが可能です。ただし、投稿のスケジューリング機能は含まれません。スケジュールの設定をしたい場合は、月額11ドル、2人のメンバーと1つのブランドに対応の「Standard」プランから始めるのが良いでしょう。コンテンツを作成し、「SmartQ」でゴールデンタイムを狙って投稿を予約し、そして反響が大きかったコンテンツを繰り返し使用することができます。また、解析ツールであるBasic Analyticsでは、5項目までモニタリングが可能です。
ツールの効率を上げたいのなら、月額28ドルの「Professional」プランの検討をお勧めします。1つの契約で3人のメンバーと1つのブランドに対応し、一括予約投稿、カスタムオーディエンスターゲティング、15のモニタリング、さらに、強化された分析とスケジューリング機能を備えたレポートが利用できます。
いずれの有料プランも、「Zoho Desk」や「Zoho CRM」との連携が可能です。 カスタマーサービスや時代をリードすることにソーシャルメディアを利用したいのであれば、こうした連携は実に強い味方となってくれるでしょう。
7. MavSocial(マヴ ソーシャル)
MavSocialはソーシャルメディアマーケティングとモニタリングを簡単にしてくれるツールです。ソーシャル上で最も人気のあった投稿を、カレンダー型のUIからスケジューリングして再投稿することができます。こうしたスケジューリング機能以外にも、全ネットワークを対象としたキーワードとメッセージ、コメントの追跡、自分のコンテンツを使ったデジタルライブラリの作成が可能です。
追加機能として、Facebook上でブーストされた投稿の公開範囲を拡げるオプションがつけられます。また、チーム内などで役割分担しながら各タスクの進捗状況を確認し合う機能もあるので、共同作業の効率化を図ることもできます。
MavSocialはソーシャルメディアプランニングとソーシャルCRMのためのツールです。いくつかのプランでは「WeChat」を含む6つの大手ソーシャルネットワークに対応しています。
気をつける点
MavSocialは単体でソーシャルメディア管理が可能なので、他のツールを併用しないなら費用対効果の高いツールと言えるでしょう。
最も安いプランは月額16ドル、1人のユーザーと10のソーシャルプロファイルが利用できます。このプランでは、6つのソーシャルメディア(Facebook、Twitter、LinkedIn、YouTube、Tumblr、Instagram)に対応しています。投稿に制限はなく、ソーシャル受信トレイ、投稿の再掲、一括アップロードも可能です。
次のグレードの月額65ドルプランでは、3人のユーザーと最大30のプロフィールへのアクセスが可能です。追加機能として、ソーシャルリスニングと広告コメントのモニタリングも含まれます。これは、市場の動向を見ながらソーシャルメディアの計画を立てたい小規模なチーム向けのプランです。
共同作業を最大限に活用したい、といったより大きなチームについては、月166ドルのプランがお勧めです。こちらは5人のユーザーと最大50のプロファイルに対応しています。こちらのプランではさらに機能が追加され、記事投稿の承認プロセスを管理したり、Facebookの広告をブーストすることができます。さらに、 UGC( User Generated Contents :ユーザー生成コンテンツ。消費者や顧客によるレビュー、口コミなど)の使用権限を追跡することも可能です。
このように、MavSocialは1つのダッシュボードでチームの共同作業管理、モニタリング、UGCキュレーションが行えるので、予算の大小に関わらずコスパの良いツールと言えるのです。
8. Sendible(センディブル)
Sendibleは、ソーシャルメディア管理を一括で行うツールです。ソーシャルメディアマーケティングを最大限に活用したい企業にピッタリのダッシュボードを備えています。投稿のスケジューリングと公開、モニタリング、マーケティング効果の測定、それらの結果に基づいた改善ができます。対応しているソーシャルメディアはFacebook、Twitter、Instagram、LinkedInです。
投稿のための機能が使いやすく作られており、ソーシャル受信トレイでは任意のメッセージやメンションを追跡するのに役立ちます。
また、コンテンツをシェアするのに最適なタイミングはいつなのか分析したり、自分のニーズやビジネスの目標に基づいた独自のレポートを作ることも可能です。
気をつける点
Sendibleの最も安いプランは月額33ドルです。1人のユーザーに12のサービス(チャンネルごとのインタラクション)が提供され、投稿のスケジューリングに制限はありません。このプランでは最大10件のキューが作成可能で、人気が常に高いコンテンツを再投稿したり、投稿をまとめて予約したり、キーワードを追跡したりできるほか、1時間毎に同期される優先受信トレイも利用可能です。さらに、ソーシャルメディアのプランニングとモニタリングに役立つベーシックレポートもオプションで付けられます。
「Small」プランは月額113ドルで、3人のユーザー、48のサービスが提供されます。 承認プロセスとソーシャルプロファイルをグループ化できるので、チーム間の作業効率を改善できるでしょう。さらに、カスタマイズレポートが6つ用意されており、この中には200以上のチャートが含まれています。
月額219ドルの「Medium」プランは、ソーシャルメディア戦略の機能性を向上させたいブランドや企業にとって強力な味方となるでしょう。 このプランでは最大7人のユーザーを招待して、カスタムチームワークフローと最大35の分析レポートなど、最大105のサービスを利用することができます。URL短縮サービス「Bitly pro」との連携、70のキュー、定期レポート、30分毎に同期する優先受信トレイもあります。
Sendibleは、ソーシャルメディアマーケティングのための様々なタスクを1つ集約できる便利なツールですが、こんなにたくさんの機能は必要ない、という人にとっては高すぎるツールかもしれません。
9. Lightful(ライトフル)
Lightfulは、団体向けに作られた最初のソーシャルメディア管理ツールです。ソーシャルメディア上でのPRに力を入れたい慈善団体や非営利団体にとって、手頃なツールと言えるでしょう。
他のツールと同様、投稿とスケジューリングのオプション、投稿前のプレビュー、プランニングに便利なカレンダーを提供しています。また、全ての各種啓発デーに対応している他、承認キューにコンテンツを登録してチーム内の共同作業を効率化することができます。「StoryBuilder」機能では、テンプレートを使用したキャンペーンの計画を立てられます。
UXは直感的で誰でも使えるようにできており、予算が限られている非営利団体などにはピッタリなツールと言えるでしょう。
気をつける点
1人のユーザーに対して最大3つのプロフィール(Facebook、Twitter、LinkedIn)を接続できる無料プランがあります。 組織のソーシャルアカウント管理者が一人の場合に最適で、投稿のスケジューリングは最大50件です。
「 Growth 」プラン(月額26ドル)は、最大10のプロフィールと5人のユーザーに対応し、共同作業やソーシャルメディア上のコラボレーションにおいて効率を上げたい中規模の組織に最適です。「StoryBuilder」にストーリーを増やしたり、投稿を管理および承認するためのオプション、投稿やページの分析機能が強化されています。
最小限の予算でマルチユーザーに対応したツールをお探しであれば、Lightfulがもっとも適した選択肢かもしれません。フリー画像素材提供サイトである「Unsplash」「GIPHY」とも連携しており、これらとテンプレートを使った「StoryBuilder」との合わせ技は、ソーシャルメディア進出を始めたばかりの組織にとって強い味方となるでしょう。
10. Kenshoo Social(ケンシュー ソーシャル)
Kenshoo Socialは、企業と広告主の両者がより効果的なソーシャルメディアキャンペーンを行うのに役立つツールです。ソーシャルメディア広告とキャンペーンに関わる業務を単純化し、費用対効果を上げることに特化しています。
Kenshooを使うと、生産性を高めるだけでなく分析的な考え方を導入できるので、仕事の成果を客観的に評価・周知することができます。
機械学習と自動化されたツールを駆使すれば、より魅力的な広告を作ったり、ソーシャルメディア戦略を容易に組むことが可能となります。 また、カスタマイズしたpersona(ペルソナ:役割)を構築することで複数のソーシャルメディアを跨いでフォロワーを管理でき、エンゲージメントを向上させられるでしょう。各種ソーシャルメディアに、それぞれどんなオーディエンスがいるのかを理解したい場合はこの機能は非常に役立つことでしょう。
チームや自分のニーズに合わせてワークフローを効率化・合理化することで共同作業を改善することもできます。
気をつける点
Kenshoo SocialはFacebook、Instagram、Snap、Pinterestに対応しています。非常にクリエイティブなソーシャルメディア管理ツールなので、これらのメディアを通じた広告を改善するのにも役立つでしょう。
価格は申し込み内容に応じて変動するオーダー制となっており、過去の様々なケーススタディが提供されます。Kenshooのもう一つの利点は、電子商取引と製品に対する知見です。
Kenshoo Socialは、Marketing Technology Awards 2019でベストソーシャルプラットフォーム賞を受賞した、お墨付きのツールでもあります。
11. Tweetdeck(ツイートデック)
無料で使えるTwitter用のスケジューリングツールを探しているのなら、Twitterが公式で提供するTweetdeckをぜひお試しください。ツイートの予約投稿と、任意のハッシュタグとユーザー、自分のツイートのモニタリングが可能となります。
TweetdeckのインターフェースはHootsuiteにも似た古臭さがあるかもしれませんが、Twitterの管理とモニタリングに焦点を当てたシンプルなものとなっています。 Twitter初心者にとって、プラットフォームの使い方を理解するのにぴったりなツールと言えるでしょう。お金を一切使うことなく、Twitterでのマーケティングを向上させることができます。
気をつける点
Tweetdeckはマーケティング担当者の間でとても人気があります。まだソーシャルメディア管理に不慣れで、Twitterでのマーケティングに力を入れたい場合であれば有用なツールと言えます。
しかし、もっと良い機能と使い勝手を望むのであれば、この記事でご紹介した他のツールを検討すべきでしょう。
機能等がビジネスに合った管理ツールを
世の中にはソーシャルメディア戦略を手助けするツールが数百とあります。どのツールもそれぞれ似たような機能を持っていますが、それらが独自に持つUXとブランドが取りたい戦略でどれを選べば良いかが決まってきます。
あなたのビジネスに適したツールは結局、あなた自身のニーズ次第なのです。ソーシャルメディア管理ツールを選ぶ際は、以下のことを考えましょう。
メインとなる機能
ソーシャルメディア管理ツールの中で外せない機能は何でしょうか?例えば、投稿のスケジューリングに集中したいのか、モニタリング用のダッシュボードが必要なのか。ソーシャルCRMと投稿を連携する必要はあるのか、 人気のあった投稿を再利用したいのか…などです。
使いやすさ(UIとUX)
複雑なプラットフォームが嬉しい人は殆どいないでしょう。 優れたUXは、ツールを選ぶ際の決め手となりやすいです。 マーケティングのテクノロジーに不慣れな場合、これがいちばん重要な役割を果たすことが多いです。
予算
予算は非常に重要なファクターです。予算の範囲で使えるツールであるかを確認してください。
カスタマーサポート
サポートが充実していると、新しいツールを早く簡単に使いこなせるようになります。ツールを選ぶときはサポートとトレーニングが用意されているかもチェックしてください。
連結性
さまざまな管理ツールやメディアを併用している場合、それらを連携し統合することが不可欠です。
あなたに合ったソーシャルメディアマーケティング管理ツールが見つかりますように!