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競争が激化するデジタルマーケティング業界の今後 エージェンシーはデジタルトレンドに柔軟に対応できるか?

ClickZ

Founded in 1997, ClickZ has grown to be one of the largest digital marketing communities in the world today.

本記事は、Top challenges for digital marketing agencies for 2020
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約3分36秒

「エージェンシーは、クライアントに対してどのような役割を果たすのかをより明確に定義する必要があります。」と、広告業界の課題に関する新しいレポートでWixは述べています。

 

新しく出たウェブサイトビルダーのWixの電子書籍では、デジタルマーケティングエージェンシーの役割の変化、直面する課題、デジタルマーケティングのトレンドによる影響について考察しています。

 

2018年10月、Wixはデジタルエージェンシーのグループと会議をし、業界の現状について分析し、エージェンシーが直面するいくつかの課題を評価し、成長の機会をレビューし、期待している新しいトレンドなどを明らかにしました。

 

注:こちらはWixとのコラボレーションで作成されたコンテンツです。

 

 

デジタルマーケティングエージェンシーの競争の激化

「世界規模の提供サービスの魅力は減少し続け、地元エージェンシーの復活が進むでしょう。」

注:Wixの電子書籍「2020年のデジタルエージェンシー:未来への展望」からの抜粋

 

 

Wixエージェンシー識者は、今後の急を要する課題と考えるものは何か尋ねられました。競争の激化、エージェンシーの50%が渦中にいるという驚くべき回答でした。

 

他には、新しいテクノロジーへの対応、適切な人材の雇用/維持、規制の強化/プライバシー基準の厳格化という課題があるとのことです。

 

 

また、良いニュースもあり、参加したエージェンシーのすべてが、主要なサービス提供としてWebサイトの作成を行っていて、この需要は減少することはないとしています。

 

Wixは、来たる競争に備えての課題のリスト上で、エージェンシーの成長の抜け道としてはローカルな市場に注目することの重要性を強調しています。

 

「世界規模の提供サービスの魅力は減少し続け、地元エージェンシーの復活が進むでしょう。」

 

エージェンシーは周辺地域に着目し、地元企業との関係を築くべきなのです。

 

 

 

変化する競争相手

レポートで強調されている課題の1つは、クライアント自体が競合他社となっていることです。

 

クライアントは年々、デジタルマーケティングを自前で実行するようになっています。このトレンドは、GoogleやFacebook AdsなどのDIY広告プラットフォームによってますます活発になっていきます。

 

そこで、社内でできると思っていることをアウトソーシングすることの価値を理解していないクライアントに、その価値を証明する必要がこれまで以上にあるのです。

 

エージェンシーが目立つためにすることとしては、自らの位置を明確にすることです。自分達はジェネラリストか、スペシャリストか?グローバル的か?ローカル的なのか?

 

Wixレポートより:

「今後エージェンシーはクライアントのマーケティング戦略に対して、ジェネラリストかスペシャリストかのアプローチを取り、グローバルかローカルのどちらなのか明確に定義しなければなりません。」

 

 

 

教育者としてのデジタルマーケティングエージェンシー

エージェンシーは特定のタスクやサービスを実行するために雇われたベンダーなのではなく、戦略家としての価値があることを示すような積極的なアプローチを取ることを薦めます。

 

エージェンシーは、豊富な経験から成り立つデジタルのマーケティング戦略の価値についてクライアントにインプットしていくことになります。

 

主なセールスポイントを示すようなクリアなアプローチが必要になってくるでしょう。場合によっては、SEOやコンテンツマーケティングなど特定のサービスに焦点を当てることかもしれないし、他の場合では、包括的なアプローチが合っていることもあるでしょう。

 

いずれにせよ、自らが提供しているサービスの特徴をどのように伝えるかは、エージェンシーの大切な仕事の一つなのです。

 

また、Wixは、エージェンシーの特徴づけとしてグローバルではなくローカルなアプローチを取ることが、他と差別化しようとする場合に特に有効だと述べています。

 

 

 

成長の機会

Wixの会議に参加したエージェンシーは、成長機会の課題は「ハイクオリティのデザインの提供」と挙げ、次いで付加的なマーケティングサービスの提供を挙げています。

 

 

総合的なアプローチを提供できるエージェンシーは、デジタルキャンペーンには多くの不確定要素があることに戸惑うクライアントに真の価値を見出させることができます。

 

Wixは、エージェンシーは単にデジタルサービスにフォーカスするのではなく、ビジネスソリューションを提示する立場を取ることも薦めています。

 

このスタンスは、長期的にクライアントに実りのある結果を提供するようになるため、エージェンシーはより高いレベルの戦略に対してさらなる費用を請求することができます。

 

 

 

トレンドを見定める役割としてのエージェンシー

エージェンシーは、感情に訴えかける最先端の戦略を提供できるように、デジタルトレンドを常に把握する責任があります。

 

近年、デジタルマーケティングの最先端トレンドには、ウェブサイト開発、SEO、ソーシャルメディアマーケティングがありますが、メールマーケティングとアプリ作成の需要は減少しています。

 

トレンドは絶えず変化するため、エージェンシーは常に新しいトレンドや新しいトレンドに遅れないようにすることが重要で、業界は変化が早く、難しい課題となっています。

 

最近のデジタルマーケティングの技術トレンドには、ゼロコードWeb開発、仮想/拡張現実、音声起動システム、AIおよびIoT(モノのインターネット)などがあります。

 

今後の課題に対処し、継続的な成長と成功を模索する方法の詳細については、Wixの電子書籍「2020年のデジタルエージェンシー:未来への展望」をダウンロードしてみましょう。

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